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俺が理不尽です  作者: セロリM
超越者

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姉バカだな lfアンリ


「ふーむ、あの娘が白夜くん、キミの弟子かね?」


可憐の方角を見ながらメイガスが俺に聞いてくる。


「ええ、 自慢の弟子ですよ。」


「ふむふむ、確かに…強いのあの娘……全身に禁術を纏いながら、回りに一切気が付かない位に扱えている……流石じゃな 」


「可憐の努力の成果ですよ。」


「ふぉふぉふぉ、努力でどうにかなるもんじゃないがな、まぁそうゆうことにしとくかの。」


なんだこのじいさん、普通に可憐の努力だ、って言ってんだろ。



まるで可憐の力じゃないと言われた気がした白夜は内心腹を立てる、 がまぁ偏屈ジジイの戯言を真面目に聞いてもしょんねぇかと、自分を落ち着かせ


次なんか可憐の努力を侮辱したら、殺すと誓いながら白夜は笑顔をメイガスに向ける



「ひっ!?」


「ふっ、老人をいじめてやるな、白夜くん」


は?めっちゃ笑顔なんですが?


「いじめてないって」


「はぁ、あんたの笑顔は笑顔(いかく)なのよ。はっきりいって、ちょー怖いわよ?」


うんなこと言われてーも、 やっぱ自分で作った笑顔じゃなくて、宗太にぃのような笑顔にするべきかな?


“それはいささか胡散臭い過ぎるかと“


受難…それは宗太にぃがなくぞ?


“?泣けばよろしのでは?”


すげぇ無表情で言い切りやがった。



話を変えようと白夜は今試験を受けている、ラナ・レデェーネの妹のマキナの戦いに目を向ける


そこには周囲に水を漂わせ、放ち瞬時に水を雷に変質させるとゆう離れ業をやっているマキナの姿



「はぁ。しかしレデェーネさんの妹、すごく強いですね」


あれは可憐とは違い万能型かな?

魔力の質を変化させる速度が尋常じゃない


「!!でしょぅ!!?」


「ええ」


なんかすげぇテンション上がってんだけどレデェーネさん


「地雷を踏んだな。」


あ、これ話長くなるやつか。


「……なにか儂怒らせるようなことゆったかのぉ」


(無視)


「そうなの!あの娘は四歳からおねぇさまみたいな立派な禁術使いになるってゆって、ずーーと努力してたの!家の人脈的にあの娘にあう系統の禁術とは巡り合わせてあげられなかったけど、それでもあの娘はずーーと努力して自分の苦手な魔術を無数に習得して、それにあの娘は友達が出来なくてね!それもしょうがないのだけどね!?あの娘は昔から賢くて話が合わないのよ!!それなのにあのゴミ共があの娘の足を引っ張る処か母さんに対してもとんでもない禁呪を施しやがって!!それであの娘一時期落ち込んでしまったの────










       ───大体30分───









───でも今日私は安心したのよ!やっっっとあの娘にも友達が出来たってね!ちょーと馬鹿っぽいけど!それでね、あ!マキナが勝った!!」


馬鹿っぽいは……否定できん。


「みたいだな、あれは確か十三聖王の副官じゃないか、すごいな」


うん、マジですごい、十三聖王の副官と言えば単独で戦争をひっくり返すことの出来る戦力だぞ?それを奥の手を何個も残した状態でルールに縛られているとはゆえ勝利するとは……しかもあれ聖槍の副官じゃないかな


「でしょぉぅ!!?白夜は話が分かるわね!!」



うんうんと白夜が頷いていると肩をちょんちょんとつつかれる



「うん?どうしたの、アンリさん?」


「いや、よく疲れなかったなと思ってな。」


…?


「いや、なんでもない。」


なんかアンリさんが疲れているような…?

てかあのじいさんはいつまで落ち込んでんだよ。



「なんかしてしまったかのぅ……」



お、次は可憐か


「がんばれーい」



▲△▲△▲



「あ、式理さんがこっちに手を振ってるよ?」


「レデェーネさまの御姉様も手を振っていらしゃいますよ。」


「お、おねさま…恥ずかしい……」


「ふ、じゃあ行ってきますね。」


「あ、頑張って可憐さん!」


「ええ」



そう可憐は答えると観客席にも見えるように黒いバッテンのかかれた腕を掲げる




それに対し白夜たちの感想は一緒だった



「「「「それは違う」」」」




「か、可憐さん……かっこいい!」



何処からか、姉の騙されちゃだめよ!?とゆう叫びが聞こえた気がした。

がマキナには届かなかった。


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