表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ぼっちの学校  作者: 水銀
5/9

学校説明会 その②

「お母さんあそこみたいだよ」

しばらく歩いていくと学校説明会会場と書かれた看板が見えてきた。以外と間に合うものだなと思いつつも教室に入っていく、教室には2組を除いて全員が揃っており(デジャブだな)と思いつつも指定されている席に座る。


机の上を見てみると中に何かが入ってるであろう分厚く膨らんでいる封筒がある。

(何が入ってるんだろう、まぁ十中八九学校に関する書類なんだけど見るのは後にしておこう)

とそんなことをしているうちに13時を知らせるチャイムが鳴った。そして教師が入室してくる。

「それでは時刻となりましたので学校説明会を始めます。本日説明をさせていただくせき あきらと申します、よろしくお願いします」

関って苗字珍しいなぁと思いながらも話みを聞く。

「まず初めに手元にある封筒を開けて一番上にあるあを出してください」

(え〜っと、この資料かな?)

「こちらは、寮についての資料です。本校は学生寮を敷地内に建てておりまして、本校に通っている間は原則そこで生活していただく形になっています」

以外な情報に少しざわつきがあったもののすぐさま静寂を取り戻す。一名はというと。

(えっ?学生寮、つまりは家から通うんじゃなくて学校に住むってこと??)とまぁ混乱していた。

「学生寮は、男女で棟が分かれておりまして隣接こそしているものの基本的に別々の棟で生活します、そして本来なら2人部屋を採用する予定だったんですが合格者及び受験者が想定より少なかったため1人一部屋で生活していただくことになりました」

はっ!と混乱から回復した一名は、話の内容を今一度整理する。

(つまりは学生寮で生活するのと、1人部屋で生活すると、まぁ1人部屋って点だけなら嬉しいな)

「学生寮の安全性ですが鍵はオートロックを採用していまして鍵のかけ忘れなどでも安心できるようにしています、また男子棟、女子棟それぞれに教師10名も住みますので教師一同全力で警備などにあります。そしてそれだけでは不十分なので警備会社と連携して警備体制を万全にしています。学生寮の説明については以上です」

(なるほどさっぱりわからんが学校周辺の家を借りる手間が省けたという認識でいいのかな?)

うんうんと心の中で頷きながら次の話を聞く。

「続きまして学習用端末についてですがこちらに関しては全員に必ず購入していただきます、つきまして補償などですが家庭の事情により払えない場合のために学校卒業から5年以内に金銭を支払っていただくプランなどがございますがそこについてはご家族で相談して下さい」


(学習用端末か、中学校の頃は貸し出しだったけど高校は購入なんだなぁ。それにしてもまだ二つ目の内容なのにもうボリュームが多すぎて、もとい一つ目のインパクトが強すぎてあんまし話についていけないな、帰ったらお母さんと一緒にじっくり話そ)


そんなことを考えているうちに次の説明へ入っていく。

今月中に後5話目指して頑張ります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ