いざ尋常に
東西南北剣馬鹿殿たちの気配が会場の外に行ったのを確認してから、会場に戻った
まぁ、戻ったら、ほとんどの人が満腹でダウンしてたけど。
だから会長のお母様に挨拶と商談を交わしたり、糸目の奥で物凄い決意を抱いてる商人さんと何個か契約を交わした
しかし、徹底的とは言えないけど一応隠してた”グランドマスター”が俺だって気が付いたのは凄かったな、あの商人さん。
「隠してたつもりだったのですけど、よく気が付きましたね。」
「隠しかたが全く一緒でしたから。」
なんて言われたけど、それを見抜ける目を俺は凄いと思うよ……。
その後は、最初は様子見してた人達がたったの数時間で付き合い方を理解したのか、多くの人が突撃してきた。
まあ、あそこまでハッキリとゆってくれるなら楽だし、いいんだけどね。
「まぁ、だからと言っても殺し合いを求められるとは思わなかったけど。」
おれがそう目の前の漢4人にジト目を送ると、相手は頬を掻きながら苦笑いをする
「我等が全力を見せれると思ったのがこれでして…」
「すみませぬ…」
ま、いいけど。
「使うのは真剣でいいんだよな?」
一応了承をとる、てかこの大勢の前でやるの?結界は張ってあるけど、結構簡単に斬れちゃうよ?大丈夫?
「「「「構いません!!」」」」
「じゃ、誰か。」
抜き身の刀身を五本、浮かべ、全く同質の物だと証人をとらせる。
手を上げたのは10名、田之助に東家、西家、南家、北家の家臣が一名ずつ、その他は鍛冶を生業とする者、または商人、コレクター、などなど
その全員が感服し、”全くの同質”モノだと確認し認めた。
それを確認した白夜は、鞘に刀を納め、4人に放つ。
「どう?」
「いやはや、驚いた、これは今、我等に揃えたのですか……」
刀身の放つ光に見惚れ、柄を握り、大木は放心するように、そう声を発した
「そうだよ。まぁ大丈夫なら──」
場の雰囲気が沈と落ちる
刀を抜き、各々の型を構える4人
白夜は、鞘に納めようか、迷い、やはり抜く事にした。
「にょほほほ!それでは儂が合図を出そうかの!
───では」
手を天に向ける元治、 そして振り下ろされた。
「始めェ!!!!!!!!!!!!!!!」
雷轟の様な声と共に




