王柱VS砂災
すいません!!設定の見直しに時間がかかり過ぎてます!!!更新ペースが遅れてますごめんなさい!!!
・出てくるか微妙な設定でございます!!
火・水・風・雷・陰・陽、これらが普通の気。現代の人は気原または原系と呼ばれるもの。
そして明らかに異質だと分かるものを気で発動させてしまうものを異質系、
さらにある程度上の地位の人、五名の印鑑で登録されると"異常の体現者"と呼ばれるようになるのと、自分の使ってる異質系の気が超越系統と登録される。
この超越系統とは明らかに再現不可、または一個人が振るえば国を落とせるものが"主に"登録される
ァァ?何処だァァ此処
辺りを見渡せば見覚えが辛うじてある?いや気のせいかもしれない何処にでも有りそうな丸形に陥没した大地、それを囲うような自然、それらがぼやけて見える。
「ちっ、目眩がァァしやがる」
確かァァ
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────いえ、そうも行かないでしょう。襲撃者様方々。
────ッ!!!万象五重結界ッッ!!!!!!!
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「ヅァァあのクソメイドッッ!!」
サバクは頭痛と共に感じる目眩ごと吐き捨てるように声を荒げると、言い様の無い無力感と怒りを地面に叩き付ける。
「クソがッッ!!!!!ァァァァアアアア"!!!!!!!!!!!!!!!!!」
負けた!?俺達十三災害がっ?畏怖名持ちでもない小娘に…………!?ッッッッ
「ふざけんな……ふざけんなッッッッッッ!!」
そうだ…まだ…まだ負けちゃァァいない気絶してただけだだけだだけだッッ!!彼奴らが居る!俺もまだ生きてるッッ今もきっと戦ってる。。。
「そうだ早く早く行かなきゃァァなぁぁ?」
周囲の気がもう途切れてる事を視ない感じないフリをしながら進む、何処にかも、分からないのにただ進む
────ズドンッッ!!
空から何か降ってきた。
攻撃か!?砲撃か!?女の子か!?
────いいえ、バカです
「たのもう!!!!!!!自分!!気道衆が五頭!!"王柱"一ノ関善太郎!!と申します!!!!」
────貴公を斬りに来た!!!!!!!!
※某人気のおにめつさんの柱とは一切の関係がございません※
そんなばか正直にと言うより、バカを晒しに来たとしか思えない発言を堂々と胸を張り声高々に上げる男
金色の髪を前に束ね垂らしそれ以外を後ろに掻き上げるような髪型、
体格は背は高く肩幅も広いやや筋肉質な青年は、和服に身を包み太刀を腰に下げ満面の笑みを浮かべて立っていた。
いた。敵だ自分の敵。戦えばもうもう何も考えなくていい。
ややひきつった笑みを浮かべ気を高め大地を砂へ帰す
「ハハッ俺をこの砂災のサバクを斬るとは、大きく出たなァァ!!!!?」
砂に為った場所で、なおも腕を組笑みを浮かべる善太郎。
「うむ!!自分は大きい男だからなっ!!!!」
「話が通じねぇなぁぁ!!死ねやッッ!!!!砂塵の暴災!!!!」
砂に手を突っ込み巻き上げる様に手を振るう。
すると砂が意思を持つかのように巻き上がる。
先ほど砂へ変えた大地そのものが
巻き上げられた砂は丸形に陥没していた大地そのもの。
一つ一つが容易く大勢の命を消すで有ろうそれは全て善太郎を飲み込み天に巻き上がる。
────一刀・竜車輪
斬
砂を、否蠢く大地を竜が車輪の如く裂く。
「一振りかよッ!ッッチ!!だが砂だぜ?斬った位じゃ止まらんだァァろぉぉがょぉぉおおお!!!??!!砂爆槍!!!」
斬られた蠢く大地が二つの巨槍に姿を変え、中に刀を振り抜いたままの善太郎を貫こうと放たれる。
それを善太郎縦に振り抜いた刀を流れるように廻るように斬り抜く、左右に別れた砂の巨槍は次は二十の巨槍に。
そうこれは"対処"される前提の技だ。
弾く、斬る、爆ぜる、その様な対処をしてくる敵に巨槍を放ち相手は気をつかい巨槍を破壊する。
すると砂は相手の気を吸収、そして爆発てきに増える槍、その様な性質を持たせた砂
爆発的に増える砂の槍。
────砂爆槍
「とくと味わえやァァ!!!!」
放たれる二十の巨槍、それを尋常じゃない速度で捌く善太郎。
捌いた巨槍は二十から四百へ、四百から八千へ、八千から十六万へ。
あ、ありえねぇそれを捌けるのかよっっ
「チッ化物がッッーー砂塵壊旋!!!!」
らちが明かないとばかりに砂の竜巻を善太郎に向けて放つ狙いは刀を振るう速度の妨害、目を開けるは疎かその場に留まれば死、退けば吹き飛び体制の於保つかぬ状態で十六万もの巨槍を捌かねば成らない。
そうこれが普通の化物ならば…………
砂の竜巻が内部から崩され、十六万もの巨槍は全てただの砂に帰される
サバクは目の前の光景が理解できなかった
理解したくなかった
「うむ!!うむ!!!なかなかの技であったぞ!!ただ気を乗せないで斬った後の対処も欲しかった所だな!!!」
分からない
分からない
今も無傷で刀を無造作に振り回し鞘に納めている無傷の満面の笑みを浮かべている男が
────分からない、理解したくない。
「ふへっ?へれれ?」
「うむ?可笑しくなって仕舞われたかな!!??以下仕方なし!!自分!!吐いた言葉に嘘は付けぬ!!!では!!!!!」
────斬らせていただきます!!!!
斬
サバク
気勢は良いが折れやすく今襲撃をかけてきた中でも三番目に心が弱い。
普段は言葉使いからは想像も出来ない程に仲間思いで、そして自分達いる十三災害の看板を誇りに思っている。
そんな中、成功率が低い依頼でしかも自分達の意志がほぼ介入無し。
さらに自分達の万全で放った最大の技は意味不明な現象に飲み込まれ、いきなり現れたメイドに一撃で気絶させられ、しかも守られたに係わらず。
起きたら仲間は全滅。
空から降ってきた満面の笑みのムキムキマッチョのイケメンに自分の最上の技全て無傷で受けきられた、哀れな奴その六
総合:世界から見れば最強格の一角。式理家から見てはいけない。




