辱しめ
「教官のアホーー!!」
「アッハッハッハー!!」
ちょ、やめ、ドロップキックはやめろって!!
ごめんって!!
「しっかし白目剥いて気絶するとは…」
ふっふっふっ
「教官知ってましたねっ!?」
なにを失礼なっ
「当たり前の事を」
「今日が下克上だーー!!」
「受けてやろう」
数秒後天井に突き刺さる一人の女がいたとか
「か、可憐さーーんっっ!!?」
「あんた…容赦ないわね…」
「ふ、心を鬼にしてまでってやつだよ」
「完全に遊んでる様にしか見えなかったわよ」
だっていい反応返ってくるだもん
「まっさっかー、あ、そうだ全部やっといたよー」
ん?なんでそんなびっくりみたいな表情してんのさ?
「マジ…?」
「マジだよー?」
え、そんな驚くなよ
一応こんなんでも、色んな称号持ってる化物の一人よ?
こんくらいよゆーよ余裕ー
「だってまだ一時間位しか、たっていないわよ?」
「え、だから…?」
なんだよ、そんな人の事こうゆう奴だったみたいな表情しやがってー!おれ一応こんなんでも恩人よ?感謝してひれ伏しやがれーー!
実際にそんなことされたら、あわてふためくクセにそんな事を冗談100%で思う白夜を見ながら
ラナは再度認識する、自分達の上に座る化物達の常識はずれを
自分達も大概だとは思うがコイツら程ではないとラナは思う
「まぁとりあえず……ありがと…」
「うっわびっくりした普通にお礼言われたんだけど……偽者…?」
あ、怒った(当たり前です)
「うがっっー!! 貴様そんなんだから可愛いけど生意気、でもわからせたいなんて言われんだぞ!」
「初耳だ!!?」
「あとあれだよな!貴様ステータスのスキルにそんな顔して性豪とか絶倫とかありそうだよな!!」
「悪いか!!?」
「え…あるの?」
別にわるいこんじゃねぇだろ!!?
「あるが!!?」
「エロ同人誌にしか存在しないと思ってた系男の娘」
客観視したらその通りでなんも言えん!!
「それだけじゃないぞ?」
今来ますかね、アンリさん!?
「なによ?」
「なんもないぞ。」
ここは俺の声マネで……
「めっちゃ似てる声マネやめなさい」
「キミはそんなこともできるのか…」
ダメだ!状況的に不自然だし無理だ!!
「で?なによ」
「うむ、白夜のアソ──」
ァァァァアアアア!!?
──声で掻き消そうとしても聞こえたわよ、別に誇らしくとも恥ずかしがる事じゃないじゃない?
──場所がここじゃなければなァア!!?
──あ
▼▲▼▲▼
「だ、大丈夫…可憐さん?」
『ええ、まぁ……チッ!あの鬼教官いつかギャフンと言わせてやる!』
「いやー、あはは多分もう叶ってるじゃない……かな?(あ、防音の魔術間に合ってる展開速いなぁ)」
『……?』




