危機のカウントダウンとデート
出てくるか微妙な重要な設定。
白夜の好物、卵粥人生で初めてまともに食べた料理だから。
11月16日
暴走期まで残り4日
そんな重大な事が迫ってるいま白夜が何をしているか……それは
「ん!このソフトクリーム旨いな!抹茶味なかなか」
「イエス。このイチゴ味もなかなかです。」
──智核とのデートである。
普段は分身(ふつうの分身と違い意識が一つだから分身て感じがしない分身)で皆と一人一人とデートするか、皆でデートだが今日は珍しく他のみんなの予定が被り智核と二人きりのデートだ。
「一口♪あーん」
「イエス。あーんです………美味しい…」
「だろぉ♪」
端から見れば絶世の美人がユリユリしてるだけだが。が!。デートである。
「映画か…おれ久しぶりに来たなぁ…主に五年ぶりくらい」
「旦那様は普段ネットですか…?」
「そうそう、それか見たかったら家の個人所有の映画館あるから…」
「流石金持ち…」
ニヤリと笑うと白夜は智核の手をとる
「まぁ嫁とのデートだこう言う雰囲気も悪くないだろ♪」
「…!薄暗いe」
ぺしっ
鋭く軽い一撃が智核の頭に手刀として乗せられる
「そうゆうのは家のやつでな…」
「ぶーぶー」
「俺は嫁の身体を誰かの目に写す趣味はないの。」
「イエス。嫉妬ですか?」
「嫉妬だよ…たく、ほらそろそろ始まる行くぞ」
おちゃらけなければ崩れてニヤケて仕舞いそうな顔を何とか無表情を保ちながら智核は手を握り締め付いていく、何億と言う歳月、感じれなかった温もりを手に。
──愛してます旦那様
音に成らないくらいの声で口のなかでそう呟く智核
返ってくるとは思わなかった返事が返ってくる
「俺も愛してるよ智核」
輝かんばかりの一切の不浄も偽りもない笑顔でそう智核に告げる白夜
やはり智核は思う旦那様のこう言うところがズルイ。と
赤くなった顔を片手で抑えそう思う智核であった。




