おじいちゃんの親切と腐の信仰
「どうじゃ?あれから3日修行はどれ程すすんだかのぉ?」
元治は漫画を片手に部屋に一人で座り
独り言を呟くように誰かに問いかける。
「は、白夜様の指導は順調です…今は十分の六は進んでいるとのこと…」
「にょほほ!流石じゃ家の孫は!して?おぬしらから見てどの程度じゃ?」
「……、私達の見たところ戦闘面だけを見れば五大家の側近を軽く越え、番伝道より少し下位ではと、見てとれます。」
「ほぉ?たった4日でかのぅそれも六割でか…にょほほ―――面白!!」
「いいのぅ!いいのぅ!それではあやつらの修行を終わり次第、あの娘達を白夜に専属とするかの?んぅいいのぅ面白いのぅ!やはり息子の後は白夜に継いでもらうかの!」
影達は思う
「(決まりだな…元治様はもう決めていらっしゃる…勝彦様も奥様もそして…ほとんどの部門のお偉い様も……これは宗太様に青葉様に報告すれば喜んでくださる)」
「(宗太様×白夜様)」
「(は?白夜様×宗太様が至高なんだが?)」
「(は?)」
「(あのぉやめてもらえませんかねぇ?)」
「(内の思考達に纏まりが無い件について。)」
「おぬしも難儀しとるのぉ…」
「本当に申し訳御座いません。」
「ぅ…なんだろ」「ぅ…なんやろ」
「誰かに勝手に宗太兄ぃとカップリングさせられた気がする」
「誰やぁ勝手に僕と白くんとカップリングしなさった奴は…」
結構女性団員には需要があるそうで……




