おじいちゃん毛根危機一髪!!
俺は初めてバトル描写をまともに書けたかもしれないッ!
そんなこんなで始まりますッッ!
今更ながら紹介しよう。
この前回からひょこり現れた夫婦。
元治の息子の現。式理家当主の式理勝彦と、その妻、式理奉納である。
「いやー!可愛く綺麗になったわ!白夜ちゃん!」
「そうでしょう!?うちの可愛い孫娘よッッ!」
「にょほほほほほ、見ろ!勝彦よ、あの白夜が凄く複雑な顔をしておるぞ!」
「HAHAHA!てか親父なんであんなに白夜は可愛い格好になっておるのだ?」
元治の無言のサムズアップ!白夜の頬に怒りマーク!
「相変わらず白夜は…苦労してるな…すまん親父が」
「いえ。次やったら、おじいちゃん野郎の服がメイド服になる番です」
「あらあら、それは周りの被害の方が多そうね、だから次はあの頭皮削いじゃいなさい。」
香奈恵が頬に手を当てさらりと怖いことを笑顔で白夜に言い聞かす。
「え、良いの?分かったよ。さらば毛根ッッ!!」
「おじいちゃんまだ次やってないッッ!!?」
おじいちゃんの殆ど未来予知だろ!を発動!!自分の頭の上を通り過ぎた何かを感知!毛根危機一髪ッッ!!
「それもそうだった、つい、ついイラァ!として」
「そこまでッッ!?」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「そこまでやろうなぁ…くききき!」
青葉は屋敷の様子を盗み聞き、笑う
「人様トォ戦ってるていうのに!随分余裕じゃねぇか…ァァア!?」
「だって余裕なんやもん、体術は良くて一流、気術もしょせん災害止まり、これでよく家に喧嘩吹っ掛けてきたなぁ?」
舌打ちをしそうな口を抑え声を上げる
「の割りにはァ!防戦一方じゃねぇかァ!まぁ!それもしょうがねェかァ!?テメェは!"二式"だもんなァ!?二式は"隠密"!戦いは不得意てかッッ!?」
そう怒鳴り声をレリファンが上げると、手を横に払い山の大半を闇が蠢き飲み込む。
「────ッァ!?」
レリファンの胸を人差し指が貫く。
「そやよ?"家は"隠密、けどそれはそれ、うちはうちや。」
「ラァ!!!ァァア!!」
自分の周囲を闇で覆うと声を張り上げ覆ったものを針状に放つ。
「ハァハァハァ…ッッ!?」
いきなり目の前に青葉が現れると同時にレリファンは自分を闇で覆うが…闇ごと蹴り飛ばされる
「───チィ!!ブッ!!?」
着地と共にまた蹴り飛ばされる次は上に、そして下に空中で何度も何度も蹴り飛ばされる
「なんや?あんはんは防戦一方は処かただのサンドバッグやないかい」
蹴られ過ぎて再生が間に合わなくアザだらけの顔を体を恥辱から赤く染め上げ、万感の思いを込めて声を上げる
「────ッッッ!!!舐めんなッッッ!!!!!」
レリファンは手足に闇を纏い込み形状を鋭い鎧の形状へ変化させる空に闇で足場を作り蹴ることで目に見えぬ速度で青葉の前に突撃すると、お返しとばかりに蹴りを放つ、当たれば必殺の威力の蹴りを、触れれば山ごと削る蹴りを、当たるッッッ
────と同時に歪み風景へと消える。
「ならせめて舐めれる様になってみーや」
空を歩く揺ったりと歩く青葉がそんな風に声をかける────
────────ブシッッッッ
「ッッッ!?………………………」
レリファンが意識が落ちるときそんな音が聞こえた…
(いつかその澄ました顔ぶん蹴ってやるッッッ)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
一理創楽は今世界を憎んでいる!綺麗な顔を歪め、周囲の空間をねじ曲げ風景を殺す程の殺意を撒き散らし、ありとあらゆる憎悪込め創楽は叫ぶ!
「ぶち殺して殺るッッッッッッッッッ!!!!!!」
「私達何も出来てませんがッッ!?」
オーサンは混乱しているッッ!!
次回オーサン死すッッ!!
今回もお読み下さり皆様大変ありがとうございます!!!!!!!




