表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ぼっちの学校  作者: 水銀
第一章 氷は溶けて笑顔となる
16/45

学校を見て回ろう! 其の一

「皆さんおはようございます、本日は昨日各部屋においておいたプリントでお伝えした通り、学校を自由に見てもらう日となっております、見て回るのは途中までは私が同伴しますがその後は各自校舎内ある食堂に集合です、食堂では昼食を食べますので“12:00“までには集まるようにしてください、では今から校舎の地図を配りますので各自受け取ったら中を確認してください」

先生は持ってきた分厚目の冊子を配ると椅子に座って一息つく。

(中身はどんな感じかな?)

配られた冊子を開けると目次に一階、二階、三階、校内の空き地スペースなどが大まかに書かれていて、

それぞれ見開き1ページずつ使っているらしく設備が充実しているのが伝わってきた。

(一階は何があるのかな?教室と職員室はあるのは覚えてるけどそれ以外はあんま見てないからな)

ページをめくりじっくりと読んでいく。

〜一階〜

職員室、現一年教室[本来は教員資料室]、食堂、空き教室[三年教室予定]、清掃員室、保健室など

〜二階〜

空き教室[来年一年教室予定また二年教室予定]、化学実験室及び化学準備室、視聴覚室など

〜三階〜

空き教室[再来年一年教室予定]、屋上テラス、校長室、図書室など

〜その他校内施設〜

体育館、体育教官室、寮、部室棟、グラウンド、体育倉庫、空き地、中庭、駐車場など


(おっ多いなぁ、そりゃあ3時間もとるわけだ)

驚きがありつつも納得する。

「では、そろそろいいでしょうか?それでは移動します、みなさん廊下に名簿順で並んでください」

先生の指示に従い全員が静かに教室を出る。

「それでは、まず食堂に向かいます」

先生が歩き出すとともに全員で静かに移動する。

教室から2〜3分した所にある食堂につく。

「ここが食堂です、基本的に百人近くは入る想定で作られたと聞いています、ではここで一時解散です、12時までには集合するようにしてください」

その場で全員がバラバラに移動していくのを見た後に一名(ひとな)も移動する。

(まずどこから見て回ろうかな〜、やっぱり図書室とかかな?)

そう決めてせっせと階段を登っていく。

三階のA棟に位置する図書室に入る。

「うぉ!」

思わず変な声が出るくらいには大きい図書室に驚きつつも入っていく。


奥行きのある部屋にいくつもの本棚が置かれていて、The・小説といった感じのものから漫画まで幅広く揃えられてあった。

ふと置かれた席を見るとそれぞれ対角線上に男女2人の姿があった。

1人は小説をもう1人は漫画を数冊積みもうここから動かんと言わんばかりの速度で本を読み進めていた。

(すごっ、あんなに集中して本読んだことないからわかんないけど、うん!そっとしとこう)

図書室にはしっかり司書さんがいるよ!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ