一話 転生1
初めての投稿です。
誤字•脱字や矛盾点も多いと思いますがコメントでお教えください。よろしくお願いします!
〜お知らせ〜
この小説のタイトルを
『スライムを主とした仲間達と異世界を生きていく』
から
仲間の従魔達の力と規格外ステータスで異世界を楽しく生きていく 〜戦闘は規格外ステータスで、生産は従魔のスキルで簡単にこなしちゃいます。自分達に出来ないことってあるかな?〜
に変更します。
僕は本田星夜ただの高校二年生だ。
さて、そんな僕は今おかしなことに遭遇している。どんなことかって?
真っ白な空間に立っており、なんか白い服着た人達が上から降りてきている。
待て待て待て待て。おかしいぞ、なんでこんなことになっている?ちょっと記憶を遡ってみよう。
俺は高校からの帰り道についていたはずだ。その時車のクラクションが聞こえて振り向いたらトラックがこっちに向かって突っ込んできており、、
そうだ。俺はトラックに轢かれたはずだ。走馬灯も見えて、ああ、俺このまま死んでいくのか?って思いながらだんだん意識がなくなっていき、目が覚めたらこの状態な訳か。うん、わけわからん。俺死んだんじゃないのか?ここは天国か?ってことはあの人達は天使か?
「いや、私達は天使じゃないよ」
!!
俺の考えてる事が読まれたのか!
「その通り」
「じゃ、あんた達は何者なんだ?」
「私達は異世界の神さ」
「神様だったのか。」
それにしても異世界ってなんだ?並行世界の事か?
「並行世界とは違うよ」
!また心の中を読まれた!
「じゃ、なんの事だよ?」
「私達の言ってる異世界っていうのはね君たちの言うところの剣と魔法の使えるファンタジーみたいな世界のことさ」
「そうか。で、その神様達が俺に何のようだよ?天罰でも与えるのか?」
「いや、その逆さ」
「どういうことだ?」
「君、随分と不幸な人生を送って来てたみたいだからね。」
!確かに俺は一般的に見ても不幸ってレベルじゃないほど不幸だった。
俺が五歳くらいの時に両親が事故でいなくなった。それからは親戚たちのところを転々として育ってきた。だが、その親戚達が酷い人達ばっかりだった。皆俺を厄介者扱いしてろくに食事も取れなかった。学校には行かせてくれたから、給食の時にはいつも大量に食べてた。でも家に帰ると家の仕事を押し付けられて少しでも不備があったら殴られたり蹴られたりされたから身体中に傷があったし、吐くこともよくあった。そんな生活が高校に入るまで続いた。高校に入ってからは毎日バイトをしながら頑張って生きてきた。だが、それももう終わった。
「いやほんと、苦労してきたね〜」
神様達の中の若い神様が声をかけてくれた。
まぁ、死んだんでもう苦労することもないかなと思うんだけど。っていうかこの神様若いな。七歳くらいじゃないか?
「むっ、こう見えても君よりは百億倍くらいは年取ってるんだからね〜」
!また読まれた
つーか百億倍って何歳だよ!まぁ、この見た目でも神様だからな。結構年取ってるのか。
「オホン、そろそろいいかい?話を戻すよ、そんな苦労してきた君には、特別に私たちの世界フォーラムへと招待します」
!今度は普通の青年が話しかけてきた。つーか異世界に招待?どういうことだ?怪しすぎる。これは夢なのか?死んだのは確かなはずだが。こいつらは神様ではなく悪魔なんじゃないのか?そうだきっとそうに違いない。このまま俺を騙して魂を食べる気なんだ。
「酷いな〜悪魔だなんて本当に神様だって!じゃ、詳しい説明する前に自己紹介をしようか!」
「ふむ、そうだね。その方がいいね。じゃ、まずは私からしようか」
なんか自己紹介をするみたいだ。悪魔じゃないのか?
「私は創造神オルドーラ。異世界を作った偉い神だよ。司る物は”創造と破壊”だ」
「僕は生命神ルタさ!万物の命を管理してるよ!司る物は”生命と死”さ!」
「私は恋愛神スキュよ。万物の性格を管理してるわ。司る物は”感情と理性”よ」
「俺は武神マグナだ!万物の武や戦いを管理してるぞ!司る物は”武道と戦争”だ!」
「私は魔導神ユリウス。万物の魔法を管理している。司る物は”魔法と魔術”だ」
「僕は獣神ライドだよ。生き物を管理している。司る物は”獣と魔物”だよ」
オ:「他にもあと二人いるんだけど都合が合わなくてこっちにこれなかったから向こうで紹介するね。その二人を含めた私達8柱がフォーラムの上位神さ。下位神はたくさんいるから紹介は省くよ。すまないね。時間がないからね」
「時間がないってどういうことだ?」
オ:「ああ、こっちの世界に居れる時間のことさ」
ル:「時間が経ち過ぎたらこっちの世界の輪廻転生の輪に加えられちゃうからね〜」
そうなのか。
オ:「理解できたかい?できたならフォーラムに向かいたいんだけど大丈夫かい?」
「ああ、大丈夫だ。未練もなんもないしな」
オ:「じゃ、向かうよ。」
そう言って創造神オルドーラが俺の手を取った。すると地面が輝きだし、気づいたら円卓の用意された空間に来ていた。そこには二人の人が座っていた。
オ:「さぁ、着いたよ。ここがフォーラムの神界さ」
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