ちみっ子三人集のお家
……コッソリ投稿
里のみんながご飯をお祝い(?)として、出してくれたが里の子供達が食べるだけで直ぐに底をついてしまって俺達はほぼ食べれなかった。
まぁ、それはいい。子供達が食べれたならば。
だけど、サラ、ミヨ、キサラは何故か、あまり食べなかった。それは許せん。と思ってたが。
その三人娘のお家にお呼ばれされた。
なんでも食料ならあるから皆で食べよう!て事らしい(サラちゃん談)、まぁちょうどいいから
そのまま、ちみっ子三人集の共同で住んでいる家に、晩御飯をやっかいになりにきた。おれたち。
すこし強制連行感がしたが……
「おじゃましまーす。」
「おじゃまします。」
「じゃまするよ。」
「三人ともおうちでじゃまするの……?」
やべ、さらちゃん達には日本語は解っても意味は分からんじゃないか。
「すまんすまん、これはうちの国で言う、他の人のお家に入る時に言う礼儀、朝の挨拶、のようなやつだ、”邪魔する”。て、訳じゃないよ。」
「そっかー、わかった!」
物分かりが早い子だ、よしよし。
「えへへへ~」
「うむ、我が子もこう育てたいものだな。」
「だな。」
「へっへっ~!」
「二人とも、二人だけの空間をお作りですが、もう一人ここに妻が居ること、おわすれでは。」
「忘れとらんよ。」
ほらほら拗ねない。
「拗ねてますせん。」
「どんな言語やねん。」
そんなやり取りを玄関でしていると、奥の方からドッドッドッと走る音が響いてくる。
これは……。
「キサラちゃんか。」
「キサラちゃんだな。」
「キサラちゃんですね。」
「キサねぇがお兄ちゃんとお姉さん達にどんな風に見られてるか分かった気がする。」
「よんだ!?よんだよね!?バトッル!?」
「バトらんが。」
「ただ飯を食べにきた。」
「さぁ、厨房を出すのです。」
「ただ飯を食べに来たと言いながら自分達の食材で調理し、私達にも食べさせる気満々の人達。」
「おミヨちゃん」
キサラちゃんは防具脱いで来ただけに対して、ミヨちゃんは着替えてきたのか。
「我が盟友よ、お、ミヨちゃん、は繋げて呼んでしまうとそれはもう別の名になる、ちゃんと区切れ。」
「すんません。」
「よろしい。それと一応我も女性科目の一人だ、服が少くないとしてもお客様の前では着替えもする。」
「遠回しにボクは女性じゃないと言われてる気がする!」
「キサラねぇ、多分遠回しに。じゃなくてそう言ってるんだとおもう。」
おれもそう思う。
てかヨミちゃん、本の魔力に囚われてなきゃ、結構話せるな。
あ、そうだ。
「ヨミちゃん」
「気軽にヨミと呼べ、なんだ盟友。」
ん、ん…?盟友……、またヨミちゃんの中で地位が上がってる……。
「魔導書、まだまだあるけど読むかい?」
「読む~!!」
知性を投げ捨て跳んできた(誤字あらず)ミヨちゃんを受け止め、ベッドとか無かったからアイテムボックスから取り出したベッドをそこら辺に設置し、ミヨちゃんをそこに置く。
「よし。」
「ミヨねぇがなんでか知らないけど無力化された!?」
あと二人、
「サラちゃん。」
「ふぇ!?」
「髪の毛の艶に凄い食い付いてたけど、もしかしてオシャレに興味があるのかな?」
「お、オシャレ……?」
「ふっふっふっ。」
「お、お兄ちゃん……?」
アイテムボックスから、よく贈られてくるシャンプーとコンディショナーを取り出す。
「サラちゃん」
「は、はい!」
「このリンスーの力、見せてやろう、お風呂場、てか水浴び場どこだーー!!」
「こ、こっちー!!」
たったったっ、と可愛く走り去るサラちゃん、よし気配は辿れてるな。
あと一人。
「てことで、はいキサラちゃん、魔法ダンベル。」
「ボクだけ明らかに雑だよね!?あ、でもなんか、これわー!!」
よしチョロ。
これで気兼ね無く料理できるな、任せたぞ智核、明華。
「はい、お任せあれ。」
「今日は肉尽くしだな。」
おれは取りあえず、オシャレさせる。って言ったからサラちゃんを洗ってくる~。
まだ、幼女も良いところだし、大丈夫だよな……?
人選ミスったか……?
…スミマセン




