智核)そんな装備で大丈夫か? 白夜)お?大丈夫だ問題ないっ!
「グラマス……」
水色の映える髪を見都網にした、メガネをかけたクールな雰囲気の女性が
椅子に腰を掛けゲームを始めている白夜に、言葉を投げ掛ける。
「どーしたの? 秘書よ。」
「ここにある筈の書類の山……何処にやったんですか。」
「おわったが。」
「おわったがッ!? 嘘でしょう!? 新規の施設!新制度!新たな魔道具の設置案! これら少なく見積もっても3ヶ月分の仕事になる筈ですが!?」
初めて秘書らしい仕事が出来ると思ったのにッ
と頭を抱え仰け反る女性。
そんな胸を強調してしまう姿勢に白夜は目をツイーと反らす。
「(タイツがセクシー。) ま、仕事が楽になるのだからいいじゃないか。」
「楽すぎるのですよっ!? てかまだ朝の8時ですよ!!?マジで一つも残ってないのですか!?」
「残っとらんね~」
うがぁぁああ!このグラマス優秀が過ぎる!!と叫ぶ女性
それを微笑ましいものを見るような目で眺める白夜。
「あーー!!もう!! グラマスは仕事があるなら私を呼び出すべきです! 私こう見えて一万を越える倍率の中から選ばれてる選りすぐりの秘書なんですよ!? それを毎日毎日!!」
「僕らは鉄板の 」
「うえで やかれていやに なっちゃうよ じゃないですよ!!」
「おおー。」
「何ですかその綺麗なノリツッコミだなみたいな感心した様な、おおー。は! 怒りますよ!?」
「はは、んな理不尽な。」
とゆうか、何がそんな不満なのか?
そう疑問を投げ掛けられる女性。
それに対し言葉を詰まらせる。
「んな事はぁねぇよ。 冒険者達を纏めてくれて、抜けてる俺に盲信無しで意見をくれる、役に立ってる所か居ないと困る人材だよ。」
「………ですが、私がこの部屋でやった仕事内容…ゲーム9割りですが…。」
「俺にとってはゲームの方が難しいから、仕方がないね。」
やめろそのジト目はおれに刺さると笑い、 手をヒラヒラと振る白夜。
「はぁー、所詮私は遊び相手なのですね。」
よよよよ、とわざとらしく目元に手を当てる女性。
なるほどそう来るか、と白夜は、手を口に当てると意地の悪い笑みを浮かべる
秘書の手を掴み、早業で自分の上に座らせると肩と腰に手を回し笑みを浮かべ耳元で呟く
「なわけないだろ?」
「…………この女たらし。ヤリチン男。」
赤面した顔でジト目をしながら、そう呟く女性。
あははっ、女の子がそうゆうこと言わない、と笑いながら退かそうとする白夜だが。
動かない。 動かない。 動かざる山のごとし。
「あの…… ?」
「グラマス……」
「…はい。」
「ガードが緩いと言われた事……ありません?」
「……ありますねぇ。 一つよろしいか。」
「はい。」
「鍵が閉められているのですが、 何時からでしょうか。」
「はい。」
「はいじゃないが。 あの…… ソコはデリケートな部位でありまして。 ( 本体?てかあの自分だから分かると思うけど SOS 助けて。 え?なに?ステーキ喰ってるから無理? 感覚繋がってるから控えめにな? ふざけんなっ、こら!? そこにいる元凶に……あ(察し) )」
「あの…ね?窓も開いてるし」
パチン、 そう指を鳴らせば自動で閉められる窓とカーテン。
「 誰だこんな無駄な機能付けた馬鹿はっ!? 」←犯人)
───ァァァァァァァァァァァ!!?




