いじりやすい三人組
朝みんなでごはん食べた後、予定通り事情聴取をうけた、
やれ、何故あそこにいたのか。
やれ、やれ、やれ、まぁ質問のおおいこと。
で、よーやく終わった、けど今日はもうダンジョンに潜るって時間でもないし、帰るか!
「「「おーーい!!」」」
お、この一括りにされた様な三揃いは。
「お、やっぱり、おっさんズ。」
ズコー、て滑ってった芸が細かいな……やりおる。
「せ、せめて」「森3ズとかにしといてくれ…」「ホ3はやめてくれよな」
「……どうしたの?」
「この子、露骨に話そらしたぞ!」「呼ぶきだな!?ホ3ズって呼ぶきだな!?」「泣くぞ!いい大人が泣くぞ!?」
それはちょっと……
「それで、どうかなさいましたか?おっ三方」
「おっ三方!?」「新しいなっ!?」「このままではアダ名が増えるぞ!」
ふむふむ、なになに?命が助かったのはキミのおかげだありがとう。昨日は言いそびれてしまったから。本当にありがとう。
「はい、受けとりました、てか、これ言うだけであんなに時間がかかるとは。」
「キミのせいだが!?」「ダメだ!この子あの女狐と同じいたずらっ子の気がする!」「あぁ!俺の頭脳もそう言っている!」
なるほど、どおりで気が合うわけだ、今も親指を立ててるし。
「「「なんだその不穏なグッチョブ…!!」」」
「さて、僕はそろそろお暇しますよ。」
このままだと、この3人を遊び倒しそうだし。
「身震いが!」「ヤバイってこの子!」「言葉と内心が違うと見えるなこれは!」
「じゃ、また明日、失礼しました先輩方。」
「結局ちゃんとお礼させて貰えなかったな」
「いや十分いじられただろ……」
「それじゃあお礼にはならん、明日だな。」
「無言で渡してダッシュで逃げるじゃダメか?」
「次の日にはギルドで、おっさんがJKに告白して振られたってニュースが流れるだろうな」
「宅配……」
「あの女狐に住所でも聞いてみろ、速攻牢屋に放り込まれるぞ。」
「流れでおごり…!」
「あの女狐が珍しく可愛がっている子だ、酔わせてナニする気だって」
「俺達全員張り倒されてしまいだな。」
「…まさかお礼とはここまで難しいとは……」
「主にあの女狐ばば…………ァ…?」
───ぱたん
「「ま、ま、マサキィィィィイイイイ!!!?」」
「BBA…はダメだって言ったじゃないか!!」
「12歳。以上は女として見れないマサキの悪い癖が出たな…ムチャしゃがって………」
「ま、マサキ大丈夫…か?コレ…ボールペンの芯かコレ?」
「あの女狐、ヤバイなBランクをボールペンの芯で沈めやがったぞ…!」
「───先ほどから聞いていれば女狐女狐と、相当命がいらないようで。」
「コウキ……俺の携帯、PCの履歴とお気に入りは全て消しておいてくれ。」
「ナオキ……多分この流れは俺もだ、すまんその願い聞き届けれない。」
「遺言は十分デ?」
「「ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"あ"あ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!?」」




