ラッパの音
自称…ね、 この言い方だと、向こうの神のこと相当嫌いみたいだな、何があったかは知らんが。
「近付いてきますなー。」
「イエス、ですね」
「まーすなー☆」
ま、それは後で聞きゃあいいか。
「勝てそう?」
負ける気は一切ないが、一応。
「ここまで引っ張ってなんですが……余裕ですね。」
あ、余裕なんだ。。。
「特別ボス……ま、言うだけあるか。」
こりぁ素材、売れんな……てかそんなのいるならギルドで新たに書類報告しとかなきゃな。
▽八頭の災獣▽
存在18 進化+5
100%/100%
・獄炎8
・獄氷8
・獄雷8
・獄樹8
・獄光8
・獄闇8
・獄風8
・獄地8
・災爪7
・脚速8
・魔法無効8
・王・咆圧8
△ △
●
生息地、不明、一説によると天から降りてくると言われている。
分類は天獣、その禍々しい姿とは裏腹に天の獣のようだ。
姿は八つの人に似た頭に、灰色の身体に八つの獣が無理矢理押し込められた姿をしている。
鳴き声はラッパのような音をしていて、聞いた者は必ず天に召されるとされている。
最後にその姿が確認されたのは、アルノード帝国。
そうアルノード帝国記の終に記されている
”終焉を告げる獣”と描写された怪物がこのモンスターだ。
●
この鑑定の文章毎回誰視点なんだろう……
「てか進化+5って、天の獣も何も進化したモンスターじゃねぇか。」
「イエス、 まず進化の項目が見れる人は旦那様が初ですからね?」
なるほど、人の視点からだからそんなもんか。
「てか、強いモンスターってみんなあんな、ごいゃごちゃしてんの?」
「ノー、そんなことはないですよ。 例えばあの龍はシンプルじゃないですか。」
あー、あの巨龍か、たしかに…
「あ、ブレス溜めてる……」
「…?おかしいですね…巡回する者はこんな攻撃的ではないはずなのですが…… 」
智核思考に沼ったな。
んー、んー?まぁ勝てるか結構余裕そう。
・東白夜・年齢17・性別男
・種族:人間種
・存在86
●職業:<下級剣士> <下級魔法使い> <中級剣士> <下級侍> <侍> <魔・侍> <剣聖>
・HP……
・MP(魔力総量) :22016
・気 :19780
・力 :24510+(10000)装備効果×20000%
・力 :装備(効果) 6902000
・防 :13760×20000%
・防 :装備(効果) 2752000
・器 :24510
・知 :19780
・速 :20640
・速 :装備(効果) 4128000
・運 :45:固定
―――
●スキル
・剣術:9 UP
・気術:9 UP
・体術:7 UP
・属性魔法:2 UP+複合
・刀術:10 UP
・力(大)UP: UP進化
・身体能力強化(魔・気):9 UP
・居合い術:10 UP
・東一刀流中段
・武技発動時(力UP):6 UP
・魔刄:8 New+UP
・神速:3 New+UP
・見技:3 New+UP
―――
⚪ユニーク
・刀剣の才能(大) UP
・解明の魔眼 New
───
称号:剣士:東一刀流派中段:男の娘:うっかり夜:年上キラー:例外:Bランク:ランク詐欺
装備欄
鬼神の髪飾り 力(大)UPのスキル付与
黒獣のワイシャツ ステータス防×20000%UP
黒獣のグローブ(肩) 力×20000%UP
黒獣の腰マント(前閉) アイテムボックス(大)
黒獣の下駄(高) ステータス速×20000%UP
───
装備って大切…(小並感
ステータス的には勝ててはないけど……、別にステータスオール1でも嬲り殺しに出来るしな。
まぁ防御力的に一発でも貰えばアウトだけど。
防の項目 相手の攻撃力(腕力の加算は省くものとする)の威力を軽減してくれる
HPの項目 体力や生命、または皮膚の抵抗力の数値、こちらはステータス攻で上がる腕力の加算値も、皮膚の抵抗力なので高ければ防いでくれる。
防御力無視の効果も受け付けない。
ただし、この項目を持つ者は、進化している種族またはモンスターのみ。
攻の項目 武技の威力や、衝撃、運動量、腕力の数値
速……──
……て、あぶね思考に没頭するところだった。
あ……そういやブレス溜めてるっけ。
「ま、返せばいいか。」
「やるー?」
「そうだな? いや、先手は譲ってやろうか、 あのスキルでどんな攻撃してくるか気にもなるし。」
「わかった! せんてはゆずってやろー! ふははははっ!!」
こりゃ奈那のマネだな…?
そんな呑気に話す3人に、8つの属性が入り交じった破壊の砲哮が、銀景色を様々な方法で破壊し迫る
それをいつの間にか超刀を肩に担ぎ、呑気に無情に眺める白夜。
予定の範疇を出ないなぁ……
「ブレスごとぶち抜くか……? いや返すって決めたし…返すか。」
「反射ついてるなら反射付いてるっていえよーー!」
それは……蒼夏のマネか…にてるな。
「《反魔》」
ほい、と。 ……あ。
「イエス、直撃しました。」
「思考の渦から、復帰したんか智核。」
「イエス、少し調べものを……」
……?なんか調べる必要なものあったけ?
「…素なのですよね……」
「あのてーどなら胸囲じゃなーーい!」
あ、そうゆうこと? てか飛由ェ……変なこと常世に教えんなよなぁ…
「今さらでは。」
……ですねェ…




