ブラックフェクト
嘘だろ俺ぇ
「ほらほら落ち込まへんの白くん」
「うぅまさか確認されてないダンジョンだなんて…せっかくギルドあると思って偽名まで作ったのに皆分…。」
「昔はあの妹城に入口を開けてたりしてたのですけど、まさか──」
白夜達は今くらいくらい水の中にいる
──深海に作るなんて。
「なんて破天荒な妹でしょう。」
「多分普通の洞窟にデストラップ仕掛ける智核には言われたく無いじゃないかなー」
「智核さんのダンジョンは敵の倍率がおかしいだよ」
確かによくよく考えてみるとおかしい、かもしれない?、倍でレベルが上がって行くならまだ分かるが、まさか10倍上がっていくとは…おかしいかな?
「蒼ちゃん、ひーちゃん、やめとき、うちらの修行ガチ勢が首をかしげてるで?」
「…?(白」
「…?(受」
「…?(創」
「まぁ、ゲームではおかしいのでしょう。でもクリアも進ませる気も一切無かったので…。」
「…それもそうか。ごめんなさい変なこと言った。」
「すまん、」
「大丈夫です、常識がまだ違うだけですよ。」
この嫁達本当ちゃんとしてるよなー、ケンカとかはないしだからって譲ってばかりじゃないだよなー、夫としての仲裁を一回もしたことない、まぁ仲良き事はいいことか!だからって蔑ろにしちゃダメだよな、でも家の嫁達裏がなさすぎて心配にならないだよなー。じゃれあいは多いけど。
「これはお詫びです。」
「俺からも…。」
「ありがとうございます。大切にさせていただきます。」
だからって俺の前で、小学校の時の俺の水着写真を渡すのはどうかと思う。
てかなんで持ってるの…?
ぽんぽん
「…?」
「どんまい!」
うちの嫁がかわいい
─ひし!
とりあえず抱き締めとこ…。
「わふふふ」
「「「「………」」」」
「分かるでー、とこよんのキャラは美味しいよなぁ、嫁ポジと娘ポジを同時に持っとるからな…。」
嫁達が寂しがってる…一人づつ抱き締めていいかな?
▽▲▽▲▽
結局あの後空間を創り出してしっぽりしてしまった。
まぁ嫁がかわあいのが悪い。
ちなみに皆疲れ果て寝てしまってるから一人で深海に進んでるーるるー。
寂しい…。
暗いし、なんかでっかいモンスター泳いでるし
─?
「あ、どうも」
━━オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
大口開けて突進してきた。デスヨネー。
「その巨体で大口開けると迫力あるよなー。」
殺すかな、と。
よし・・・確かスキル魔神王、腕…
次の瞬間、迫りくる巨体を軽く凌駕する腕が白夜から出現する
その腕はよく見ると無数の腕で出来ていて何処か見ているだけで気が狂いそうな威圧感を放っていた。
「あ、ちょっと海面にでた…ま、いいやこのまま握り潰すか」
手に口を塞がれてる格好のモンスターをそのまま手に乗っている蚊を握り潰すかの如く優しく潰す。
─ぷち
「あ、まだレベル上がってる天災系のスキルコンボ本当ぶっ壊れだよなー」
うん、腕もちゃんと戻せるな…
うーんもしかしてこのぶんだとダンジョンもみずだらけとかかな?
念には念をで船でも創ってみようかな船て言うか潜水艦だけど…
創ってみたかったし(本音
◆□◆□◆
「よし!出来た!」
1時間後
白夜の目の前に兎に角大きい船が出来ていた
「色はやっぱり黒だよなー!」
最初は潜水艦タイプにしようかと思ったけど普通に機能は魔法とか魔術で補えばいいしな!見た目は船にしてしまった
「後悔はない!」
てか普通に住めるようにしてしまった。
転移機能、移動速度強化、操縦性は抜群、設備も完備、魔力貯蔵量は一万年分!ネット環境も十分(どうやったのぉ?)
「うん!やり過ぎた!!でも格好いいからOKー!」
とりあえず皆を寝室に運ぼう!そして寂しいからちょめちょめしてから進もうそうしよう!
こうしてまた皆を疲れ果てさせ一人で進むことになる白夜だった
船の名前はブラックフェクト名前の由来特になし!
白夜がテンションで着けた名前だ。




