十七話 実践準備4
初めの投稿です。
誤字脱字や矛盾点など多いと思いますが、コメントなどでお教えください。
よろしくお願いします。
どれ、スライムのステータスを確認してみるか。
〈鑑定〉!
ブンッ。
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【名前】 ファイア
【種族】 スライム
【レベル】 1
【年齢】 なし
【職業】 なし
【体力】 10/10
【魔力】 100/100
【攻撃力】 20
【魔法攻撃力】 25
【防御力】 55
【魔法防御力】 50
【敏捷性】 45
【器用さ】 40
【スキル】
《武術系》
〈武術Lv.MAX〉〈体術Lv.MAX〉
〈身体強化Lv.MAX〉
《技能系》
〈鑑定Lv..MAX〉〈収納Lv.MAX〉
〈偽造Lv.MAX〉〈計算Lv.MAX〉
〈意思疎通Lv.MAX〉〈念話Lv.MAX〉
《生産系》
なし
《耐性系》
〈物理攻撃耐性Lv.MAX〉〈毒耐性Lv.MAX〉
〈魔法攻撃耐性Lv.MAX〉〈麻痺耐性LV.MAX〉
〈精神攻撃耐性Lv.MAX〉〈混乱耐性Lv.MAX〉
〈即死耐性Lv.MAX〉〈恐怖耐性Lv.MAX〉
〈熱変動耐性Lv.MAX〉〈病気耐性Lv.MAX〉
《その他》
〈限界突破Lv.MAX〉
【魔法・魔術】
《魔法》
〈火魔法Lv.MAX〉
《魔術》
なし
《魔法補助系》
〈魔力操作Lv.MAX〉〈無詠唱Lv.MAX〉
〈平行詠唱Lv.MAX〉
〈魔力回復量上昇Lv.MAX〉
〈魔力回復速度上昇Lv.MAX〉
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うーむ、強いのか弱いのかわからんな。他のスライム達も魔法が違うだけで後は同じステータスだからな。
『最弱の魔物ですが名前をつけられた事により多少強くなったようです。スライム達は攻撃より防御の方が優れているようですね』
スライムの確認も終わったしダンジョンへ行こう!って思ったんだけどダンジョンってどんなところなの?
『ダンジョンには色々な種類があります。今回行く超級ダンジョンは魔物の平均レベルが上層500、中層600〜700、下層800〜999という超級ダンジョンの中でもトップクラスでハイレベルなダンジョンです』
初めてのダンジョンでそのレベルに挑むの?ナビーの事は信じてるけどキツくない?ファイア達大丈夫?
『今のままで中層後半あたりのレベルになると厳しいですが、今のままでも上層は楽勝ですしそれによりレベルアップすれば問題ありません』
ダンジョンって危険なところなんだよね?なんでみんな挑むの?
『ほとんどは、ダンジョンの財宝や魔道具などが目当てです』
お宝か。それって今から行くダンジョンにもあるの?
『もちろんあります。今まで誰も挑んでないダンジョンなので沢山あります。それに超級ともなればかなり高性能な魔道具などもあります』
そっか〜楽しみだけど、やっぱり心配だな。そーいえば俺、武器持ってないけど大丈夫かな?
『大丈夫です。魔法もありますし、〈体術〉スキルもありますから。ダンジョンで見つけた財宝に気に入ったのが有れば使ってみたらどうですか?』
そうだね。そうしよう。そういや、さっき聞きそびれたけどスライムの〈形態変化〉スキルってなんなの?
『〈形態変化〉スキルは形を自由自在に変えるスキルです。人間などが持っていても意味はないのですが、スライムのような半個体半液体の生物が持つと色々と汎用性に富みます。例えば、ロープになったり自分から触手のようなものを出したりとかなり応用の効くスキルです。そこに〈硬化〉スキルがあればスライムを武器として使うこともできましたが、』
面白そうだけどスライムを武器として使うのはちょっと俺には無理かな。話戻してダンジョンのことだけど、他に注意することってある?
『ダンジョンで注意することは主に三つです。一つ目は魔物。ダンジョンののメインエネミーです。超級ともなると知性を持っている魔物もいるので、下層の魔物などはかなり手強くなっているはずです。倒せばアイテムをドロップします。主に自分の素材ですが、たまに武器や魔道具も落とします。魔物には必ず魔石という心臓のようなものが存在し、魔石は必ず落とします。
二つ目はトラップです。トラップは多種多様で、ダンジョンのレベルが上がるごとにトラップの隠し方も巧妙になり、超級ともなると宝箱にもトラップが仕掛けてあります。気を付けなければならないのは魔物との戦闘中に誤ってトラップを起動してしまうことです。三つ目はフィールドエネミーです。これはダンジョン内の環境のことです。ダンジョン内の環境はそれぞれ異なっており、マグマの吹き出る火山の階層があれば、凍てつく吹雪が吹き付けてくる極寒の階層など様々なフィールドエネミーがあります。ですがマスター達なら〈無魔法Lv.MAX〉の〈探知〉で魔物の位置、宝箱の位置などが把握できますし、フィールドエネミーもマスターの環境変化でなんとかなりますのでそこまで苦労しないでしょう。さらに、うまく〈探知〉と〈鑑定Lv.MAX〉を合わせることができれば対面する前から相手の強さがわかったり、どんな罠が仕掛けてあるかわかるでしょう』
なんか、ナビーの話を聞いてると簡単に思えてきたな。でも油断せずに、気を付けて行こう。
さあ、ダンジョンに向かうか!
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