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ぼっちの学校  作者: 水銀
第一章 氷は溶けて笑顔となる
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課外授業までの間

部屋に帰って時間割を見てみると確かに今週分と来週分の情報が表示された。


「確かに今週分と来週分が表示されてる!じゃあほんとに間違えないようにしないとな、さてともう課外授業が迫ってるわけだし準備しちゃいますか、しおりとそれ以外のものを取り合いず一箇所にまとめておこう」


この前買ったものや家から持ってきた本などをまとめて机の端に置いた。


「ていうかこの絆創膏とかは常に鞄に入れておいた方がいいかな?じゃあ忘れる前に入れてしまって、うん!これで準備はオッケーかな、あとは授業の準備だけしてあとはゲームでもしようかな?」


その日はゆっくり過ごした。


次の日


「さて今日も今日とて学校頑張るぞ〜今日から6時間だしね慣れていかないと」


準備を済ませ出発して教室まで行きそのまま昼までの授業を済ませる。


さてとじゃあお昼ご飯食べに行こうかな?今日は食堂で食べるんだったけ、それじゃあ早めに行こうかな


食堂まで行くとまだ誰もいなかった。


あれ、教室にはもう数人しかいなかったはずなんだけどな?それはさておき早くお昼ごはん選ばないと


注文して、席で待っていると教室に残っていた内の1人だけがきた。


あれは?中川(なかがわ)さんも食堂で食べるのかな?


そう考えていると、呼び出しベルがなったので受け取りに行く。


それにしても誰も来ないな?みんなお弁当でも作ってるのかな?そうだったらすごいなぁ僕も作れないわけじゃないけど食堂があるのに作れるのはすごいなぁ、まぁわからないけども


そう考えながらご飯を食べる。


広い食堂には生徒がたった2人と職員が6人だけ、静かな空間に食器同士が当たる音だけが響く。


そういえば未だに友達できてないじゃん、寮の生活に慣れるのに集中しすぎて忘れてた


もう入学式から一週間経つ今日忘れていたことを思い出す、授業中も教室にいても特に会話が起きることもなく過ぎてしまった一週間を思い浮かばて若干の焦りと変わっていない日常に対する動揺とが心に浮かぶ。


まぁでもここから頑張ればいいし、うん今日に午後から頑張ろう、うん!


そうして焦りに区切りをつけて気持ちを前に向ける。

が、そんなことを考えていたことは過去に変わり今日もまた終わる。


「明日の時間割は⋯⋯うん特に今日と変わらず教室で受ける授業だけか、どうしようこのままじゃまた小学校と中学校と同じになっちゃう」


一名(ひとな)は幼稚園や保育園には通っておらず小学校から通い始めていた。


「でも明日になるまでわからないし、今日はもう寝よう」


そうして気合いを入れるも次の日も特に進展はなくそのまま課外授業を迎えるのだった。

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