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ぼっちの学校  作者: 水銀
第二章 心を紐解き心を開く
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俊敏なる逃避行

私の名前は清水 心(しみず こころ)、現在教室で最大限に気配を消して授業を受けています。

どうしてこんなことになっているかといえば今日のお昼中川(なかがわ)さんと(かつら)くんの関係が気になっていつものように潜伏して観察していたところを中川さんに見つかってしまいそのままその場から逃げてしまったのが発端です。

あと認識を正すために言っておきますがこれはストーカーではありませんこれはあくまでも観察です!って誰に向かって言っているんでしょうか?

しかしながら困りましたこれから毎日授業を受ける時気配を消して受けなければいけません、寮で生活をしているから仮病などで休むこともできませんし⋯⋯。


そんなことを考えながら今日の授業が全て終わるの待つ。

そうして最後のチャイムがなりホームルームが終わる。


やっと終わりました!では素早く移動しないと!


なるべく最速最短の行動をして即座に教室を出て寮まで直行する。

そしてなんとか二番手で寮に着き自室に戻ることができた。


「やっと部屋まで辿りつけました〜」


一旦息を整えてから部屋にある椅子に座る。


「それにしてもどうしよう、これからもこの生活を続けていくわけにもいかないですし⋯⋯でも解決することもできないです⋯⋯う〜ん」


悩みながら椅子と頭を回転させるものの明確な答えも出ず夜になる。


「もうこんな時間に⋯⋯仕方がありません、一旦晩御飯を作りましょう」


台所に向かって冷蔵庫から栄養などを考えて作られたレシピとそれを作るために必要な食材をとる。

このレシピなどは清水家専属のシェフが考えたもので作りやすさはもちろん味も保証されたものだ。

そして作ったものを食べながらまた頭を回転させる。


「どうすればいいのでしょう⋯⋯」


そうしてはっきりとした解が出ることはなく今日のような日々が過ぎていき。

一週間以上が過ぎ月末になる。

そして月末になったということは校外学習の日になったということである。


どうしましましょう結局あれから似たような逃避行ばかりして結局何も解決してませんし、でも今日は校外学習なのでゆっくり休めますね!


そうして少しだけ気持ちも楽になり学校へ登校する、しかし。


忘れてました!!そういえば桂くんが隣でした!!


こうしてちょっとだけ波乱が起こるかもしれない校外学習が始まる。

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