表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

116/145

百十六話  依頼に向けて

初めての投稿です。

誤字•脱字や矛盾点も多いと思いますがコメントでお教えください。よろしくお願いします!



陛下への謁見も終わったし、家に帰ろう。


「〔ねえ、マスター。家に帰ったらどうするの〜?〕」


「そうだな〜。王都でも冒険者活動はするからな、その為に出来る事を考えようかな」


神界に行った時に言われたけど、僕のスキルはかなり多いからな。それを使いこなせる様になりたいな。後は〈融合〉も試してみたいし。そろそろ着くかな。


〔ついた〜!〕


「よし、皆集まれ〜!」


〔〔〔〔〔は〜い!〕〕〕〕〕


「これからの予定を発表するぞ〜!」


〔〔〔〔〔何するの〜?〕〕〕〕〕


「まず、これからの僕達についてだけど、基本的にバラけて過ごそうと思う」


〔〔〔〔〔え〜!なんで〜!〕〕〕〕〕


「皆でまとまって過ごすのも良いけど、せっかくだから自分の目で色々なものを見て、聞いて、感じて、自分を高めて欲しいんだ」


〔〔〔〔〔え〜。でもな〜〕〕〕〕〕


「でも、最低二人一組以上で行動は絶対だ。それに別にずっとって訳じゃない。何かあった時はもちろん、何もなくても力を合わせたり、その時に応じてだ。それに1番の目的は「楽しむ」事だ。これを忘れるな」


〔〔〔〔〔は〜い!〕〕〕〕〕


「よし、じゃあ改めて予定を発表だ。まずは領地を開墾かいこんする事だ。まず、建物を建てる事はビルドをリーダーとしてビルドの眷属達が、畑を作り、作物を育てるのはファームとプラントをリーダーとして2人の眷属達が、それのサポートとして体調面を考慮してメディスンを、食事を考慮してキングを、そして統括としてサリーを派遣しようと思う」


〔〔〔わかった〜!任せて!〕〕〕


「そして力仕事と防衛の面を考慮してキング、クイーン、ジャックを筆頭に軍隊ゴーレムを派遣しよう」


キング、クイーン、ジャックは前に作った指揮官ゴーレム、軍師ゴーレム、将軍ゴーレムの名前だ。この3人は軍隊ゴーレムの指揮官達だ。そして軍隊ゴーレムの幹部が騎士ゴーレムのリーダーナイト、魔導ゴーレムのリーダービショップ、城塞ゴーレムのリーダールークの3人だ。そして兵隊として兵士ゴーレム達を派遣する。

スライムの眷属といい、ゴーレム達といい、指揮系統は単純だ。

騎士ゴーレムで説明しよう。騎士ゴーレムは全体で2,000体いる。騎士ゴーレムのリーダーナイトがトップでその下に大隊長がいて、中隊長がいて、小隊長がいる。それぞれに部下がいる。命令権は小隊長の上が中隊長、中隊長の上が大隊長、大隊長の上にリーダーがいる、って感じだな。眷属スライムも同じだな。


[[[お任せください]]]


「頼んだぞ。何かあったらすぐに報告をな」


「後は、そうだな。ディビィは情報収集を頼みたい。勇者召喚の儀式の事とか、聖女の事、そして邪神の事何かだな」


〔わかりました〕


「残りのメンバーは冒険者活動をしたり、スライム商会を手伝ったりしてくれ。スライミルの開墾のヘルプに行ったりな」


〔〔〔は〜い〕〕〕


「〔セイヤ殿はどうするんだ?〕」


「僕は自分のスキルを確認したり、ダンジョンを改装したりかな。何回も言うけど何かあったらすぐに連絡する事、いいね?」


〔〔〔〔〔はーい!〕〕〕〕〕


「じゃあ、解散!」


〔〔〔〔〔がんばるぞ〜!〕〕〕〕〕


皆行ったか。さて、自分の事をしなければな。まずは〈融合〉で出来る事を確認しなきゃな。ナビー、頼む。


『お任せください。まずスキル〈融合〉はあらゆる物を融合することが出来るスキルです。マスターの使う〈複合魔法〉も〈融合〉の一つですね。スキルが無くても使えていたのは〈魔力制御〉があったからです』


ここまではシリカ様が言っていた事だな。


『ちなみにですが私がやっているスキルの統合も〈融合〉の一つです』


そうなのか。なら〈融合〉スキルも〈神の知識ラファエル〉に統合しよう。


『わかりました。…統合完了しました』


よし。


『では、〈融合〉スキルで出来る事ですが、まずは〈複合魔法〉を複数人で出来るようになりました』


それって凄い事なのか?


『はい。本来魔力と言うのは各個体によって波長のような物が存在し、その波長が完全に一致しないと複数人の魔法が合わさる事はありません。中には一卵性双生児、つまり双子ですね、が稀に使えるような物です』


そうなのか。って事は〈融合〉スキルを持っている者同士だと簡単に〈複合魔法〉が使えるって事か?


『はい。そして、1人で行う〈複合魔法〉より2人で行う〈複合魔法〉の方が威力は強いです』


凄いな。〈融合〉スキル。他にもあるのか?


『あるにはありますがこちらはマスターが既に出来る事なのです』


一応説明だけ聞くよ。


『わかりました。他には〈剣術〉スキルと〈魔法〉を融合した〈魔剣術〉と言う物もあります。これは〈剣術〉に限らずあらゆる武器で行えます。効果はマスターの〈魔闘術〉と同じですね』


〈魔闘術〉もそうなのか。他には?


『今は特に無いですね』


そうか。なあ、僕にはナビーがいるだろう?〈融合〉スキルを使えば僕とナビーの2人で〈複合魔法〉って放てないのか?


『可能です』


おお!って事は他から見ると僕は1人なのに、複数人で使う〈複合魔法〉に匹敵する威力の〈複合魔法〉を使える訳だ!これは凄いな。今度練習しよう。それと従魔の皆にも付与しとこう。


「よし、〈融合〉スキルの事はわかったな。後は何をしようか。そうだな。転移陣ポータルを置く場所の警備をするゴーレムでも作るか」


転移陣ポータルを守る為だから、城塞ゴーレムを元にして作るかな。


✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎


11月19日。夕方。


「出来た!どれどれ最終確認だ。〈神眼〉!」

ーーーーーーーーーーーーーーー


【名前】     クローバーゴーレム:守護者

【種族】     人型ゴーレム

【レベル】    2500

【年齢】     なし

【職業】     守護者

《残りステータスポイント:0》

【体力】     4500000000/4500000000

【魔力】     60000000000/60000000000


《残りステータスポイント:0》

【攻撃力】     7400000

【魔法攻撃力】   7300000

【防御力】     7900000

【魔法防御力】   7900000

【敏捷性】     7200000

【器用さ】     7500000


【スキル】

《武術系》

〈武神Lv.MAX〉〈守護神Lv.MAX〉

〈捕縛術Lv.MAX〉

《身体系》

〈金剛神体Lv.MAX〉〈気功王Lv.MAX〉

〈体力回復量上昇Lv.MAX〉〈重量操作Lv.MAX〉

〈体力回復速度上昇Lv.MAX〉

《技能系》

〈収納Lv.MAX〉〈偽造Lv.MAX〉

〈手加減Lv.MAX〉

《索敵系》

〈索敵神Lv.MAX〉〈斥候神Lv.MAX〉

《生産系》

なし

《耐性系》

〈物理攻撃耐性Lv.MAX〉〈魔法攻撃耐性Lv.MAX〉

〈状態異常無効Lv.MAX〉〈熱変動無効Lv.MAX〉

《その他》

〈言語能力Lv.MAX〉〈限界突破Lv.MAX〉

〈空間断絶Lv.MAX〉

《ユニーク》

〈融合Lv.MAX〉


【魔法・魔術】

《魔法》

〈魔導王Lv.MAX〉〈回復魔法Lv.MAX〉

《魔術》

〈結界術Lv.MAX〉〈魔法陣術Lv.MAX〉

《魔法補助系》

〈補助王Lv.MAX〉

〈魔力回復量上昇Lv.MAX〉

〈魔力回復速度上昇Lv.MAX〉


ーーーーーーーーーーーーーーー


これが転移陣ポータルを警護するゴーレムだ。スキルは城塞ゴーレムに近いけどステータスは全然違う。指揮官ゴーレムのキングより強い。何故キングよりレベルが低いのに、ステータスが高いかと言うと〈融合〉スキルのおかげだった。〈融合〉スキルでゴーレムのステータスポイントを決める魔石を魔石同士で〈融合〉させると普通の魔石よりも強力な魔石が出来た。それを使ったらこうなったのだ。後で他のゴーレム達も強化しとこう。


「そろそろ晩御飯だな」


と食堂に向かおうとしたら時、


ドグォオオオオオン!


もの凄い轟音が鳴り響いた。


「なんだ!何があった!」


『大変です!西門付近に突然魔物の大群が現れました!さらにその中には古龍種エンシェントドラゴンがいます!今の音は古龍種エンシェントドラゴンの攻撃で西側の城壁が崩れた音です!』


「なんだって!」



気に入っていただけたなら評価の方をお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ