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俺が理不尽です  作者: セロリM
変わった世界

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そうです、俺が理不尽だ。


今回の大会は一応死ぬ寸前には外から・・・転移で、搬送されそく治療されてるので死傷者ゼロとゆう仕組みになってます!作中での説明をはしょりごめんなさい!!


いや~、怒り過ぎたな、うんうんそうだよな


神凪家の存続の為には、巫女の素質が高い娘と結婚して、巫女として高い素質を持つ子供産ませなければいけない。


うんうん、わかるよー


だから人の嫁と知っていても"よこせ"なんて要求をしちゃったんだよな?


家との関係を盾に普通なら断れないから。


これも名のある家を残すために必要な事だもんな?そこに子供の恋愛感情を持ち出されるのは困るだよな~てね?


それが普通の事で名のある家の娘としてやらなきゃいけない当然の事だもんな?













「あは♪ ははははははは♪ イヒッヒハヒヒヒヒヒヒヒヒ♪ ひゃっぎ♪ ゃはゃはっ はっ ぎ はっはははっあっひゃ ひゃびゃ ひゃやァ♪」







第八試合、それが始まってから異様な事ばかりだった、観客は皆、格のある家の当主候補達の激戦を、または式理を知っている者達なら一方的に行われる蹂躙


それら二つに、為るかに思われた試合は、まず始めに神凪家の当主が壊した、一方的に何かを顔面蒼白に成りながら話し出したのだ、それをただ立ち聞く白夜


観客は最初に何の話をしているのかが分からなかった。スピーカーとしての役割を担っていた術式が、これまでの激しい戦いで壊れてしまっていると、神凪家・・・から報告され修復に時間が少しかかると言われていたからだ。


だが観客達も馬鹿ではない、術式の修復に時間がかかるならば試合の時間を遅らせれば良いだけだ。


なのにそれをしない?神凪家に都合の悪いことがあると勘づき出した頃、スピーカーとしての役割を担う術式がいきなり修復された。


そして観客は顔をしかめ、楽しい気分で見ていた者達が神凪家まで詰め寄ろうとするまでに発展した。




『いいのか!?貴様の勝手で下らない感情で!!お前の女が大切にしている! 乳母うばが死ぬことになるのだぞ!?』



神凪陽平が何かの写真を、白夜に見せつける。


奈月と田之助が立ち上がり、元治と加菜恵の表情が消える。


神凪家の者は顔面蒼白にし、何かを叫び散らかし。


観戦に来ていた、格のある家の当主や当主候補達は言葉を失う。「ここまで落ちたのか…」と。


だが声が観客席に漏れてるとは知らず神凪陽平はまだ無様に滑稽に喋り出す。喋ってる内容は糞だが。



『貴様が理操を諦めればすむ話だッッ!!何百年と続いた我が家との繋がりを貴様の独りよがりの下らぬ性欲で潰す気かッッ!!??女なんぞいくらでも居るだろうッッ!??勘違いするんじゃないぞ!!!これは!交渉じゃない!!!命令だっ!!!!理操の──』



白夜の瞳が黒く黒く黒く、本来の色に戻っていく・・・・・・・・・・気が付く者はいない。


それと共に、白夜の存在が神性・・を溢れ出していくのを。


誰も気が付かない、目の前で踊ってしゃべっている物すら。


白夜の髪先端が 真っ黒に染まり延びてる、明らかな異変にすら。


───だれも、だれ一人、目の前の白夜が完全に人を捨てた事に気が付けない。






『廃墟の地下、【強欲】権能発動【全て我が物】』


虚空に目を向け、全てを観通した白夜が、冷静じゃない白夜が、進化する一個前の【大罪系統】のスキルを発動する。


次の瞬間、白夜の手元に、裸体の明らかに精神が、正常じゃなくなってきている女性が現れる。


それは道化が喚き見せていた写真の女性だった。



『は…?』



それに対し、道化は思わずアホ面を晒す



『【傲慢】権能 発動【時よ我が物よ】』



白夜の【傲慢の権能】が時を”支配し”自分の”物”として扱う。そして


白夜の声と共に、裸体の女性が明らかに主婦と言った服装に変わり、精神状況がまるで、何事も無かったように正常に戻った女性が何がなんだかと、戸惑う。


その様はまるで、その女性の時だけが巻き戻ったかのようだ。



『【転移】』



白夜の転移魔法が疑似異界を薄紙のように、突き抜け無事に奈月や田之助の元に女性が送られる。





──最初に異変に気が付いたのは、心配がたった今、無くなり次の心配を思い出した、元治だった。


そしてその次に会場のみな───否、世界が気が付いた



『あはっ♪』



暗くないのに黒い


在るだけで疑似異界を塗り潰し、今まで完璧に操作していた白夜の力が本の少し、制御を外れた。


それだけで





───世界が必要とする太陽が黑く染まり上がった




『あは♪ ははははははは♪ イヒッヒハヒヒヒヒヒヒヒヒ♪ ひゃっぎ♪ ゃはゃはっ はっ ぎ はっはははっあっひゃ ひゃびゃ ひゃやァ♪』



嗤う嗤う嗤う嗤う嗤う


小指を弾いただけで消える矮小な存在が


俺から大切を奪おうとする


理由を付けて



世界に響き渡る音楽の様な、嗤い声が鳴り止む



───くっだらない



奈落の底から轟く様な声だった



『ッ…ッ……』


塵は、制御を外れた白夜の神気に押し潰された


気絶したくとも、許しが出来ない故に、気を喪う事の出来ぬ塵が地を這う。




その塵を




白夜は足で踏みしめる


そして、徐々に力を込めていく、人間の力に合わせて


自分のやらかした愚かさを、教え込むように



「なァ、 俺の嫁の元名字を、勝手に口に出すなよ。」



頭蓋骨に皹が入る。



「気持ち悪いから」




         ぐち"ゃ"




塵を潰し、血がついた足で歩く白夜、薄く嗤いながら


それだけで、何百年と言った歳月がかけられた、疑似異界を造る"超規模術式"が薄氷の様に砕け散る。



嗤いながら歩く白夜の足先は神凪家に向いていた



そんな白夜の歩く後ろには、頭部が無い死体・・・・が、修復不可能な程に砕け散った"超規模術式"の上に無様に塵の様に汚物を垂れ流し落ちている。




          とん




そんな軽やかな音と共に神凪家の前に顕れる、白夜



「ぁ…」



「…?いつまで俺を見上げてる?」


その言葉を次に、頭を地面に打ち付ける

神凪家の前当主だが頭を下げる速度が速すぎて頭部が


───屋上から落とした、トマトの様に潰れてしまった



そんな神凪家前当主死に様をどーでも良さそうな表情で


「あーぁ、死んじゃった…責任、取らせようと思ったのに…」


そう一言で済ませる白夜だった。


ついー、と視線を横にずらすと、震え、白夜を神を拝み見る様な視線を向ける子供がいる。


それにたいして、白夜は世界が止まったとさえ思える【思考速度】で考えをだす。




顔立ちからして、あぁ、いま死んだトマト親子の孫…?かな?ぽい、んそうみたいだな。


んー、別に子供に責任取らせるのも違うしなぁ……


最初は神凪潰す、って思ったけど…この子になら神凪任せれるかな?悪意も害意も無さそうだし、ふーん?この子の害意に成りそうなのは……まぁいいか殺す程でもないし



俺達に舐め腐ったマネした二人は魂も消したし


神凪は式理の支配下に置けばいいか。



「てか?レフリー?いや司会だっけ?俺の勝ちだけど?」


神系のスキルに声を届かせるてのが有ったから使ったけど返事ないな?



そんなことを白夜が思っていると壊れた機械音のような声が聴こえてくる。


『はっ!?た、たたたたたたたたたたたただいま!!勝者!式理白夜様ァァァァア!!!!』


もう何がなんだか分からない司会は自分の勤めを取りあえず、自分の仕事をまっとうする事にしたようだ。


それに白夜は頷くと、少し消える。


靴を洗いにいったのだ




その後、靴に付いた血を洗った白夜は奈月の横に戻る



「白様っ、ありがとうございます!!本当にありがとう!」



その感謝に少し面を食らった表情をする白夜、だがすぐに何時もの表情に戻る。



少しは怖がられるかなと思ったけどそうでもなかったな


「元と言えば俺のせいだから、ごめんな奈月、こうなる前に殺しとけば良かったな…」


「そんなことない!!白様は悪くないです!!あの塵共がやったこと!」


それでも…俺が、でもこう言ってくれる嫁にまず答えなきゃ


「ありがとう、奈月」


そう言いながら奈月を抱き締める白夜。



次はない。こんな事は"絶対に"







これで本当の意味で覚醒してしまった理不尽。

次はどう策を練ろうとも運が良かろうともなにも出来ない。

ご都合主義が邪魔だろうがソレをさらなる理不尽で押し潰す。


この先の敵は辛いだろう…遊び殺されるか、ただ殺されるの二つに一つしか選択肢が無いのだから。




◆▼白夜▼◆



皆を守る、俺が理不尽になる。──もう人じゃなくて構わない。


俺の物差しで決めて、俺の物差しで壊し救う。


──これが傲慢だろうがどうでもいい。



そうだな先ずは、憂いも無くなったし、他の選手とも戦ってあそんでみたいな、大会続けて貰うか?それがいい。


楽しくなりそうだ



◆▲◆▲◆



『えー、皆様大変申し訳ないながら…大会は……続きます!!』


『続くのかよっ、でもなんで?』


『さっき運営が白髪の男の娘に脅され、神凪から式理家様に変わりました、

とても……とても。怖かったです…。』


『あ、(察し』


『えー、運営様が変わってね、勝利賞品も全部、豪華から超豪華になりました。』


『あれ以上ですか?いえ、でも、あの天上の式理家ですからね可能ですか。』


『参加賞が100万、本選出場が5000万。


一勝すると、不老長寿の神薬と1億円。


二勝すると、転職の極意[使いきり]と、"大規模術式"それに加え2億円。


三勝すると、虹の宝箱て、、、え?マジすか!?あれ金までじゃないのですかッッ!?』



"宝箱"ダンジョンにごく稀に出現する 超レア アイテム、中から出てくる物は様々だが悪いものは一つも無く、銅や銀でも売れば億は軽くいく。



『先輩私もびっくりしてますけど…つぎつぎ。』


『あ、それに加え…式理家の鍛冶師が打つ、魔気武具まきぶぐッッ!!?それに20億!??』



式理家お抱えの鍛冶師が打つ武具、決して外には出回らず中には禁忌指定される物もあるとか…



『えっっぐ、式理家様えっっぐ。』


『準優勝が…ふ、ふ、不老不死の零酒、に、に、虹の宝箱二つ、100億円……』


『ま、まってください?ゆ、ゆうしょう賞品なんてどうなってしまうのですか…?』


『あ、それは手紙に書いてあるみたいだな、えーと名前が…白夜様……後輩ぃ…!』


『先輩がんばっ♪』


『うぅぅ、えーと?声真似してよんでね?はい分かりましたよっ「──勝てたら改めて考えてやんよ☆」………以上です。私が言った訳ではありません、ええありません絶対に私ではありません、だから命だけはッッ!!』


『次の実況は私一人で送ることになりそうですね。

──いい先輩でした。』



『見捨てるなァァァァア!後輩ぃぃいいい!!!??』



ここから今までステータスの種族を幼馴染み達と一緒の人がいいかな?て理由で人にしてた種族を今もなお進化している種族に変えたことで、もうヤバイから、超絶ヤバくなりました。あんま変わんないですね…?


ですが少し残酷性が上がります、敵にたいして更に理不尽になります。


あれ…?あんま変わんないですね?(二回目

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