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ぼっちの学校  作者: 水銀
第一章 氷は溶けて笑顔となる
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化学と数学と情報と

翌日、準備をして学校に向かう、時刻はまだ8時30分この距離なら十分早いと言える距離だ。


「さてと今日も一日⋯⋯いや半日か?まぁとにかく頑張ろう、そして明日からは通常授業だしちゃんと心の準備もしとかないと」


教室に着くと、授業の準備を済ませて暇を潰す。

チャイムがなり授業が始まる。


「さて、それじゃあみんな起立!挨拶するよ!」


挨拶を済ませて授業に入る。


「じゃあ自己紹介から、私の名前は野田 久美(のだ くみ)化学を担当してるよ!年齢は24歳で誕生日は10月21日、趣味はお友達とのおしゃべりだったり!じゃ授業についてだけど、基本は基礎を進めてたまに実験だったりをするよ!でもう聞いてると思うけどたまに生物の授業と合同でやったりするから覚えておいてね!はい!自己紹介と授業説明終わり!」


凄まじい勢いで話した後一息つく。


相変わらずの元気さだなぁ、まぁ思い出に浸るほど日は経ってないんだけど⋯⋯


「それじゃあ授業の内容に入って行くにあたっていうことがあるんだけど、基本教室じゃなくて化学室で授業するから間違えないようにしてね!あれ?これも授業説明か?まぁそういうことでよろしく!それじゃあ化学の基礎のプリント配るから今日はそれをやるよ!」


配られたプリントは元素記号やイオンなど言っていた通り基礎的な問題だった。


これぐらいならまぁすぐ終わるかな


プリントを無心で終わらせて時計を見るとまだ10分近く余っていた。


う〜んどうしよう結構時間余ったな、かといってすることもないし


周りを見ていると数人はまだやっていたがそれ以外の人も暇そうにしながらどこかを眺めていた。


他の人ももう終わったのかな?


そんなことを考えているうちに残っていた人も終わった。


「あれもうみんな終わったの!?⋯⋯100問は用意していたはずなんだけどなぁ⋯⋯まぁじゃあ授業は終わりみんな自由にしていいよ!あ、ただ教室の外には出ちゃダメだよ」


10分後チャイムが鳴り先生はプリントを回収して教室から退室した。


さてずっとスマホを眺めてたわけだけど次からはイヤホンとかも持ってきたほうがいいかな?音出るやつとか下手に見れないし、じゃあ次の授業の準備だけしてまたゆっくり過ごしますか


そうして再びチャイムがなるまで過ごした。待っていると教員が入ってくる。


あれ、なんかどこかで⋯⋯あぁ学校説明かではじめ説明してた人か


そのタイミングでチャイムが鳴り授業が始まる。


「それでは授業を始めます、まずは自己紹介から名前は関 明(せき あきら)、年齢は34歳で誕生日は8月8日です」


その後も淡々と授業説明を続ける。


「では授業説明も終わりましたので、もう授業に入ってしまいましょうか、では教科書を開けて待っていてください、その間にプリントを配ります」


その後は授業が進んでそのままチャイムが鳴り授業が終わった。


「ではまた明日」


明日も数学があるのかな?じゃあ引き出しにしまっておこうかな


数学の教科書とプリントを入れたファイルを引き出しにしまって、代わりにというわけではないが情報の教科書を出す。


そういえば、情報はファイルとかノートとかはないけどどうするんだろ?教科書に書くってわけでもないだろうし⋯⋯まぁそのうちわかるか


そしていつも通りに暇を潰してチャイムが鳴るまで待つ。

チャイムが鳴って授業が始まるとほぼ同時に教員も入ってくる。


あれこの人もどこかで見たことあるような?だめだ全然思い出せん


「では授業を始めます、まずは自己紹介を今年一年情報を担当します、池田 由希(いけだ ゆき)です、一応この学校の教頭をしています」


あぁだからなんか見たことあったのか!それはそれとして池田って確か歴史の先生と一緒だよな?兄弟とかなのかな?


「年齢は25歳で誕生日は2月5日です、あと歴史の授業を担当している池田 轟(いけだ ごう)先生の兄です」


やっぱりお兄さんなんだぁ!⋯⋯ん教頭?てっ若!教頭と校長ってご年配の人がやってるイメージだったけど意外とそんなことないんだな〜それとも新設校だから?


疑問を頭に浮かべつつも先生の話はしっかりきく。


「情報の授業についてですが、タブレット端末が届いてから授業が始まりますのでしばらくは教科書などは家で保管していただきます、次の授業は5月の頭になると思いますので覚えておいてください、では今日はまだチャイムも鳴っていませんが終わりです、あとは竹内(たけうち)先生に変わります」


そう言って先生は教室から退室して代わりに竹内(たけうち)先生が入ってきた。


「ではホームルームを始めます、では寮についての説明なのですが、今まで授業の連絡は1日分だけだったのが今日からその週と次の週の分が表示されるようになりましたのでしっかり日付を見て間違えないようにしてくださいでは他の連絡を⋯⋯」


その後もホームルームが続いてチャイムが鳴った時に終わった。


じゃ帰っていつも通りお昼ご飯食べに行こうかな


こうしてゆっくりと進んだ学校は終わりここから一名(ひとな)達の物語はより早く進んでいく。

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