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ぼっちの学校  作者: 水銀
第一章 氷は溶けて笑顔となる
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学校を見て回ろう! 其の五

現在時刻は11時指定の時間まであと1時間ほど。


「う〜ん、この後はどうしようかなぁ」


あと1時間されど1時間、絶妙な時間が余ってしまったためどうしたものか悩む。


「とりあいず、カルメ焼きしまいに行こうかな」


せっせと教室まで移動する。

教室の扉を開けると席に誰かが座って寝ている?人がいる。


誰か寝てるのか?一応起こさないように静かに行こう


そーっと席まで移動する。

カバンを開けてカルメ焼きをしまう。

すると、ゴソゴソうるさかったのか起きてしまう。

金髪の髪が太陽に照らされて光る。

こっちを一度見た後時計を確認して、足早に教室を出ていった。


「怒らせちゃったかな、、、でもあんまり怒ってる感じはしなかったような」


彼の顔や感じは風体からは感じられない優しいものだった気がする。


「今度話す機会があったら謝ろうかな、さてこの後は何をしようかな」


2、3階はあらかた見終わったため後は1階ぐらいである。


「食堂とか以外に何かあったかな?」


そう思い冊子を広げる。


「あっ、体育館の近くに美術室あるんだ、いってみようかな」


そう決めて移動をし始める。


中庭に差し掛かると鼻歌が聞こえてきた。

リズムも整っていて、もっと聞きたいと思えるような耳触りのいい音。


どこから聞こえて来るんだろう?


そう思い周囲を見渡す。

しばらく探していると、中庭の中央に位置する場所にある桜の木に誰かがもたれかかっているのがわかった。


誰だろう?見たかんじ制服着てるから同じ生徒だと思うけど


中央とは言っても一名(ひとな)との距離はかなり離れている。


まぁあんまりジロジロ見すぎるのも良くないし、時間も残りわずかだし、さっさといきますか


その場からパッパと去る。


一方、桜の下では。

イヤホンを外した少女が一名(ひとな)がいた方を見る。


「ん?今誰かいたような、気のせいかな?それより今日中に頭に入れとかないと、私に今できることはこれぐらい

だし。今日は確かお昼食べたら解散だったけ?じゃあ練習する時間はいっぱいあるかな?」


彼女は楽しそうに笑い再びイヤホンをつけるのだった。


話は戻って美術室前。


「ここが美術室だよね、確か美術の担当教師は担任の竹内(たけうち)先生だったよね」

そう心の中で確認して扉をノックする。

「失礼します」


扉を開けるとキャンバスが一つ置いてあった。

そこには彩豊かに描かれた一つの絵があった。

絵は多分完成しているっぽいが題名を書くであろう紙には何も書かれていなかった。

その時、扉が開き美術準備室から竹内(たけうち)先生が出てきた、、、

校則的に髪色などは自由です。なんなら過度でなければメイクとかもオッケー。

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