"ギルド"誕生
大厄災の中でも最も人類に害をなした化物共がいる
その者達は一度の攻撃で都市を消し飛ばし
一息で命を何百と消した化物共
国が秘匿していた兵器を喰らいながら傷一つ付かず
最後の手段、決死の覚悟でただただ虐殺されるくらいなら、と落とした核は容易く飲み込まれた。
だがその化物共は飽きたのか、それとももともと興味など無かったか。
何億とゆう命を摘み取り。
ある山や廃都市、海、空、地中を縄張りとして、大厄災以降、縄張りから出てきてはいない。
その化物共を人類は後にこう名づけた。
━━五つの終末点
あの時、あのままあの化物共が暴れていたならば、人類は確実に滅びを迎えていただろうと、付けられた名だ。
今や、その縄張りに近づく事を固く禁じられている。
▽▼▽▼▽
大厄災が起きた日、最も被害が少なかった国がある。
それが日本、連絡手段が回復するまで最も滅んでいる可能性が高いと思われてた国だ。
何故か?簡単だ自分達の国も相当な化物に襲われたが、国その物を覆われた訳ではない。
連絡手段が回復して以降は日本は各国を救助に支援、軍の派遣と手を回した。
そして日本の中で分かっている情報を各国にある条件と共に渡した
最初はその糸を掴めないでいた各国は後に理解していくことになる。
だがそれは大分後の事だ、最初はもたらされた情報に各国は馬鹿にされてると感じた。
だが証拠を眼前に出され己を恥じた。
なぜか?それは、超常の事によって滅びかけているくせに、根拠の在る超常を喪った常識で頭ごなしに否定したからだ。
だがこれで各国、強者達が現れる条件がわかった。
そして日本は驚く事を告げる。
──ダンジョンと呼ばれるものが発生している。
これには不思議と各国は納得できた。あの化物達は何処から来たのか?
その場に居た人に聞けば皆口を揃えて言う、あの穴から出てきたと。
穴を封鎖をしたが中には入ろうとする人はいなかった。
いや正確には一度以降入ってはいない、だ。
入った者達は帰っては来なかった、一度の無線を気に一切の連絡が取れなく為った。
そして各国にはこれ以上命を無駄にかけることは許されない。
ならだ、ダンジョンを完全に封鎖をしてしまおうと意見が出た時だった
それに日本が待ったをかける。
それなら自分達に管理をさせて欲しいと。
それに対し破滅的な被害を受けた各国は何故かを考えず喜んだ。それ程に余裕が無かったからだ。
先ずは申し訳なさそうな表情を作り柔らかく断る、ここで喜んでしまえばどんな不利益を被らさせられるか。
だがここで引き下がられても困る、だからポーズを取るのだ申し訳ないとそこまで迷惑を掛けられないと。
そして数回の話し合いで日本が管理をするこに為った。
何故厄介を引き受けてくれるのか?と思ったが各国には自国の余裕が出来るならそれで良かった。
と言うか厄介払いが出来るとしか頭が回らなかった。
今は復興を最優先にしたかったからだ、人員もいない、物資も足りない、それなのに正体不明のモノを抱え込めと?ふざけるなと声を大にしたい所にこの提案だ。
渡りに船とはこの事だろう。
各国は安心した、数回話し合いのポーズを取り、トントン拍子に厄介払いが出来た。
さすが善人達だ!と細く笑みながら各国は喜んだ。
そして各国に"ギルド"と呼ばれる組合が後に、出来ることになる。
が、何故か冒険者ギルドと呼ばれる事の方な多くなり正式名称を8割の人間が知らないと言う事件が発生す事になる…。
こう、書きたい事をメモり設定の無駄を省き分かりやすく、単純にと考える内に文面が消えていく事が悩みのセロリマスターです。
今回もお読み下さりありがとうございます!




