面倒だろ、大変だろう、だが拒否する! lf理不尽
アンリさんが可憐を登録するとかで、席を離れてる間に俺は可憐に町を案内していた。
昨日は次の日に支障きたさない様にあんまり案内出来なかったからな
何故かおまけ一匹と友達が着いてきたが。
「ごめんなさいごめんなさい!」
「なによ!?あんたマキナがおまけとでも!?」
どうしてぇ、、、
「言い方が悪かったな、”可憐の”友達と、おまけだったっけ、な?おまけさん。」
「ウガァァーーー!!!」
どうどう、吠えるな吠えるな
「あの二人仲がいいですよね?」
「う、うん」
ふっふっふっ勘違いするな娘っ子共よ、これはそう飼い主と猛獣の様なものだ。
「そうゆえば、教官」
「ん?どうした?やめ、首に噛みつくなッッ!!?」
コイツガチで噛んできたぞ!?
「アンリ様ってあそこの一番偉い人……でいいんですよね?」
「ん?ああ、大体その認識であってるぞ、表向きには七席対等とされてるがな」
ここで”トラップカード”
”マキナ・レデェーネの勇姿” を発動する。
「ガルルルルルル、、、こほん、そうね、あの女が長、または頂点、であってるわ。」
「(すごく綺麗な流れる様な買収…)そうなのですね。」
「お、お姉さま……」
ふむ、しかし何故急にそんなことを?
「急にどした?」
「いえ、何故アンリ様が長なのだろう…と。」
あんに強さや家柄なら教官や元当主様でもよかったのでは?と少し疑問を持つ可憐
それともアンリ様は教官より強いのか…?
それを否定したのはラナだった。
「ああ、違う違う、確かにあの女が私たちの中なら突き抜けて強いのは否定しないわ、でもコイツほどじゃない。憶えておきなさい二人とも。
知性ある者の中にコイツを越える者は居ないわ。
修羅神仏含めて……ね。」
言い過ぎでは?
「どうせこのうんうん頷いてるコイツ心の中で言い過ぎでは?とか思ってるだろうけど、当てにしちゃダメよ、二人の考えている兆倍はヤバイと思いなさい。」
ここは否定しても肯定しても頂上生物にされそうだから目を反らしておこう。そうしよう。
「話が少し逸れたわね、あの女が私達の中で長を張るのは、このシステムを作ったのがあの女だからよ。」
そう話すラナは手の甲を二人に見せる
そこには青色が輝き光る紋様が浮かび上がっている
「これは…」
「禁印、禁界領域者に託される、うーんギフト?みたいなモノね、これは禁術や禁具を扱う事が出来きますよーみたいな証明も兼ねているのと同時に、私たちに絶大な力を与えるわ。
これを持っている者と持っていないものじゃ勝負にならないくらいの…ね。まぁあなた達は例外ね。」
なるほどと頷く二人、そして理解した自分たちが禁界領域者の称号を取らされた理由を。
この二人は照れて絶対みとめないだろうけど。
「「なんだよ」なによ」
「「いえ?なにも?」」
「こほん、それでこの証を作れるのが、あの女の ”制約” だけなのよ、そして圧倒的に強い。さらにあの女だけ一度も席を降りたことがない、この500年一度も……よ。」
「それもあって暗黙の了解としてアンリさんが長みたいな事をしているのさ。」
「「本人は面倒さがってるけどね。」」
たまに疲れたOLの様な雰囲気だしてるからな。
「そう思うならどちらか変わってくれ。」
「「だが断固拒否する!!」」
「クソッ即答かッ!!」
「あの二人にてますね」
「はい、ですね」
そう話すと二人は笑った




