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百三十六話  街中での戦闘2

投稿遅れた申し訳ありません。予約投稿していたつもりが、なってませんでした。

初めての投稿です。

誤字•脱字や矛盾点も多いと思いますがコメントでお教えください。よろしくお願いします!



sideゲイル、クマラ。


「〔(さて、私達はあの2人ですね)〕」


「〔(ああ。どう倒すか、)〕」


「はっ!まさかAランクの魔物なら倒せると思ってるのか!?」


「そうだ!俺達は“常闇のローブ”のお陰で今はAランクに匹敵する!」


「〔誰も聞いてないのですから〈念話〉はやめましょう〕」


「〔そうだな〕」


「しゃ、喋った!」


「喋るなんて、相当知能が高い、いや、使役されてるからに決まってる!」


「そうだ!喋る魔物なんて高ランクの魔物以外あり得ない!」


「〔御託はいいからかかって来い〕」


「〔ええ。相手になります。ただし、少し痛くなりますが、構いませんよね?〕」


「魔物風情が、舐めるなぁぁぁぁぁ!」


「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇ!」


吸血鬼ヴァンパイアの2人が飛びかかって来た。


「〔ハッ!〕」


「〔セイッ!〕」


ゲイルとクマラがそれぞれ空に飛び、横に飛びのき、攻撃を躱す。


「ちょこまかと!」


「魔法攻撃だ!」


「おう!“火よ、槍となりて敵を貫け!”〈火炎槍ファイヤーランス〉!」


「“風よ、槍となりて敵を貫け!”〈乱風槍ウインドスピア〉!」


吸血鬼ヴァンパイア達が放った火と風の槍がゲイルとクマラに飛んで行く。


「〔では、私達も〕」


「〔ああ。〈雷撃槍サンダースピア〉!〕」


「〔私はこちらで。〈氷結槍アイスランス〉!〕」


ドォォォォォォォン!


ゲイルとクマラはそれぞれ雷と氷の槍を放ち、吸血鬼ヴァンパイアの魔法と相打ちになった。


「〔これで終わりだ。〈電撃雨サンダーレイン〉!〕」


「〔〈融合〉の力見せてあげます。〈幻影乱舞イリュージョン〉!〕」


「〔〔複合魔法!〈幻影雷雨イリュージョナルサンダー〉!〕〕」


ゲイルの放った雷の雨が、クマラの幻惑魔法によって数百になる。更にクマラの新たなスキル〈虚実反転〉によって幻が本物となり、数百の雷の雨が降り注ぐ。


「「ぐ、ぐあぁぁぁぁぁぁ!」」


「〔終わりましたね〕」


「〔そうだな。皆はどうかな?〕」




sideアース、ウィンド、ヒート。


〔僕達も行こう〜〕


〔そうだね〜〕


〔うん〕


「スライム如きすぐに片付けてやる!喰らえ!“風よ、刃となりて敵を切り裂け”〈竜巻刃トルネードカッター〉!」


〔僕も〜!〈竜巻刃トルネードカッター〉!〕


ズバァァァン!


2人の魔法が衝突して相殺し合う。


「くっ!ならこれだ!“土よ、棘となりて敵を穿ち抜け”〈鉱石棘アースニードル〉!」


アース達に向けて地面から棘が生えてくる。


〔ならこれ。〈大地均整ロックフォーミング〉〕


迫り来る棘に対してアースが大地を平にする魔法を使い、棘を無くす。


「くそっ!スライム如きに俺の魔法が悉く防がれるだと!」


〔今度はこっちの番だよ〜。〈熱加速ヒートアクセル〉!〕


ドォン、ドォン、ドゴォン、ドガン!


〈身体硬化〉を発動させて体を硬くし、〈振動魔法〉で自分を加速させて超高速で突撃を繰り返して行く。


「ぐっ、がっ、ぐぬぅ、ぐあっ!調子に乗るなよ!“闇よ、辺りを覆い爆発せよ”〈暗黒爆発ダークバースト〉」


ドカァァン!


〔うわっ!危ない〜!〕


「くそっ!ちょこまかと!」


〔中々決めれないね〜〕


〔あれ、行っちゃう?〕


〔練習したやつ?やる?〕


〔いいよ。それで決めよう〕


〔うん!〕


〔オッケー!〕


〔〈大地突破槍グランドランス〉!〕


〔〈暴風天嵐刃テンペストエッジ〉!〕


〔〈共振破壊波レゾナンスヴァイブ〉!〕


〔〔〔〈融合〉!!!〕〕〕


〔〔〔複合魔法!〈嵐刃共振大地槍タイラントヴァイブランス〉!〕


アースの槍にウィンドの風の刃を纏わせヒートの振動を複数起こしあらゆる物を破壊する波を乗せて放つ。


「な、なんだその魔法は!く、くそっ!」


吸血鬼ヴァンパイアが逃げ出した。


〔逃げても無駄だよ〜。僕の風で誘導してずっと追尾するからね〕


「な、何だと!?くそっ!守れ!〈血液盾ブラッドシールド〉!」


吸血鬼ヴァンパイアが自分の手首を少し切りつけ、流れ出た血液で盾を作り構えた。


ドグォォォォォォォォン!


吸血鬼ヴァンパイアは守りの態勢になったが、盾にアース達の魔法が直撃すると、とてつも無い音をたて、煙が晴れた後は何も残って居なかった。


〔ふぅ。終わったね〕


〔ね〜!〕


〔うん。あ!〕


〔どうしたの?〕


吸血鬼ヴァンパイアって捕まえなきゃダメじゃなかった?〕


〔あっ!〕


〔そー言えばそうだった!どうしよう!〕


〔マスターに怒られちゃう!〕




sideダーク、サンダー、グラビティ。


〔僕達はあの人だね〕


〔うん〕


〔どうする?〕


〔僕に任せて。使ってみたい魔法があるんだ〕


〔使ってみたい魔法?〕


〔わかったよ〜。僕達はその間ダークを守るんだね〕


〔うん!〕


〔お願い〕


「ふん。スライム三体如き魔法一発で終わりだ。“水よ、槍となりて敵を貫け”〈水流槍(ウォータースピア)〉!」


〔わ!魔法が来たよ!〕


〔任せて!〈重力反射(グラビティリフレクト)〉!〕


グラビティが〈重力魔法〉で跳ね返す。


「な、なにぃぃぃぃぃぃぃ!」


ドォォォォン。


跳ね返った魔法が吸血鬼(ヴァンパイア)に当たった。


「く、くそっ!どうなってるんだ!」


土煙がはれ、ギリギリで躱したのか、左腕が無くなってる吸血鬼ヴァンパイアが見えてきた。


〔へへ〜ん!〕


「くそぅ!ならこれでどうだ!“水よ、波となりて敵を飲み込め”〈水流波浪ウォーターウェーブ〉!」


吸血鬼ヴァンパイアが攻撃面積の広い魔法を放ってきた。


〔これじゃあ跳ね返せないよ〜〕


〔なら僕が。〈竜雷撃ドラゴンライトニング〉!〕


バチバチバチバチィィ!


雷でできた竜が目の前の波に向かって行く。


ジュゴゥワァァァ!


そのまま波に突っ込むと波がどんどん蒸発して行った。


〔どうだ!〕


「ちっ!ならばこれでどうだ!〈血液棘ブラッドニードル〉!」


吸血鬼ヴァンパイアが自分の手首を切り、飛ばして来た血液が固まり棘になって襲って来る。


〔あれは危ないよね〜?〕


〔うん。防がなきゃ。〈重力壁グラビティウォール〉!〕


〔僕も手を貸すよ。〈電撃流波サンダーウェーブ〉!〕


〔〔スキル〈融合〉発動!!複合魔法〈重雷複合防壁グラビティサンダーウォール〉!〕〕


上下左右ごちゃ混ぜに重力がかかる壁の中を超電力の波が荒れ狂って流れている。触れただけで体はひしゃげ、電流に身を焼かれるであろう防壁がダーク、サンダー、グラビティの3人を守る。


バチバチ、ドゴォン!


吸血鬼ヴァンパイアの放った〈血液棘ブラッドニードル〉はグラビティとサンダーの魔法に防がれた。


「くそっ!なんだこの魔法は!」


〔お待たせ〜!魔力が練れたよ!〕


〔お〜!〕


〔やっちゃって、ダーク!〕


〔は〜い。行くよ〜!〈暗黒圧殺球体闇舞踊ヨトゥンヘイム〉!〕


セイヤと暴食のベルゼブブが戦った時にベルゼブブが使い、セイヤを一回殺した〈暗黒魔法〉最強の魔法が吸血鬼ヴァンパイアに襲い掛かる。


「な、なんだこの魔法は!尋常では無い魔力量だ!く、くそっ!避けられない!」


〔無駄だよ〜!もう捕まえたからね〜!〕


「ぐっ、ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


ダーク放った黒い球体がどんどん広がり吸血鬼ヴァンパイアを飲み込んで広がりきった。球体の中は超重力がありとあらゆる方向にかかっていてまともに立つ事も出来ない。気を抜けば重力嵐に体を引き裂かれるだろう。更に球体の中を直径50センチくらいの黒い球体状のブラックホールが何個も飛び回っている。吸血鬼ヴァンパイアが重力嵐に翻弄されながら、球状のブラックホールにどんどん消し飛ばされて行きその身を消した。


〔終わったね〜〕


〔うん。それにしてもすごい魔法だったね!〕


〔マスターと暴食のベルゼブブとの戦いの話を聞いてから使って見たかったんだ〜。上手くいって良かったよ〜。まだ魔力を練るのに時間が凄いかかるけど、〕


〔それでもすごかったよ!〕


〔あっ!そう言えば吸血鬼ヴァンパイアは生け捕りじゃなかったっけ?〕


〔あっ!〕


〔あっ!〕



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