白夜の愛刀
劣悪級 Eランク
ものすごく品質が悪く、使い物にならない物の階級。
平常級 Cランク
品質はごく普通、一般に出回る物の階級。
兵中級 Bランク
品質は普通より少し上、使い心地が良いと評価される物が、この階級になる。
希上級 Aランク
希少な魔石や、鉱石が使われ、滅多に見ることの出来ない物、そのため超希少とされる、ある鉱石の名前を冠した品質の階級。
王律級 Sランク
Sランク以上のモンスターの素材を使い、一級の鍛冶師や、魔道具師が、作った武具や魔道具が、この階級に分別される。
これら一つ一つは武器ならば、単騎で国を落とすことも可能とされている。
そのため、たった一人で国々を崩し回った暴王の名を冠した階級となった。
幻想級 SSランク
神話で登場する伝説の武具や、魔道具に付けられた階級、だが所詮は幻想、物語上のモノ。そう決めた生物は──幻想──そう名付けた。
神位級 SSSランク
神話上の神様達が、使ったとされる神具、それらをもしも実在するのならば、そう仮定した上で生物が決め名付けた階級。
階級名の由来は、神話で、最も有名な神。
全知全能の神、”ディウス”が由来だ。
創界級 EXランク
何故あるのか、解明されていない、階級。
ある鑑定師、”鑑定王”とも言われた、ある男が偶然発見した空欄の階級、「なんだい? これは? 神位級の”上に”空欄……? 神様が使う武具よりも上の階級があるとゆうのかい? はははっ……ならそれはこの世界を作った、とかそんなとんでもない代物なんだろうね!」と、男は冗談笑いで、そう笑い飛ばすと、次に”見た”時には、空欄の枠に、この名前が入っていた。
そうされている。真相は定かではない。
「と、このように武具のランクはなっています。」
「ほへー、てか、全部人間視点だコレ!」
「イエス。鑑定使うのは大概が人間ですからね。もし見たいようでしたら世界からの視点も見えますよ?」
「あー、上3つは気になるから後で聞こうかなー。」
「イエス。おまかせを。」
ふんふん、その前に気になることが俺一つ出来たぞ。
「私も気になります。」
「だよねっ!」
俺の愛刀、って階級どの階級なんだろう。……
「てなわけで鑑定っ!!」
心眼、神眼とかその他もろもろも、発動ジャァア!オラッ!
・【白夜之刀〔黒刃〕】白夜の武具 ●無比-至神
白夜の全ステータス・スキル[相性倍率:変動中]
スキル・全具Lv-
スキル・愛爆発Lv-
スキル・武具喰らいLv-
スキル・複合スキルLv-
スキル・器Lv-
【至神器登録済み】
魔力導通・100/[相性倍率:変動中]
気力導通・100/[相性倍率:変動中]
神気導通・100/[相性倍率:変動中]
魔原導通・100/[相性倍率:変動中]
魔力導通・100/[相性倍率:変動中]
龍気導通・100/[相性倍率:変動中]
聖気導通・100/[相性倍率:変動中]
〔スキル全具〕の効果
アバズレ共、キサマラは必要ない。
拙者達だけが、上様に扱われる。
槍も、弓も、斧も、斬馬刀も、全て拙者達がこなす
〔スキル愛爆発〕の効果
頭のおかしいスキルです。愛情、親愛、狂愛、
これらの何れかの一つでも発動すれば、このお刀様を扱われている……御方の全ての力が跳ね上がり続けます…。
〔スキル武具喰らい〕の効果
喰らい、上様に捧げる力を粗として取り込む。
〔スキル複合スキル〕
粗として、取り込んだ力を集わせ、扱う。
ようです……。簡単に言うと、取り込んだ武具のスキルを纏めて置くスキルです。使う事も出来ます。
潜在的な力を引き出し、それ以上で使うことも出来ます。
〔スキル器〕
今暫く、お待ち下さい上様。
「………」
「…名前……付けてあげたのですね……」
「…うん。……」
「さらにヤバくなってるのーー!」
「…悪い子じゃないのッッ!」
「悪い子……ではありませんけど……怖い刀ですね。」
「ちゃうもん!少し呪いの刀を混ぜ合わせちゃったからこーゆーキャラになっちゃっただけなの!!この子は悪くない!」
「鑑定を司ってる、私の分霊が怯えているのですが。」
「やんでれーー?」
「ちゃうもん…!女の子前提で話し進めてるけど、きっとゴツい美男子だもん!」
───!?!?
「諦めて下さい、ゴツいゴリラ系武者だとしても、やんでれの可能性が高いです。」
───ッッ!?!?
「二人ともーー、多分、ちゃんと雌だよーー?たまに出てきてる黒い影、ちゃんと女の子の手だもん」
───コクコク!!
「あー、あのたまに巻き付いているホラーみたいな手ですね。そうゆえば全て女性の手でしたね。」
───コクコク!!
「じゃあ、ショタ武士なんじゃない?」
───!?!?
「「なるほど(ーー)」」
───ッッッッ!?!?




