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百三十九話  VSアスモデウス2

初めての投稿です。

誤字•脱字や矛盾点も多いと思いますがコメントでお教えください。よろしくお願いします!



戦闘が開始してすぐにスライム達が魔法を放った。


〔いくよ〜!〈暗黒球連撃ダークヴォイドバスター〉!〕


〔こっちも〜!〈雷轟電撃雨ライトニングレイン〉!〕


〔それ〜!〈暴風天嵐刃テンペストエッジ〉!〕


3人が広範囲魔法を放つと吸血鬼ヴァンパイア達がどんどん倒れていく。最終的に残ったのは、吸血鬼ヴァンパイアが300体、上級吸血鬼アークヴァンパイアが200体、吸血鬼皇ヴァンパイアロードが100体だった。吸血鬼ヴァンパイアに至ってはほとんどが瀕死だ。だが、上級吸血鬼アークヴァンパイア吸血鬼皇ヴァンパイアロードは殆ど減ってないし、怪我もあまりしてないようだ。


「流石に上級吸血鬼アークヴァンパイアからは桁が違うか。そう簡単には行かないな」


〔む〜!倒しきれなかった〜!〕


「アース、ウィンド、ダーク、サンダー、タイム、グラビティ、ヒート、グラトニー達は残った吸血鬼ヴァンパイア達を倒して行ってくれ」


〔〔は〜い〕〕


「さあ、僕も行くか」


そう言ってアスモデウスへと向かって行く。


sideスライム達。


〔残った吸血鬼ヴァンパイア達を倒してくんだけど、どうやって倒す?〕


〔う〜ん、一体、一体、倒して行くのは時間がかかり過ぎるし、〕


〔纏めて倒そうとしても全員に当たらないから倒しきれないし、〕


〔〔どうしよっか〜?〕〕


〔うわっ!攻撃くるよ〜!〕


吸血鬼ヴァンパイア達が魔法をどんどん放ってくる。


〔任せて!〈暴食〉!〕


グラトニーが膜の様になってスライム達を囲う。そしてスライム達めがけて放たれた数百もの魔法を喰らい尽くす。


〔ふうっ〕


〔ありがと〜!〕


〔わかった〜!攻撃が当たらないなら、攻撃を大きくすれば良いんだよ!〕


〔もっと強い魔法を撃つの?〕


〔いや、これを使うんだ!〕


〔あ〜!この前マスターが強化してくれた奴!〕


そう言ってスライム達が取り出したのは一本の杖だった。


ーーーーーーーーーーーー

神狐魔杖しんこまじょうナインテイル

階級ランク神話級ゴッズ

備考:大賢杖フルシティに神狐:九尾の魔力を加え、表面にルーン文字を刻印した魔杖。

効果:魔力+ 10000000000、魔力攻撃力+2000000

〈杖術・極〉〈破壊修復〉〈サイズ調整〉〈召喚〉〈魔法範囲拡大・極〉〈魔力増幅・極〉〈魔法強化・極〉〈魔法保存・極〉〈千変万化・極〉〈狐の王・中〉

ーーーーーーーーーーーー


〔これだね!〕


〔そう!これで何とかなるはず!〕


〔やって見よう!〕


〔そうだね!〕


〔でも、〈魔法範囲拡大〉、〈魔力増幅〉、〈魔法強化〉何かで魔法の威力や範囲が強化されてるから、あまり強い魔法じゃない方がいいかも〕


〔たしかに、。なら、初級クラスの魔法で行こう!〕


〔〔わかった〜!〕〕


〔行くよ!〈鉱石弾アースボール〉!〕


〔それ〜!〈重力球グラビティボール〉!〕


〔うりゃ〜!〈加熱球ヒートボール〉!〕


アース、グラビティ、ヒートの3人がそれぞれ魔法を放った。すると3つの魔法は〈魔力増幅〉の効果で数が増え、〈魔法強化〉の効果で威力が上がり、〈魔法範囲拡大〉の効果で大きくなった。元々3つの初級クラスの直径数十センチの魔法が神狐魔杖ナインテイルのお陰で、数十個の中級クラスの直径数メートルの魔法となって吸血鬼ヴァンパイア達に襲いかかる。


「な、なんだと!?」


「ば、馬鹿な!?」


吸血鬼ヴァンパイア達が慌てふためきながら躱そうとしたり、防ごうとしたりする。


ドドドドドォォォン!


3人の放った魔法が吸血鬼ヴァンパイア達に当たり、土煙が上がった。土煙が晴れると人数を大幅に減らした吸血鬼ヴァンパイア達がいた。


「くそっ!吸血鬼ヴァンパイア共は殆どやられてしまった!」


上級吸血鬼アークヴァンパイア共も半数近くがやられている」


「残ったのは前の半分程度か、くそっ!」


「スライム風情が!舐めやがって!」


上級吸血鬼アークヴァンパイア達が一斉に魔法を放ってきた。


〔うわっ!この数は大変だよ〜!〕


〔任せて!僕が引き寄せるよ!〈重力引寄グラビティアトラクト〉!〕


〔僕も手伝うよ!〈固有時間遅延クロノスディレイ〉!〕


グラビティの〈重力魔法〉によって上級吸血鬼アークヴァンパイア達が放った魔法が全てグラビティに引き寄せられ、タイムの〈時刻魔法〉によって魔法のスピードが限りなく遅くなる。


〔これならいけるよ〜!〈暴食〉!〕


そう言ってグラトニーがグラビティの前に出て、魔法をどんどん喰らって行く。


〔ふうっ。ごちそうさま〜!〕


〔皆で一斉攻撃しよう!〕


〔わかった!行くよ!〈乱風槍ウィンドスピア〉!〕


〔こっちも!〈鉱石槍アースランス〉!〕


〔てりゃ〜!〈暗黒槍ダークランス!〕


〔ほいっ!〈雷撃槍サンダースピア〉!〕


〔それっ!〈重力槍グラビティランス〉!〕


〔おりゃ〜!〈加熱槍ヒートスピア〉!〕


〔僕はこれだ!〈固有時間加速クロノアクセラレート〉!〕


それぞれの放った魔法が先程の様に数が増え、威力が上がり、大きくなって飛んで行く。更にクロノスの〈時刻魔法〉によってスピードも上がってた。


「何度も喰らってたまるか!」


上級吸血鬼アークヴァンパイア達がそう言って防御魔法を展開しようとしたその時、1人の吸血鬼皇ヴァンパイアロードが叫んだ!


「ば、馬鹿な!何故〈火炎槍ファイヤーランス〉が飛んで来ている!」


「こっちには〈水流槍ウォータースピア〉だ!」


「他にも〈輝光槍シャイニングスピア〉や、〈氷結槍アイスランス〉もあるぞ!」


「早く防御魔法を展開せねば!〈火炎壁ファイヤーウォール〉!」


「そうだな!〈水流壁ウォーターウォール〉!」


「ああ!〈輝光壁ライトウォール〉!」


「これで大丈夫だ!〈氷結壁アイスウォール〉!」


吸血鬼皇ヴァンパイアロード達がどんどん防御魔法を展開して行く。


「残念だったな!どんな手品か知らないが、魔法がわかって仕舞えばなんて事無いのだ!」


〔それはどうかな〜?〕


「何?」


「ぐっ、ぐわあぁぁ!」


「何だ!?」


吸血鬼皇ヴァンパイアロード達が辺りを見回すとスライム達の攻撃魔法を喰らってどんどん倒れて行く仲間達が目に写った。


「ば、馬鹿な!防御魔法を展開してるんだぞ!」


〔残念でした!この魔法は僕達が放った魔法だから、その属性の防御魔法じゃ意味ないよ〜!〕


「な、何だと!?だが、あれは確実に〈火炎槍ファイヤーランス〉だったぞ!どう言う事だ!?」


〔それはこの杖の効果の一つ、〈千変万化・極〉の効果だよ!〕


〔そう。〈千変万化・極〉は放った魔法を違う魔法の見た目に変える事が出来る〕


〔だから、〈鉱石槍アースランス〉を〈火炎槍ファイヤーランス〉と同じ見た目にしたんだ!〕


「そ、そんな馬鹿な!」


〔そして、見当外れな防御魔法を展開しても意味がない〕


〔更に僕達の魔法は神狐魔杖ナインテイルのお陰で強化されている!〕


〔僕達の勝ちだよ!吸血鬼皇ヴァンパイアロードさん達!〕


「くっ、くそおぉぉ!」


そして、最後の吸血鬼皇ヴァンパイアロードが倒れ、そこに立っているのはスライム達だけとなった。


〔やったね!〕


〔うん!マスターが強化してくれた杖のおかげだよ!〕


〔後でマスターにお礼を言おう!〕


〔〔賛成!!〕〕


こうしてスライム達と吸血鬼皇ヴァンパイアロード達の戦いは終わった。



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[気になる点] 吸血鬼皇が吸血鬼王になってる。
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