補食カウントダウン 2
はい、 嫁達に他の女との野外は止めてもらえるかな、と思ったら、ちゃんと新しい女の情報は頂戴ね、あ、あと今日は超ムラムラするから、時間魔法よろ。って言われた意外なにも言われなかった。
白夜です……。
みんな嫉妬とか、怒りとかないのかな……
俺ならいやなんだけど……
なーんて言ったら襲われました。
私達は、白夜くん意外絶対無理だから心配しないで!
って言われても、皆の心境や不満、嫌じゃないのかなって心配してるだけど…?
はい……俺が心配できる立場ではないのですけど……ごめんなさい。
嫁幼馴染み達はみんな、「全員で正妻争いしてた、頃からこうなると思ってたし、なにより不満がないから困る」って言ってくれるし……
智核は、「ああ、今はそんな時代なんですね。でも私にその常識は……ちょっと…」なんて言うし。
いや、たしかに智核程生きてると、人の感情なんて時代と環境によって変わるからそんなもんなのか…。それに常識の押し付けはよかないしな。
常世は「群れが増える!」
奈月は奈月で「最強無双男の娘の英雄譚、数多の女性を虜に~、いいですね…。 …」と最近の流行りみたいな事を言い出すし……
奈那は、「男魔王の女性事情などそんなもんだぞ? ま、我は我が契約者がモテて嬉しいぞ!」だし、いや男性魔王でも一途なヤツは多いよ!
いやだからって別れるとか考えたくないし、離す気もないけど…!
雫は、「え?私、その妻達が容認してくれたから初恋がかなったんだけど…?え、なに?それは別として嫉妬とか怒り?んー?………日に日に重くなっていく愛を受け止めるのに精一杯であんま考えたことなかったかなー、あ、嫉妬してほしいんだ?
いいよ、悪い夫の下半身、お仕置きしてあげる」
って!もうただのプレイにされたし!
アンリさんは「燃えるぞ?」だし、なにが燃えるんだよ!わかんないよ!
俺の勉強不足か……?
氷花は、なんだか焦ったような、それでいて気まずそうな顔で「いえ、あの、すいませんあと二人程予約お願いしますっ」て言ってくるし!
あと二人ってどーゆーことよっ!?誰よその女!?
いやそうだよ!流される俺が悪いのだから、俺が我慢すればいいことよ!
でも嫁達合同でハメラレル時のほうがおおいのだけどね……いやハメてるのは俺だけど、って喧しいわっ!
ああ!こんな女っ気多くて愛想尽かされたらやだなー!!
《いえ、一人あたり一日を伸ばして100時間ぶっ通し、などをしだすので、此方としては愛されていないとか考える事がないので、中の良くなれる仲間なら歓迎してるだけですよ。ちなみに嫉妬する余裕はないですけど、皆さんヤンデレ並みに旦那様を愛してるので大丈夫ですよ。と言うより感情が読めるのにそんな心配しないで下さい。》
……はい、すいません……
さて、待合室にとーちゃーく。
俺が最初か、ま、一時間前だもんなー
じゃ、今回のクエストの予習でも、っと。
「えー、と。場所はダンジョン、通称、水のダンジョン」
ああ、やっぱここか。
てか水のダンジョンってこれも名前被ってんだよなぁ、名前の決め方さっさと正式に決めなきゃなぁ、でも今うちのギルドメンツだと、もっと中二ぽいやつがいい!とか、正確性を大事にしたいから長文の名称を、とか、長げぇよ!小説かっ!とか、などなど揉めに揉めてるんだよなぁ……まぁ平和的でいいけど。
「っと、あそこは魚類系統、と後は猿、熊、動物系統も多いよな、でも全員水を纏ってるから水のダンジョン、そして耐水系統のアイテムは完備してるOKー」
んで、問題が
「この湖のある階層か、行方不明者多数、なんなら目の前で消え続けたって証言もあるな。
そして、その現象が起こるのが、その階層で三日月が見える時……ね。」
「そして、その現象の摩訶不思議な所は、その消え方、人が消える寸前、破裂、何かに圧力をかけられたように潰れる、または上半身から消える、そして残った下半身は数秒後宙吊りになり、消える。」
うひぃ!?み、耳元でボソボソせんでくれぇ!?
「お、おねーさん…早いね…?」
おろ?何時もの職員の制服とあんまし変わんない……露出が少し多くなったかな?…でも黒い羽織を着てるから目立たない。
「そうゆうハクヤ様こそ、一時間前行動は早すぎですよ。」
「あははー、少し予習しようとおもって。」
「……そうですか。では原因はなに、と予想しますか。」
「うーーん、その時間帯で起こるそーゆートラップ、ってゆう可能性が一つ、、、でも十中八九……モンスターかなぁー」
「ですね、私も同意見です。」
「透明、または…形状がない。水」
「そうなると。湖での戦闘となる場合、此方が不利ですね。」
確かに形状を持たないモンスターは、得意な属性が側にあると吸収して回復+強化してくるからねー
「だねー」
ま、そうなったら湖、蒸発させればいいか。




