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俺が理不尽です  作者: セロリM
変わった世界
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狂気の器 三階層?


まさか俺がじゃんけんで負けるとは・・・


━━ボッッ!!


見えない一撃が白夜を襲う


──パン!!!!!


空に血が弾け飛びちり、

見えない床に赤い絵を描く。




▽◇▽◇▽


「さて…この向こうにボス?が居ます誰がやりますか?」


──シーン


うんだよね!


何時もは率先して殺りたがる常世はオムレツ腹一杯食べて寝てる。


他の皆も気が乗らないみたいだし…


俺がやるかなぁ・・・


「じゃぁ、じゃんけんやな!」


「乗った!」


「良いですねこうゆうの。」


「イエス。」


あ、じゃんけんの流れか…じゃあ


「おkルールは?」


「目閉じ気配無し審判なつきんや!」


公平だな


「たのめるか?」


「了解ですよ」


じゃ


──じゃーんけーんぽん




◆▲◆▲◆



見事に負けたなぁー、俺ホントに運が良いのか?数値だけはアホみたいに高いけど。


しかも人事だと思いやがって縛りなんて付けやがってェ


ま、仕方がないね縛んないとこずくだけで死ぬもんな



透明な何かが腕を抑え、自分の腕を無くした元凶を睨み付ける


「しっかし此処一階層の真上だよな?」


白夜がそう呟き目の前の敵を無視して真下をみる


広がる大地は確かに一階層のものだその証拠に真っ赤な血の海、赤くグツグツ煮えたぎる大地が、血の海から線のように伸びている。


お、まだ燃えてる



透明な何かは気が逸れてる白夜に向かって自分の手下を投げつける

自分で攻撃をしてまた壊されるのが怖い、いや学んだと言うべきかもしれない。


飛んできた透明な何かを白夜は真っ黒な長刀で細胞も残らないくらいに斬り捨てる



「ホントにステータスを人間基準の250levelに、縛ってるのよね…智核ちゃん。」


「イエス。スキルは数個残してますけど強化系は全て使ってないですよ。」


「身体強化も使ってないとちゃう?」


「そのようですね。」


「ん、白くん魔法を使うみたい」



「ふうむ」


目の前のうじゃうじゃ群がる透明な何かを見て考える白夜


「埒が明かないな?【風刀】+【ライジングストーム】+【重圧】+【エンチャント複合】+【エンチャント収束】」


人差し指を立てその指に魔法やスキルを重ねがけする白夜



【風刀】刀の様に鋭く斬れる風を自分が特定した周りに自分の魔力依存で出現させる:系統武技[風魔法:3level]


【ライジングストーム】雷の纏った竜巻を自分の特定した場所に出現させる:系統武技[風魔法:5level]


【重圧】自分の特定した場所に重力の圧力を発生させる

:系統武技[重力魔法:2level]


【エンチャント複合】"自分"の発生させた魔法やスキルを複合する魔法:系統武技[付与魔法:7]


【エンチャント収束】発生した魔法やスキル、武技を収束させる魔法

:系統武技[付与魔法:8]



一変足りとも無駄の無い魔力が白夜の人差し指に収束される

その人差し指を剣を片手で上げるように掲げ。



振り下ろす。



──【剣・スラッシュ】+【解放】と。


無理やりの技術によって複合された魔力が収束、それを剣術の武技で振り下ろされたのと同時に全てを斬り砕く厄災が解放された


解放されたソレは扇状に被害をだす、目の前のものを切り刻み、砕き、灰にする。


50はいた透明な何かを全て平らげた後静かに消え去った。



「武技ね、使ってみた感じやっぱ声に出した方が威力上がってるのな?と、やっとおでましか」


白夜が魔力を集め出したのと同時に高く飛んだソレがようやく降りてきた。



さて何となく正体はわかるが一応【鑑定】と



▽《不可視の巨王インヴィ・ジャイアント》・見えざる巨王の侵略▽


存在レベル500〕

・情報率:20%



これ何でちょくちょく英語混じるのかな、たまに向こうの言語とごっちゃになってるし…


「まぁ、後でしらべるかや」


しかし持ってきたのは武器か…大剣?だなしかもそうとう大きいな。


まぁ巨神の指ほど大きく無いけど。


「武器も見えないのか…」


━━□□□□□□


━━◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇!!!!


音もせずに衝撃波だけが空間を走る


それに身を任せる様に空中に飛ぶ白夜


「へぇ~、音も消せるのか。」


感心する様に呟く白夜の顔は何処か微妙な表情だ。


「…でも」


━━□□□□□


右横凪払い。


━━□□□□


左上斬り。


━━□□□□□□


振り下ろし。


━━□□□□□□□□


左振り抜き。


振り抜かれた大剣の上に立つ白夜。



「三番煎じなんだよなぁ…。」


──【震脚・破】


軽やかに足踏みをするように足を振り下ろし大剣を砕く白夜。


そして砕かれた大剣が目に見えるようになる。



──ゴン!!!


空間を歪ませる程の魔力で腕を強化した巨王の拳と


なんの強化もしていない白夜の足が撃ち合う



弾かれたのは巨王の拳だった。


打ち上げられた腕は痺れまともに拳も握れなくなる。



「さてじゃ次は武技と武技を合わせてみるか。」


━━□□□□□□□□□!!!


「【不動】+【連脚】+【脚断絶】+【瞬撃】」



【不動】その場で自分の体を動かなくする体術、片足が足場に着いていることが必須条件となる:[体術:5level]


【連脚】怒涛の蹴りを魔力を込め放つ技。

:[脚術:3level]


【脚断絶】足に魔力を込め魔力の斬撃を放つ技。

:[脚術:6level]


【瞬撃】目にも止まらない連撃を放つ技。

:[体術:6level]



白夜の足が消え、次の瞬間、水滴の血を残して不可視の巨王は跡形も無くなった。



「終わり~」


うん、武技ね結構いいんじゃない?


理外系がアリだと倍化が便利過ぎて使わないけど合わせたらもっと強くなれそう♪


「おつ~」「お疲れ様です」


「イエス。とんでも光景がみれて満足です。」


「異常でも人間同士でもレベルが五十も離れてれば絶望しかないと聞いたのですけどね。」


「まぁ、やーくんは昔からこんな感じな気がする。」


「せやな」


「はい。」


「それな。」


ンー、褒められてる、、、だよな、、?


ま、まあ喜んどくかな。


「ブイ!ま、早く次行こ?」


みんなの返事を聞き透明な足場を後に。

ちゅうに現れた大きな扉に手を掛ける。









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