三人⋯⋯?
「それじゃあ説教は帰ってからするとして、一名くん!一緒に見てまわりましょう!」
「うん!それじゃあどこから見て回ろうか」
「そうですね、まだ入り口の方はあんまり見れていませんし⋯⋯一旦戻りましょうか!」
「そうだね!」
「もしかして置いてかれる?」
「どうでしょう?」
「どうだろう?」
「そんなぁ〜〜」
「ふふっ、冗談です!一緒にいきましょう!心!」
「よかった⋯⋯氷柱?」
「それじゃあ、いっきましょう!!」
それから三人で入り口まで行ってからじっくり見て回った。
「それにしてもこう見ると、でかいね」
「人の何倍も体格が大きいですからね!」
「私この時代に生まれてよかった⋯⋯」
「清水さんの運動神経ならなんとかやっていけそうだけど?」
「無理ですよ!?、流石にこんな大きな恐竜からは逃げも隠れもできませんよ!?」
「じゃあ正面から行くしか無いですね」
「あっ、違、そういう意味じゃなくて!!」
「冗談です!」
「そろそろ時間だね」
「もうそんな時間ですか⋯⋯」
「まぁ一旦お昼食べるだけだし、記録もある程度とれたでしょ?」
「それもそうですね」
今回は集合時間に間に合うように少し急ぎめで集合場所に向かう。
「おぉ〜三人で一番乗りだね〜」
「集合場所ってここであってますよね?」
「そうだよ〜」
「藍沢先生は中に入ってないんですか?」
「入りはしたよ〜でも大体見たことがあるからね〜、確か今回で8回目くらいかな〜」
「すごい⋯⋯!」
「おや?続々と他の子達も来たようだね〜、それじゃあ移動するから一旦並んでね〜」
一旦整列してから次の地点に向かう。
ついた場所は和の雰囲気を纏う飲食店。
「さてそれじゃあここでお昼食べるからみんな4人くらいで席についてね〜」
「すみませんお客さん、最近机のほとんどが壊れましてカウンター席と団体席ならあるんですけど⋯⋯」
「う〜んじゃ〜カウンターでいい人は個々でカウンタ〜に向かってね〜、団体席でいい人はそっちに〜」
かくして僕、氷柱さん、心さんが小さい団体席に、大きい団体席には先生たちが、そして他の生徒はカウンターで食べることになった。
「それじゃあ注文しようか、メニューはっと」
「これじゃないですか?」
氷柱さんがメニューらしきものをとる。
「和のイメージがあったけど色々あるね」
「じゃあ私はこの定食にします。
「それなら私はこの定食に」
「僕はこれにしようかな」
「それなら僕はこれでお願いします」
「オッケー、それじゃあ注文⋯⋯え?」
『え?』
三人だけだと思っていた空間に1人知らぬ人が⋯⋯。
彼らはLevel(友達の人数)が上がるごとにトーキングレベルが上がっていきます。(たぶん⋯⋯)




