触れてはいけないもの
―式理元治―視点
おぉ?しかしあれじゃな、十何とかと言うあ奴ら思った以上に脆いのぉ?
あやつが用意した駒じゃ少しは見ごたえのある試合になると思ったにょに。まぁまぁよいか今回の件はいい方向に収穫物が多かったしのぉ!白夜は守る者達の再確認、更に体の関係を持つことにより白夜の狂愛は更に深まり、芋づる式にあの娘達も遠慮を止めるじゃろ。家の膿もあらかた出たしのぉ、次は外の塵かのぉー。
白夜にあげる前には掃除しとかんとのぉ
ん?おやあのばあさんは……ぁ潰しにぃ…行っちゃってる…のぉ
まっよいかぁ!
────ぉぉぉぉじぃぃぃちゃゃゃぁぁぁんっっ!
ぁ"……デメリットはぁあれじゃな儂怒られるの
────つい!すまんのぉ!!にょほほほ!!
────普通ぅ時蔵に突っ込むかぁ!?
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今回の黒幕、末墮次郎
ではない確かに実行したのは末墮次郎だ、だが実行に移せるレベルに支援した者は別にいる。
末墮家この家は古くから式理家に仕える家だ、だが末墮次郎の前末墮家頭主、末墮龍生次郎の兄の式理家への数多くの裏切り、そして謀反によって衰退の一途をたどっていた。
表向きは大富豪その裏では力という力を削がれた没落寸前の張りぼて。その末墮家がこのような謀反を起こすだけの力を持っている理由それは簡単だ裏で末墮次郎を後押しした者がいる。
気無の術式。正式名称:気狂いの力場
これは五年前、式理家のある麒麟児が開発した極皇術式。式理家が管理し極少数の式理家の幹部にしか配われていない表に出ているそれなりの機密事項。
そう極少数の幹部だから式理家の幹部が裏切り者だから幹部の誰かが黒幕……ではない幹部は利用されただけ。さらに複雑に数多の線を伸ばし黒幕は隠れる…まだ時ではない今回は式理家の戦力を確認できただけで、儲けもの今はごく自然に身を隠し時を待つ………
───白坊やにその害意を向けなければミノガシテモヨカッタノダケロナァァ
時蔵。式理家に遥か昔から存在する『時狂いの蔵』三代前の式理家当主がある程度の時の調整を可能にし五年前ある麒麟児が完全に蔵内部の時を弄れるようにした。
三代前の当主の時蔵の感想
使い勝手が悪いガラクタ、、、邪魔。
ある麒麟児の時蔵の感想
おじいちゃんに勧められた漫画にでてくる。使い勝手が悪い、精◯と時の部◯。それなりに使えるようになった。




