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俺が理不尽です  作者: セロリM
ギルド・冒険者編

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初擊必殺



緊迫した様子の愛華が、自分のパーティーメンバーへと声をかける



「来るよ…みんな…!」


「りょーかい。」


「いやぁ緊張するなぁ、僕達このレベルのモンスター相手にするの初じゃない?」


「だが相手に不足なし。」


「バフるよ~」



各々の答えで返し、初擊で沈めるために魔力を高める。



愛華は剣へと魔力を注ぎ、出てくるであろう水タイプのモンスターに有効な、火の魔法を剣へ付与


そして溜めを必要とする剣術Lv8の”武技”


《剣鬼解破》を構える。



大城(だいき)は自分の持ち得る技の中でも条件を達成するのが難しいが決まれば"必殺"と誇る技を構える。


その為に極限まで気配を殺し、魔力の残留すら殺し尽くす。


発動するのは大城のユニークスキル”急所の一擊”を乗せた暗殺術Lv7の武技


一殺(いっさつ)


自分を認識してない相手に防御力無視の7900%の威力、そして相手の最大生命力の30%を削る


とゆう効果をもつ武技だ。


凶悪だが、この武技は相手に勘ずかれては発動しない、それは野生の勘、なんとなく、そのような曖昧なものでもだ。


だが発動条件が難しい分、発動すれば遥か格上すら殺し得る一撃となる。


その一撃を放つため、その時が来るまでただひたすらに大城は気配を感情を、思考を殺し尽くす。



その様子を見ながら(・・・・)夏目真二は苦笑いする、

「大城くんって一応シーカーだよね…?」と。


だが直ぐに余計な思考を捨てると”小さな空間(マジックバック)”から特別性の矢を取り出す。


ホワイトアームズ性、魔法鉱石を加工した矢だ。


一本10万と高額だが、壊れない、登録した魔力に自動帰還、魔力導通率200%と言うブッ壊れ性能も良いところの一矢だ。


それを射る構えをし、魔力を弓に込める。


発動する武技は弓術Lv8の《千通破道(せんつうはどう)


一撃、貫通、ただただ強い。必中もない、追加効果もない、だが圧倒的な破壊力を有する武技。


魔力を込めれば込めるだけ強くなるその技に、


飲めばMPが回復することから魔力ポーションと呼ばれる物を飲み、弓に込めるとゆうのをただひたすら繰り返す。


余計な思考を捨てた頭で、この後尿意がヤバいなぁ、と考えながら。




大村神田は抜き身の刀を肩の後ろで構える。

刀身へ魔力を込め、刀身が振動するのを腕力で抑え待つ、自分が何日か前までは誰にも負けないと、そう言えた技を構えながら


発動するのは刀術Lv8の武技《禍尽(まがつき)


絶対切断とも言える一振を誇る技だ。


神田はただ、その時を待つ、獲物が顔を見せるその瞬間を。




そしてパーティーのメンバー全員を確実にサポートできる距離にいる松村美里は、そのパーティーメンバーの様子を見ながら顔を少ししかめる、


理由は明白


みんながみんな自分の体を(かえり)みないからだ、


みんな一癖も二癖もある面々だ、だが長い付き合いの大切な人達


そんな人達が、怪我をする。


いやな気分だ、


魔力で身体を強化する、ああ口にするのは簡単だ、だがモンスターと張り合えるくらいに身体を強化するのに、なんの代償もないと……?


なわけがない。


自分の限界を超えて魔力を込めれば、確かにモンスターの身体能力に追い縋れるかもしれない、だがベースは人間の身体だ、


その代償は身体の傷として現れる、過剰な魔力が自分を傷付け最悪──破裂する。


いまPALETTE(パレット)の面々が傷だけですんでいるのは、(ひとえ)にレベルが高いから。


でなければとっくに、血を撒き散らし死骸を晒すことになっていただろう。


そう思うと、こんな大役を請け負った愛華に少なからず怒りが沸いてくるが、美里はその大役を請け負った理由を知っている。


──だから責めれない、責めてはいけない


やりきれない思いを飲み込み、自分を納得させ、バフを掛ける、丁寧に過剰にならないように。



付与魔法Lv7《身体強靭化》魔力を使い、無理な強化ではなく、その下骨となる身体を強靭化させる付与魔法


その魔法を二度掛ける。


一回は今込めてる魔力と美里のバフに耐えれるように、怪我を負わないように。


そして二回目は皆が技を放つ時に掛ける《瞬間強化》のため、


さらに美里は回復魔法を皆へ掛ける

回復魔法Lv8《常越回復(じょうえつかいふく)


この魔法をゲーム風に説明するなら、リジェネ、常時回復の効果だ。


傷が出来る度に、込めた魔力で回復させる魔法。


それらを掛け、美里は魔力を高める、絞り出すように、


危ないことは早くケリを付けようと。

















湖の水面が盛り上がる、本日三回目の光景だ。


いの一番に声を上げたのはユニークスキル”瞬眼”をもつ神田だ。



「蛇!!」



続くように声を上げたのは美里、ユニークスキル”生体解明”で相手の死にやすい部分を声を上げ教える



「首よ!鱗が濃い部分を狙って!!!」




「───撃てぇえええええええええ!!!!!!」



そして愛華の一声と共に、30階層に本日何度目かの地震が起こったような轟音が大地を揺らした。



いよいよ作者がサボる(月単位)日が近付いてまいりました、残り13日です、分かる人には分かる日数です。


楽しみですね!作者もずっと前から楽しみにしてます。

そしてまた始まるあの地獄が。。。


プレイする皆様も一緒に地獄を見ましょう。


すいません聞いていないことを言います、作者はガチャガチャ変化する武器を持ち武器として使ってます


4からお世話になってる武器ですね。


皆様はなんの武器を使っているのでしょう…?

作者は気になります。では長々関係ないことをすみません。

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