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俺が理不尽です  作者: セロリM
ギルド・冒険者編

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刈り取る王



んー、静一さんに、とんでもない言われようされた気がするけど、まぁ…いいか、何時ものことだし……。


ん、よし。

体を失ったモンスターの魂を確認、てかこれで最後だし、鑑定しとくか、別視点(・・・)での鑑定てゆーのも気になるし、ほい、鑑定~と。








偽りの完月(ルゥナ・タルメロッサ)


存在(レベル)312 進化(1)


鑑定精度100%/100%


・神触

・水の権能

・月蝕

・魂思考

・水化

・◆食のマ人の侵ご?


△     △



数柱いる月の神が、自分が司る月が欠けることに腹を立て、欠けないように、成り代わらせようと創られたモノ


──眷属獣(レヴェナ)


眷属獣は本来ならその神の使い、代表する獣となる、

だがこの創られた眷属獣は、創造者の性格に影響を受けすぎたため残虐、非道の限りを尽くし、その姿をみた人間が、「あれは神様がお造りになった眷属ではない!暴食の魔人の造り出した眷属だ!」と言い出した。


神は信仰によって姿形を変える、そして神によって創られた眷属獣もまたおなじ、そのため伝承、神話に影響を受け


眷属獣は眷属の証、”聖の魔力”を剥奪、そして魔獣へと堕ちた存在となった。


そのため、その伝承に引っ張られたこの魔獣は、暴食の力を”格落ち”としてだが扱える。



姿形は満月の姿を、だがその本体は外皮の内部に存在する魂


堕ちたとは言えど眷属、その性質は精霊や英霊に近く、

魂で思考し存続する事を可能とする。


この魔獣は『ダンジョン-水園の霊園』で創られたモンスターである。


:階級【眷魔】【巡回する者】【死を告げる(サベルナ)




おお、なんか本当解説って感じだな。

こっちの視点も好きかもしれん


んで強さに関しては、まぁこんなもんか。


強いは強いけど、これなら紅さんや静一さんが、負けるわけないよなぁ。


実は暴走期(スタンピード)の後、修行を着けてくれと頼まれて、パワーレベリングしたんだよな


Sランク全員の。



んで今の静一さんや紅さんのレベルは460超え


前に聞いた、向こう側(いせかい)の人類最高レベルを遥かに超えてるレベル、それが二人


負けるわけがないのだよ、ふふん。(ちょっと自慢)


まぁでも今回のは良い参考になった。

魂が本体のモンスターとかもいるんだなぁ~、よし、皆に魂を攻撃できるスキルとか技を覚えさせよっと。


あ、そうだ。



「では後はお願いします、──アリアナさん。」



逃げようとする魂の後ろに、黒い穴、転移門へ向けて、そう言う白夜


そして間延びした声が黒い穴の中から聞こえてくる




───えへへへぇまっかせてぇ~~!!




可愛らしい声とは裏腹に感じる微かな悪寒


静一は、微かに感じた自分を害せる魔力が発せられた方へと、顔を向ける


そこには暗い闇の中で微かに見える赤い曲線を描く笑みと、獲物を逃さない獣のような赤い眼光






───【刈り取る王(ハーヴェスト)



ぞるぅ、とナニかを毟り取るような音が響き、

未だに脅威ではあると認識できた筈の魂が一片も残らず消え去った。



「なんですの…?アレは……。」



得体の知れないモノを見たような表情で、白夜へと訪ねる静一


その疑問へ笑みを浮かべながら答える白夜



「あれは魔王の卵が持てるスキル、それの解放だね、 んー、アレを発動させた状態なら〈雷切(らいきり)〉となら良い勝負出来そうじゃない?」


「さすがに舐めすぎですわ…と言いたいところですけど、確かに出来そうですわね…。」



その返答に白夜は少し笑みを浮かべると、抜かされないようにね?と静一へと告げる


それに静一は笑みを浮かべ、言う。



「まだまだ負けませんわ。」 


「えへへ、そっか。」


「そうですわ。」




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