閑話 夢みるあの頃 創楽と白夜 終
白夜の武器(終)
唯一の、てかこの武器しか持てない、ただし性能は良いどころの話ではない。
デメリット:他の武器が000.1秒も持てなくなる。
見た目:黒一色、だが変わる武器によって、たまに紫や赤が混じる…こともある、だが主な色はやはり黒
形態: 超刀 巨剣 魔機銃 大鎌 巨斧 長槍
※下ネタ注意
その実家の本家、殺戮デートのあと、僕は不機嫌になってた、いや、証拠なんてないだろ。
っと思ってはいたが、こう夢の中で別視点で見ると、めっっちゃ膨れてる、やめろ似合わんぞ僕。
「……タコモード…?」
「誰がタコだよっ!!」
何故こうも昔の僕が不機嫌なのか、その理由は、いつ引っ掻けてきたのか、新たな女
受難の登場だ。
自分のプライドを優先してアピールすらしなかったくせに、昔の僕は思ったね、誰よそのメスっ!ってね
プライド優先して言わなかったけど。
まぁ、それは置いといて、 ふふっ、受難はこの頃から白くんしか見えてないねぇ、え、なんで分かるかって?
だって昔の受難、僕の方に一回も視線寄越さないもん。
始めての恋敵が現れ、それに連れて場面が次々と切り替わる。
世界から認識出来ない程、気配が消え失せる少女
才能のない異常者
最悪を象徴する忌み子の二人
無数の妖獣
最古の怪物
就くものがない、付喪神
うん、どれも初対面は嫌いだったヤツら、そして今は気の合う数少ない親友。
私の大切な同胞達
そしてそれを見て安心するように、身を引いた愛しのキミ
僕は、白くんが僕達の目の前からいなくなった時、どんな気持ちで離れたか知ってるよ。
でも、正直ムカついた、24時間常に一緒にいて、始めて怒りを抱いたかもしれない。
でも、それ以上に……愛してるんだ、キミを、白くんキミは僕達に必要のない人だと思って勝手に安心して離れたみたいだけど。
ふふっ、やっぱりキミは変なところ才能ないなぁ、悪意や害意は読めても、好意は読めない。
いや、白くんの環境を考えると、当然か。
まぁ、いいや。一度こうやって見れてよかった。
でも夢とは言え、キミの居ない日常なんて僕は認めたくない
だから、そろそろ起きようか、白くんがいる日常に。
目を開ければ、目の前に愛しの人
「おはよう、白くん」
「ん、おはよう創楽」
テレビの部屋から轟音……ふふっ、今日も賑やかそうだ。
「あの二人何時からやってるんだい…?」
「確か、深夜の1時くらいかな。」
ああ、またアンリは白くんとのおせっせの時間を邪魔されたのか……。
「いい加減ラナを抱いてあげたらどうだい?」
「えぇ~………」
「もうハーレム王間近なんだし、一人や二人かわらないよ?」
「……反論が思い付かないし…出来ない…!節操なくてごめんねっ!」
まぁ、僕もキミの愛情には胃もたれしそうなくらい貰ってるから、そろそろ容量増やすための生け贄が欲しいし、ってゆう本音は隠しとこう。
「あ、そうだ」
「ん?」
「また言わないで勝手にいなくなられても、いやだし、…んんっ……愛してるぞ、貴様?」
ふふふ、その苦笑いも愛おしいよ。
「何故昔の呼び方……、おれも、愛してる創楽」
ああ、知ってるよ。
だってお尻が凄く腫れてるもん、どんだけパンパンすんだよ、これ以上お尻が大きくなったら責任を三倍はとれよ…?




