ギルドの相談事
ギルドの入り口をくぐり、片手を手を上げ、
受付所に向かう俺、
だがおねーさんの何故だか浮かべてる不器用すぎる笑みを見て、一度引き返した方がいいと、直感した。
そう思考し、笑顔のまま、ムーンウォークで入り口に戻る白夜。
「行きなさい。アホ3」
「「「ハッ…!!」」」
「くそっ!?離しやがれ!?この恩知らずなおっ三!!なんだか今日のおねーさんの笑みは嫌な予感がびんびんすんだよっ!!」
「すまない!兄貴!」「我らが…あんな賭けをしなければっ!」「ほんとーに申し訳なくおもってる。」
「いや、本当に何したらそうなんだっ!?てか何に賭けた!?」
てか回りの皆様方も助けてくれてよろしくてよ!?
あ!目を逸らすな!?その顔憶えたかんなっ髭っ!!
──むに
……むに…?
白夜が恐る恐る、顔を後ろへ向けると、そこには変わらず笑み?を浮かべてる紫苑が。
「……聞かせて下さい、俺は…この後どのような目にあうのでしょう……か。」
「おや、悪いことをした自覚がおありで?……とりあえず、三馬鹿。どけ。」
「「「ヒィ!はい!!」」」
なんだか勇者に見逃された、山賊のように散ってったんだけど……てか、悪いことかーー。
───どれのことだろうか……。
「ある、と言えばあるような気が微量に……、それよか逃げないので離してもらって大丈夫ですよ…?その……… ……。」
「当ててるのです。それと安心して下さい、別に何か悪いことをした、そうゆう話ではございません。少しご相談が。」
あ、そうなのか。よかったーー。
「あ、そうでした。60階層突破おめでとうございます。」
「へへへ!少し寒かったですけど、いいものいっぱいてに………はっ!?」
ハメラレタっ!?
「たしか、攻略階層は48階層と報告なされてましたね。」
「いふぁいいふぁいへすふぉへーふぁ!」
「私、買い取り額の向上するためや、実力に見合うランクにするためランクを上げて下さい、受けれる制度も上がりますから、と申し上げました、そして、ランクを上げる為に必要な、素材、クエストを優先的にやってくださるように言いました。
そしたらなんとお答えになってくださいましたか。」
「ひふぁふぁくはほうひまひゅ!ほおひひまひぃは!」
「で……?」
「ほへんなひゃーい!!」
「よろしい、この罰は後程、”個室”でじっっくりと。」
「ふぁい…… …。」
とりあえず、悪いのは約束守らなかった俺だけど、腹いせと八つ当たりであの三人はあとで吊るす!!
「それでは、ギルド長室に、少しついてきて貰えますか…?この後なにか、ご予定は…?」
「はい…無いですし、大丈夫ですけど…?」
「少しご相談です。」
あ、さっき言ってた。
……俺地味にここのギルド長室に入るの初めてだな…そー言えば。




