表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ぼっちの学校  作者: 水銀
第一章 氷は溶けて笑顔となる
7/52

束の間の休日

学校説明会より数日、書類を書くやらなんやらであまり休めていなかったので今日は趣味の時間で日々の疲れを癒すことにした。


「からこれ数ヶ月やってないからなぁ、実力が落ちてないといいけど」

そう言いながらベッドに寝転びゲーム機を起動する、そしてゲームを起動しソフトを読み込むそのゲームの名前は


『天下争乱』


"清水ソーシャルネットワーク"が誇る代表作である、

『天下争乱』というシリーズは日本国内だけでなく世界でも大ヒットし多くの人たちが遊ぶ人気タイトルだ。

天下争乱シリーズは様々なジャンルを一つのソフトに詰め込みそしてその全てで異常なまでのクオリティを誇るため飽きることがない。

その中でも特に人気を誇るのが武将達による一騎打ち用は格ゲーである。


「さてどのキャラを使おうかな〜♪やっぱり久々だし"本多忠勝"とかにしとこうかな!」


本多忠勝とは徳川家康に仕えた武将で天下で一二を争う天下無双の武将である。

その武勇は本作にもしっかりと反映されており総評するなら、パワー型の槍使いである。


「相手は誰でくるだろう?げっ、上杉謙信かぁスピードが速いから苦手なんだよなぁ、」


上杉謙信は越後を統治していた大名で軍神と恐れられた名将である本作ではスピードと特殊技に重きをおいたキャラ設定がされている。


「じゃあ頑張りますか!」


キャラの選択が終わりステージが作られていく今回は江戸の城下町での戦いのようだ。


えーっと、動作確認、動作確認っと


体を動かして飛んだら移動したりしてみる。


やっぱりフルダイブ型のVR機器はすごいよねぇ考えた人もそうだし開発にまで至った会社もすごい

わぁ〜、それはさておき敵はどこかな?


江戸城下というだけあっているくんでいる道と立ち並ぶ民家が敵の発見を遅らせている。


「なっ!」


そんな時だった、後ろから強烈な一撃をもらう。


いつのまに後ろに!やっぱり受験期間やらなかったのは失敗だったか


フルダイブ型VRゲームはその性質上やり続けなければ必然的に腕前が落ちてしまう、なぜならば自分の体を動かす容量で自分と違う体格のキャラを操作しなければならないからだ。


でも!


しかし例外はいる、例えば人生をゲームに捧げたプロゲーマー、例えばゲームの動画を配信、投稿する動画配信者、しかしてそのどちらでもない一名はなんなのか、"天才"だから?いいや違う。


「ほーらよっと!!」

攻撃を受けた一名はその受けた体勢を利用して回転しそのまま敵に攻撃を当てた。


やっぱりフルダイブVRゲームサイコー!リアルでできないような動きでもしっかり対応してくれる!


一名の強さそれは圧倒的な"適応能力"にある。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ