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俺が理不尽です  作者: セロリM
理不尽様少し頑張る
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暴走と歌と理不尽


今日は皆の事を別目で眺めながら、魔導具まどうぐを作る。


さてまずは鍛治からやろうかな…と。

スキル検証は…後にするか。


まずは久しぶりに鈍ってないか…て言う程やったことなかったな?うんやってねぇな


◇◆◇◆◇


出来た刀を眺める。

うーん普通ぅ…ザ・普通!まあ確かに特別なことはしてねぇしなぁ。

ふつーに時間を掛けてふつーに作っただけだしな。


―鑑定


:普通の太刀 レア度:UR


・自称普通の太刀。耐久面は普通より頑丈。

切れ味はその刀身に触れただけで鉄程度なら切れ込みをいれる事が可能。ありふれた素材をその技術で素材以上の性能を持たせられた太刀、作った本人が普通と言うなら、これは"普通の太刀"なのだろう。


:作製者・式理白夜


「ごめんじゃん…」


成る程スキルに頼らなくても良い太刀を作れたようだ、よかった

しかし鍛冶師の爺さんに聞いたときはずーと普通て言われたのになぁ?


なんて疑問文を浮かべて固まっている白夜の元に休憩をしに来た、五式…いや式理蒼夏しきりそうな式理奏歌しきりそうかが固まっている白夜を見つけ後ろから抱きしめる


「シロー?なーに作ってんだ…?」


「太刀ですよね…?」


「あ、お帰り蒼夏、奏歌、うんスキル使わないで作ってみてどれくらいの腕があるかな…?て検証してたんだー」


それを聞き昔を思い出す二人


『出来た。見て?』


『おん…普通…』


『自信作……』


鍛冶の修行をしてるときの光景を思い出す二人

落ち込んだ白夜を慰める役を皆で競争したなと。


昔から白夜は寝る間も削り修行修行それに加えて私達との遊びや訓練には常に付き合ってくれた。


(それをあの糞爺ィ!白夜が作った刀を最後の一本以外全部普通で済ませやがってっ!せめて指摘してやれよッ!)


(なんて蒼夏は思ってるのでしょうね。)


奏歌は思い出すあの超ひねくれた頑固爺を。

いつも無愛想にしているのに白夜が刀を打つ姿を孫を見るような目で見てたこと。

刀を見せに来る白夜を眺め、無愛想な顔で口角だけいつもより本の少し上げながら普通と言った爺。


(白くんが本家を出た時ブチギレながら抗議しに来ましたね…あの時は確か元治様の駄々こねを見てで引いた爺が冷静になってくれなきゃ、今頃式理家は国宝の腕を無くしてましたね…)


「やっぱりいつ見ても白が打った刀は綺麗だよなぁー」


「ですねいつ見ても素晴らしい刀です」


それを聞き嬉しそうに微笑む白夜


「二人がそう言ってくれると自信持てるよっ、ありがと」


二人は顔を合わせないで意志疎通をする


(こうさ…)


(ええ分かりますよ蒼夏)


((やっぱり白〈くん〉の笑顔は破壊力抜群))


「そう言えば二人は休憩?」


「お、そうなんだよなー」


「はいそうなんです」


「じゃあはい」


白夜が手を二人の前に出すと、白夜の手が黒い靄に包まれ黒い靄が消えると三人分の菓子やジュースが白夜の手に現れる。


「俺も少し休むかな…」


「お?じゃ俺の進み具合を教えてしんぜようー」


「蒼夏の進み具合てまた威力が上がったくらいでしょ?まったく制御が課題なのに…」


「あーあーうるさーい俺アレの操作だけは苦手なんだよなっー?」


「あはは、蒼炎は操作が難しいからねぇ」


「あ、でもスキル覚えてから少しは良くなったんだぜ?」


「暴走力も上がりましたけどね…」


「しょんねぇだろ!?ユニークスキルでも暴走てスキルあるんだから!ムズイだからなっ!?ユニークスキル押さえるの!」


三人はこれまでの時間を埋めるように話し込む

三人とも本当に幸せそうだ


・新キャラ新なお爺ちゃんキャラ

情報・国宝の腕を持つ、頑固、無愛想、爺

幼馴染み達の中でのあだ名、必殺普通無愛想糞爺

ちなみに爺の普通は結構な業物、他の弟子になりたいと言ってきた人間は腕を見せて5分で心を折られた、その時の比較的いい言葉、塵屑、素材が可哀想、やめたら?などなど結構口が悪い


好きな奴 根性ある奴、努力する奴

嫌いな奴 根性ない奴、努力しない奴


才能が無くても根性や努力する奴なら弟子にするようだ。

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