失礼な lf理不尽様
白夜が最近使う笑い声のあっはーの発音
あっ⤴️はー→である、最近よく面倒を見ていた部下が使っていてうつったらしい。
ちなみにこの知識の意味は無い。
「そうゆえば後どのくらい試験あんのかね?」
アーンリさん?
そうヌボーと精根尽きたような体で話しかける白夜
それに対しアンリは腕を組み告げる
お?規約に引っ掛かるから言えんかね?
そうアンリの事情を知っている白夜は予想する
「これで最後だな。」
「へー。へ?はやない?俺昔15回位段階踏んだんだけど…?」
「キミの場合、 普通にハメられただけだ。」
わー、しょうげきのじじつ。
「だからってこんな極端に少なくなる…?」
「なる…と言うより元からこんなもんだ。」
俺…恨まれすぎじゃない?
いや俺ってより式理家か?
「まぁ…キミの家はなかなか昔から尖り者揃いだったからな。 家単体で国を支配できる程の戦力、そして多種多様性、さらには大体の事はその代の当主で解決できてしまう。 だからか昔から反りの合わない家は多かったからな。」
頼らない、頼る必要の無い、一人で出来るから、誰も必要じゃない
昔似たようなことを言われたっけ。籠ってる感情は大分違うが…
耳の痛い話だ。
これで自分の嫁を悲しませる原因にならんように、気お付けよ…。
「なーるほどねー。」
「一度抱いた女も泣かせないようにきおつけろ。」
はい。
▼▲▼▲▼
「はっ!!?」
お、赤面状態解除されたか……ち、寝てればいいのに。
「ちょ、魔王!なんで貴様が白夜のチa」
「あ、レデェーネさんこれあげる。」
「あ!?なによ!今……ってこれ禁書じゃない!!しかも私の知らないやつ!!」
レデェーネさんの好きなもの。一に妹、二に妹、三に禁書、四に母、だからね。
この人の買収は容易い
「て!騙さ「これもあげる」 わーい!新しい禁書だ~っ!!」
はっ
「「チョロッ」いな。」
──かつ、かつ、かつ
何か杖の様な物を地に付け歩く音が白夜達の後ろから聞こえてくる
「ふっおふっおふっお、相も変わらず中のよいことじゃ」
うーわ、誰だっけこの人。
あー思い出した確か、そう ニコロ・メイガスって
人だっけ。
影が薄く記憶にはあるが出てこなかったが、なんとか思い出した白夜は目の前の人物の詳細を記憶から引っ張り出す。
ニコロ・メイガス
魔法教会元二席、超位魔法使い、彗星、グングニル・レプリカの担い手
見た目は昔と変わらず髭を伸ばし、優しげな御爺さんだな。
手には グングニルの人造偽神器
見た目は黄金の杖
うーん、なんか昔、俺の試験の時も居た気がする。
とりあえず
「お久しぶりです、メイガス殿。」
おい、そんな驚いた表情で俺を見るな、なに?絶対憶えてないと思った?
「だって、貴方昔から興味ないものとことこん興味ないじゃない?」
「うむ。」
「同じく、じゃな」
「満場一致かよ。」
てかあなたもですか、メイガス殿
あと地味に頷くな受難
「失礼な」
まったく人をなんだと思ってんだか。
「羅刹鬼に確認してもいいかい?」
「……」
「キミは嘘を付けないだから無理するな」
あっはー。顔面鷲掴みしたい、その無理な笑顔。




