当主の座
ある生徒会長が白夜に連絡しようとするが、小学からの付き合いなのに連絡先を知らないことを嘆いてるなか白夜は源治と会っていた。
「それで?なんで俺に表に立たせたがるのかや?おじいちゃんや。」
「にょほほ!気づくかやはり?」
「もちのろん、だっていつもなら」
びし!と田之助を指差す白夜
「俺じゃなくてそうゆう役割は田之助の役割だからね!」
「それはそう。」
「なんといやな役割なのでしょう…。」
二人はしかしと思う
((グランドマスターの仕事だけはしっかりこなしてるだよなぁ))
「?」
「いや、、あぁ、そうじゃった表に立たせたがる理由じゃな?」
「そうそう、焦ってるように見えたからさ…?」
そう白夜が首をかしげ言うと、元治が悩ましそうに唸る。
「少々、てか大分困った事になっての?・・・白夜は式理を継いでくれる気はあるかの?」
「?別にいいけど、でも直人くんも分家の方々も居るでしょ…?」
「(白夜を家に引き取って本当によかったのぉ。儂と血縁が無いが、それでも儂に近しい器を持っている、はぁあ奴らにも"別にいいけど?"位いって欲しかったのぉ…揃いも揃ってこんな座を奪い合って下らん。)、、、白夜よお主を次期当主に決定する。」
「…?何故ぇ?」
「にょほほ!それはの?白夜以外の候補者が脱落したからじゃよ?」
「え?なにしてんの…?」
「強姦まがい、違法実験、ヤク摂取、(ry」
「うわぁ、あれ学校に直人くんの気配がなかったのも?」
「うむ、いまあやつは軟禁中じゃな、ちなみに監視役はボブちゃんじゃ!」
「おぉ!ボブちゃん!元気にしてる?」
白夜は筋肉ムキムキの黒肌が似合い笑顔がまぶしい漢女を思い浮かべる。
「うむ!相変わらず黒人系の竿役に出てくる様な姿で男を追いかけ回しておるわ!」
「おじいちゃん、竿役なんて言ったらボブちゃん傷つくよ?ボブちゃん誰よりも乙女なんだから!」
「そうじゃった、すまんのなしで!」
「しかし、ボブちゃん彼氏出来ないよねー」
「あやつそこらの女より乙女してるんじゃがなぁ」
「やはり性別の壁は厚いですね。。。」
「今度女体化薬か魔法作ってみるかな?」
「いいのー、出来たらボブちゃんも喜ぶじゃろ!」
すっかり当主の話からそれる三人であった。
それだけ三人とって当主の座と言うものはどうでもいいものなのだ。
それより一人の漢女の悩みの方が重要度が高いのだろう。
話は加菜恵や嫁達、メイド、居候を巻き込み朝まで続いていく。