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ぼっちの学校  作者: 水銀
第一章 氷は溶けて笑顔となる
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生物の授業

チャイムがなり1時間目の授業が終わる。


終わった〜、それにしても流石にいきなり課外授業があると言われるとは思わなかったなぁ、しかも伏見稲荷大社、一回はいきたいと思ってたけどまさか学校行事でいくことになるとは思わなかったなぁ、しおり読んだ感じは学業成就を願いに行くためで後は自由行動らしいけど、、、自由行動、自由行動かぁ、そういえば結局まだ友達できてないんだけどなぁ⋯⋯はぁ〜


何を隠そう学校を見て回った時話すことはあったものの友達にはなってはいないのだ!!


うん、この話は一旦忘れよう、確か何か買いに行かないといけないとか言ってたけど具体的には何を買えばいいんだろう?確か後ろの方に書いてあったような?


しおりを開いて確認する。


あぁ〜、菓子類とか酔い止めの類ね、あれそういえば時間って大丈夫かな?


確認すると授業開始の2分前だった。


やっば!


急いで教科書を出して準備を終えた時チャイムが鳴った。


「それじゃあ授業始めようか〜、まず1回目の授業だから自己紹介からしようかな〜」


あれ?挨拶はしないのかな?まぁいいか


「まずは名前だね〜、もう何人かは知ってると思うけど名前は藍沢 優(あいざわ ゆう)だよ〜、

年齢は24歳、大体十歳ぐらい年上かな〜、誕生日は4月21日だよ〜、好きなことはねぇ〜お友達とお喋りすることかな〜特に化学担当の久美(くみ)先生とはよく話しているよ〜」


確かに、昨日の実験をする前も何か一緒に語ってたしな


「次は授業についてだけど、一年で基礎、2〜3年で応用もしながらやっていくよ〜、それと化学と合同でやる授業も予定してるから時間割には注意してね〜」


ヘ〜そんな授業もあるのか〜


「じゃあ授業の説明はこのくらいにして、残りの時間ねぇ〜、みんなスマホ持ってきてる?、持ってきてない人がいたら教えてねぇ」


指示に従って全員がスマホを出す。


「それじゃあねぇ〜、みんな“エブリーコネクト“持ってる〜」


なんでいきなりエブリーコネクトなんだろ?


「いや〜ね先生になったら生徒と交換したいと思ってたんだよ〜」


あぁなるほどそういうことか


「じゃあ今から見せて回るから、読み込んでねぇ〜、あともし嫌だったらいってねぇ」


そういって先生は順番に見せて回った。


「ふぅ〜これで全員と交換できたかな〜!」


満足げな顔でそういうと、何かコソコソ作業を始めた、なんだろうと思いながら見ているとそこでチャイムが鳴った。


「ありゃりゃ、チャイムなちゃったかぁ〜じゃあ今日はここまでということで、また次の授業でね〜」


そういって先生は教室から出ていった。


あれなんかいつの間にか知らないチャットルームが出来てる?


開いてみると知っている名前が20人分あった。


あれ?なんか知ってる、、あ!


そこにはクラス全員の名前があった。

こうして先生の計らい?でクラス内チャットができたのだった。

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