陰謀と式理家
「いぇーいまっちゃん、いるー?」
軽薄そうな男が屋敷に無断で入り込んでくる。
「まっちゃんはよせ…」
屋敷の二階から声が響く、だが姿が見えない。
「じゃ、つちゃん?」
「…はぁ、もうよい」
「なんだよぉー、釣れないなー。」
男はそう言うと二階に飛び上がる。
「で?何で呼んだわけ?俺これから玩具で遊んでこようかな?なんてプラン立ててたんだけドナー?」
軽薄でゲスい発言に、奥に居た男は頭が痛そうに抑えると、男は本題を口にする
「お前達、"十三災害"に依頼をする。」
その言葉がトリガーだったようだ。
男の纏う雰囲気が変貌する。
「なぁ……?それ意味分かって言ってる?」
「……あぁ。」
変貌した雰囲気は"暴風"そこに在るだけで周囲を巻き込みかけない程の渦巻く威圧感
「相手は?」
「式理家だ。」
暴風の口が感激で急激に緩む。
我慢できないとばかりに
「アハァ!?…………いいよぉ!実にいいねぇ!?遂に天を引きずり落とす時が来たんだねぇえ!!??良いぜぇ!!!!その依頼を受ける!この!風災のフレリィが!宣言するぜぇ!!?」
暴風のように荒れる気に気圧されないように、意思を強く持ち作戦日を告げる
「3日後だ。式理家傘下や分家が集まる。作戦はその時だ」
「いいねぇ!?一網打尽てか!?てかぁ!?ギャハハハハハ!!!」
嗤い終ると暴風が弱まると。
「ん、フゥー、んじゃ他の奴らに言ってくるわー!」
そうフレリィが依頼主に告げると、暴風と成りて屋敷を出る。
残されたのは、家具の無様な残骸と、暗く不気味に引釣嗤う男が一人
「遂にこれで………………………………………………………………………………」
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「なんやってさ!」
報告を聞いた田之助は微妙な表情を、元治は腹を抱えて大笑い、香奈恵は頬に手を当て考える素振りを。
「にょほほほほ!!そんな黒幕みたいなことするならッッブフッ!!バレないようにやれよぉ!!ブフッ!!きょほほほほほほ!!絶対笑い殺しに来ておるっ!!」
「…一応反逆ですよ…笑い事じゃないでしょうに。」
「せやせや、奴はん一応真面目に反逆企ててはるやから。」
「十三災害?十三災害…十三災害?」
「えっと……奥様は何を考えていらしゃるのでしょう?」
考え込む香奈恵に、田之助は問いかける。
「いえ…あの……十三災害て。何でしたっけ……?」
「ブビィ!ブギッ!ふひひひひひっー!!」
「うそーん。ほんまですかい……」
「ン"ン"ン"!?」
元治はさらにツボに入り呼吸困難へ。宗太は事情を少し知ってるだけに、十三災害に哀れみを覚え。田之助は声に成らない絶叫を。
「ふぅー、奥様……奥様が五十年前に吹き消した組織だと記憶しますが……?」
「あらあら…?…!あの時の……!あら?でも潰したのは、確か七人しか居なかったような……?"十三"災害なのです…?よねぇ?」
「残り六人は、七人が虫の用に潰された時に逃げ出しました……」
「えぇ。」
「ブフッーー!!」
……………………………。
…………。
「しかし、ホンマにこのまま集合させるんですかい?」
「そうじゃよー。」
「奴はん、絶対もっと集めなはりますやん?」
「良いんじゃよー、今回は白夜もくるからのぉ。」
「…………は?えぇぇ?ホンマに?」
「ほまーに!じゃ!」
「白夜はんこう言う行事に出ることありまへんやん…まさか………!?」
「にょほほほほほほほほ!!!ヒャハハァハハハハハハッッ!!!」
うひゃー書くこと多すぎて主人公が出てこなぃぃ!!
てか、おじいちゃん話しはしょり過ぎて話しの脈がおかしい…上手く表現する文才がが高めなきゃ!
皆様お読み下さりありがとうございますッッ!!




