表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺が理不尽です  作者: セロリM
理不尽様少し頑張る

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

61/380

フレイムドラゴン戦 中

可憐達がフレイムドラゴン攻略方を話し合っている一方それを映像として見ている影が3つ。


こんないいかたしなくとも白夜達である。

筆記を持ち、状況判断、貢献度、観察力、圧倒的不利をどう覆すかそれを判定するため

殆ど修行を終えてる常世を交え観察中である


「お、ちゃんと撤退したな…」


「イエス。スキルの効果範囲を検証したのも高得点ですね」


「わふぅ」


「しかし…あの子達の存在レベルでは…ドラゴン種はいささか荷が重過ぎるのでは…?」


そんな智核の疑問に白夜は少し難しい表情をする


「確かにそうなんだけどね…でもいくらでもやりようはあるだよなぁー、例えば…」


そう可憐達の話し合いを横目に見ながら、白夜達は話し込んでいく。



◇◆◇◆◇

▼10時25分


「じゃあ、あの蜥蜴野郎の情報頼むぞ新一しんいち


武蔵がそう言って肩を叩く


叶野新一かのうしんいち、白夜の訓練を受けた中ではいの一番にステータスやスキルの使い方を憶え、可憐達の中で唯一の鑑定のスキルを持つ者だ。


「あぁ!任せろ服は着てないがあの蜥蜴の情報丸裸にしてやるよ!」


「可憐は本当に大丈夫か…?相性が悪すぎる今回は援護に徹していても…」


武蔵は数刻前から元気のない可憐に心配そうに問いかける。

だがそれを可憐は心配無用だと言わんばかりに笑みを浮かべると


「ふっ、見くびるなよ?武蔵大丈夫だ、私には秘策がある!」


「そうだよ!可憐ちゃんを見くびっちゃダメだよ!こんな愛らしい馬鹿だけど…!やるときはやるんだから可憐ちゃんはっ!」


「そうだぞ……!?!?!?い、いま馬鹿と言わなかったか……!?」


「なにいってんの!可憐ちゃん!私が可憐ちゃんの事馬鹿なんて言うわけないじゃない!もう!」


それを聞きホッとする可憐


「そ、そうだよなっ…?」


「そうだよ!」


((((いや、おもくそ馬鹿と言われてたぞ?))))


「そ、そうだな、じゃまかせたぜ?第102師団隊長殿?」


「そちらこそヘマするなよ?第106師団隊長殿」


互いの顔を確認すると2人は不敵に笑い前を向き歩く、その姿はいつものふざけた姿とは違いたしかに人を背負う者の背中だった




▽▼▽▼▽


『狙いはどうだ…?』


「オールオーケー」


『じゃ高の狙撃に合わせて始めるぞ』


顔をキリッとさせ


「大丈夫だ問題ない」


と言う高と呼ばれた青年


斎藤高さいとうたか、白夜の訓練を受けた中で唯一の銃使い、最初にフレイムドラゴンの攻撃に参加できるほどのアタッカーだが参加はしていなかった。

それは高の体質のせいだ、高は特異体質のせいで"気を放つ"という攻撃が出来ない

だから放出が条件の攻撃系統の気術が使えない、だがそれを解決する方法がある。


それが銃の弾丸や弓の矢といった武具に自分の気を込めるという方法で解決した。


だが今回は皆持参の武具を殆どの者がもってきていなかった、訓練と聞いていたからだ。

気術師の訓練や修行、修練は全て武具を使うことがなかったからだ、それとダンジョンを舐めていた


だから修練漬けのすぐ後にフレイムドラゴン討伐と言われても武具を用意することが出来なかった。


だが、時間を掛けて武器を用意することにした

それが今高が構えてる"気狙形巨獣砲きそうけいきょじゅうほう"形状はアンチマテリアルライフル。対色付きを標的に造られた物を皆で魔法を組み込み造り出した物だ。(安全正は新一が鑑定で確認した。)


『ダメそう……冗談は此処までだ撃ったらすぐ離脱な』


「OK…!」


『カウント…3』


気と魔力を同時に弾丸に込める


「2」


銃身に陣が浮き出る


『1』


陣が10枚、それがフレイムドラゴンを捉え銃身から伸びる


「ゼロ…」


高がゼロといった瞬間に放たれた銃弾はフレイムドラゴンの目を打ち抜きはぜた






▲11時40分

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ