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冤罪で悪役令嬢になりましたが、幸せになることを行使したいと思います!  作者: 佐古鳥 うの
本編

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28/51

28・そして元王子妃は天を仰ぐ

ちょっと長いかも。

 



 バミヤンは顔が良かったが、如何せんシスコンの気が強すぎて途中で興が冷めた男だ。

 戯れがなかったわけではないがあの男が望んでいたことは妹とどうやったら添い遂げられるかだ。その助言と協力をしてやった報酬としていろんな貢ぎ物を受け取っていたに過ぎない。


 それを汚らわしい関係だとラヴィエルに思われたのはとても恥ずかしく、惨めな気持ちになった。そのせいで動揺が色濃く出てしまった。


「っな!な、にをいっている、の?!ラヴィエル!いい加減してほしいわ!!

 バミヤンとはただの友人よ!?プ、プレゼントは、そう!ピイエリドさんと結婚できたお礼に貰ったのよ!後ろめたいことなんて何もないわ!信じて!!わたくしは」


「いい加減にするのはお前の方だ。

 サルベラはあの屑と離縁して、ようやく幸せを見つけたところだったんだ。それをお前が寄越した偽物の王命のせいですべてが壊れた。


 わかるか?サルベラはお前を押し退けて王子妃になりたかったわけでも、伯爵夫人になって社交界を謳歌したかったわけでもない。ただ慎ましく平穏に暮らしたかっただけだ。


 お前が目をつけなければ、普通の幸せを手に入れることができたはずなんだ。

 この責任はどうとってくれる?お前には些事にもならないサルベラの幸せだろうが、サルベラと私にとっては人生そのものだった。

 妻と私の幸せを壊した罪は、王命を偽証した罪は果てしなく重いぞ」


「だ、だから、それはわたくしではないといっているでしょう?!誰かがやったに違いないわ!」


「また言い逃れか。飽きないな。すべて詳らかにしたというのに。……お前がさっき私になんといったか覚えているか?


 噂は嘘だとシームレス殿下の前で認めたくせに、嘘の噂を、あたかも事実であるかのように私の前でベラベラと喋ったんだぞ?

 お前のせいで離縁させられ、掃き溜めのような家に嫁がされ、そこで殺されたというのにだ!私の最愛の妻がお前に殺されたんだ!!

 手癖が悪い?!不名誉?!まともに話したこともないお前がサルベラの何を知っている!思い上がるな!!!」


「ヒィィ!」



 ビリビリと初めて聞くラヴィエルの咆哮に身も心も恐ろしさで震えあがった。

 その振動は空気に伝わり人にも物にも伝染した。窓ガラスは割れ、壁にはヒビが入り装飾が刮げ落ちた。


 一瞬地震かと思ったが違うとわかった。これは魔力だ。この国ではろくに使えないはずの魔法をラヴィエルが怒りで発動しているのだ。

 そう理解したら、ナイフを突きつけられた訳でもないのに心拍数が上がり、呼吸が乱れた。息苦しい。怖い。目の前の男が急に殺戮者に見えて恐ろしくなった。



「しかもお前、『殺された』と言おうとして嗤いを堪えたよな?

 私の妻を侮辱した上に無惨にも殺された事実を嘲笑ったんだぞ!!私の妻の死をだ!!これを侮辱と言わずしてなんと言うか!!


 散々流されたサルベラの不名誉な噂など、お前の醜聞に比べたら霞むものだというのに!!シームレス殿下に隠れて結婚前から色事に耽っていたことはもうわかっているんだ!

 お前の方がよっぽど体を使って男達を誑かせていたじゃないか。浅ましい女め!」



 ビクッと肩が揺れた。目に生理的な涙が滲む。

 な、なによ。なによなによ!


 わたくしがこんなにも従順に見せて心を寄せているのに!こんなにも欲しているのに!!一時期夫婦だったからって死人の女をそこまで気にするものなの?!

 生きてるわたくしの方が何倍も価値があるのに!ラヴィエルももっと幸せになれるのに!!なんでわたくしが罵声を浴びせられ辱しめられなくてはならないのよ!!



 享楽だって女にも楽しめるのだと、だったらわたくしが手解きをして辛い結婚を強いられた者達を救う手立てにしようとしていたのに!!

 そこに心なんてないのに!!本気でわたくしが欲しいと愛を乞えばラヴィエルなら身も心もあげてもいいと思っていたのに!!


 なぜそんな顔をするの?!何でわたくしばかりを責めるのよ!

 敵だから?許されない恋だから?だからこんなにも冷たく当たるの?

 まるで敵国同士であるがために引き裂かれた憐れな恋人同士みたいじゃない。



 嫌よ、嫌!そんなの許さないわ!わたくしのためにラヴィエルが死ぬならまだしも無理心中なんて絶対に嫌!

 折角王子妃になれたのよ!あと少しで王妃に、そして女王になれるのに!!それを捨てるなんて嫌よ!

 この国の最高位に君臨し、誰もが跪き、愛する者に愛され、わたくしが幸せに暮らせる世界でなくては意味がないじゃない!!


 くだらない忠義に、死人に囚われているならわたくしが取り払ってあげるわ!戦争に勝てばラヴィエルはわたくしの物になるもの!!




「そうですか。……よろしいわ。あなたの希望通り戦争をいたしましょう」


「エリザベル!!!」

「エリザベルさん?!」


 両陛下は悲鳴混じりに叫んだがラヴィエルと王子は無表情でこちらに振り返り、互いを見て「へーそう、」とバカにした態度をとった。



「ま、待ちなさいエリザベル!我が国にそんな兵力は」

「問題ありませんわ。我がスコラッティ公爵家には潤沢な資金と兵力がありますの。傘下の方々にもご協力いただくとは思いますが、主に資金面なので問題ありませんわ」


「そ……いや、だが」

 そうか。と納得しそうになった王だが言葉を濁した。


「陛下。ここはわたくしにお任せを。この者はわたくしの手で以て制裁を与えますわ。なんなら今捕まえて拷問すれば素直になり、開戦も経済制裁も取り止めることでしょう」


 領地に帰れば使える兵がゴロゴロいる。使い捨てなら冒険者や傭兵だって呼び寄せられるだろう。兵器も隣国用ではないが密かに準備しているはずだ。


 あとは士気だが国を守る大義名分を耳心地のいい言葉で訴えれば簡単に戦ってくれるだろう。わたくしはただ自邸で勝利の結果を待つだけでいい。



 戦いはもう既に始まっているのよ、と言わんばかりに手を上げると、私兵の騎士達が一斉にラヴィエルに襲いかかる。

 捕まったラヴィエルを勝ち誇った顔で見下ろしてやろう。そう口許を緩めたがそんな上手くはいかなかった。


 見れば床に転がっているのは私兵の騎士で、ラヴィエルはピンピンしている上にいつの間にか数人の男達が彼を守るように立っていた。


「普通に考えて、他国の者が一人で来るわけないだろう?」

「な、なんなのよ!この騎士達は国でトップクラスの実力を誇っているのよ?!」


 屈強な騎士達がものの数分で伸されたことに逆ギレのように喚けば、呆れた顔の王子が溜め息混じりに教えてくれた。



「エリザベル……なんでもできる秀才だと言われてきましたが、あなたもやはり女性ですね。

 セバージュ卿が勇者の末裔だと知っているでしょうが、彼は冒険者登録もしていて勇者再臨と言われたSクラスだそうですよ。

 戦争をしなくなってから弱体化が著しい我が国の騎士では到底敵うわけがない」


「エス……?勇者再臨……?」



 自分の優しさを蔑ろにされ怒りで一瞬我を忘れたが、ラヴィエルの強さと新情報に目を瞬かせた。


「マカオン商会ではほとんどの者が冒険者登録をしていて半数が上位クラスになっている。

 知らないだろうから教えるが、この国の商会が他国に渡る際の旅道中を警護したり外敵と戦っているのはマカオン商会の者達だ。

 ユーザニイアも諸外国からの侵入を防ぐために日夜訓練を続けている。


 これは興が削がれるので黙っていようと思ったが、知っているのは国王らくらいなので再度宣言しておく。



 マカオン商会は諸外国が戦争していた時期にこう呼ばれていた。『戦争屋』だ。

 これは最新で強力な武器兵器をマカオン商会が一手に引き受け戦争自体を操作していたことからついたものだ。必要な国に売り捌き、そしてマカオン商会も使用していた。


 ユーザニイアに拠点を置いたことで、諸外国の戦争も一応だが終息したくらいには実力があるといっておく。

 弱い者イジメはしない主義だが向かってくる敵は殲滅するのが流儀なので参加する者達は心してくれ」


「ま、待ってくれ!!儂はやらん!戦争なんかやらんぞ!!」


「ちょっと陛下?!」



 歴史の授業でも社交界でもそんな話は聞いたことがなかった。

 それもそのはずで、戦争が終わってからの貴族は戦争という言葉を禁句化していて、パーティーで話すことは野蛮であると爪弾きにされてきた。

 だから個人的に調べない限りそんな情報を知ることはできないのだが、エリザベルは誰も教えてくれなかったことに憤慨した。


 しかも分かりやすく弱腰外交の国王は尻込みしていち抜けを宣言するし、味方であるはずの父はここにきて「私は間違ってない、私は間違ってない」とブツブツ、ブツブツと関係ないことを呟いていて煩くてしょうがない。



 もう頼れるのは自分のみ。


 そう思ったがラヴィエルの話が本当なら―――いや本当なのだろう―――これはかなり危険な賭けなのでは?と気づいた。


 勢いよく啖呵を切ったはいいけれど、一介の平民の商会が戦争を操作するだなんて正気の沙汰とは思えない。

 数でこちらが有利だとしても果たして勝てるだろうか?考えれば考えるほど気が滅入りそうだった。



「では離縁しましょう」

「はあ?!」

「シームレス?!」

「な、なんてことをいうんだ!!エリザベルはどうす」

「離縁すれば少なくとも王都とスコラッティ公爵家傘下以外の貴族は守れるでしょう。陛下が戦争を拒否するなら我々は被害を最小限にする必要があります」

「そ、それは……」


「まあ、こちらは王子妃殿下とスコラッティ公爵家の力を根こそぎ奪うのが目的だから、離縁していただいても構わないが……」



 衝撃的な言葉に声を荒げたが何故か国王もラヴィエルもそれでもいいような雰囲気を出してきて、こめかみがヒクヒクと動いた。

 こちらから離縁するのはいいが凡人の、一人では何もできないボンクラに離縁されるのは我慢がならない。


 凡人でも頭がおかしくても戦争をするなら盾になるものは多い方がいい。離縁されたら領地が戦場になってしまう可能性もある。それは許されない。

 スコラッティ公爵家の者としてわたくしの手が届くところでそんな不祥事は起こしたくない。


 王子はまだあの侍女だかのことを考えすぎて頭がおかしくなっているだけだ。現実に引き戻してやれば元の王子に戻る。

 優柔不断な王子は結局わたくしがいないと何もできないのだ。



「本当に、離縁、なさるの?………でしたら、あの子はどうなるの?わたくし達の子が片親になってしまうなんて……そんなの、あんまりだわ」



 しおらしく、震える口を手で押さえたエリザベルは産んだ子供を慮って泣いた。泣いてるフリだが下を向けば大概うまくいく。

 しかしいくら待っても反応がない。チラリと視線を上げれば無表情な王子がぼんやりとエリザベルを見ていた。



「心配しなくても親権はあなたにあげるよ」

「え?ですが、あの子は殿下の子供でもありますのよ?」

「………そうはいうけどエリザベル。あなたは……産んでからほとんど、いや全く?娘の様子を見に行かなかっただろう?

 胸の形が変わるからとかいって母乳も飲ませなかったそうじゃないか」


「?!そ、それは……わたくしは乳の出が悪くて……」

「囲っていた男には面白がって飲ませていたのにかい?……まあいいけど。私が手放してもいいと思った理由はただひとつ、私の子供ではないからだよ」




「……え?」




 悲壮感を全身で表現していたが、衝撃の一言に思わず呆けた顔を見せてしまった。


 私の子ではない?王子の子では、ない??




「そ、そそそんな!そんなことあるはずないわ!!」

「私もそう思って調べたのだけど、私が留学した後、公爵家で頻繁にパーティーをしていたね?そのパーティーは男女が揃うものが多く密室で行われていた。

 あなたが奴隷を密かに買って侍らせ、昼夜問わずべったり過ごすようになったのを知ってから調べ始めたから、いくら貞節を守り適正な茶会を開いていたとしても疑いしかない。

 それに、どうやら妊娠期間も違うらしいよ」


「妊娠、期間……?」


「1ヶ月ほど違うらしい。正確な妊娠は私が留学した後だというから……まあ、そういうことだろうね」


 記憶を遡ってみたが覚えがない。あの頃は王子のお手付きになったことに浮かれていろんなことが抜け落ちていた。

 気が大きくなって好奇心が疼いたものは一通り手を出した気がする。享楽に目覚めたのもその頃だ。


 だがそれでも王子以外の子を宿すなんてありえない。そこだけは守っていたはずだ。



「そんな!そんな、そんなはずは」


「何より顔が似ていないんだ。髪の毛なんかピンクだし」



 顔すら見に行っていないあなたは知らないだろうけど。

 そういわれたが赤子の髪の色なんてすぐには思い出せなかった。産んだ時はうっすら赤毛が生えていたと思う。


 赤毛なんて親族にいただろうか?と思わなくはなかったが出産の疲労できっと王家の誰かの色だろうと、赤が濃い金髪なんだろうと思い込んでいた。


 王家の髪色は金。そしてスコラッティ家は深い青紫だ。親族の色を含めてもピンクになる確率は限りなく低い。

 そんな男と寝たことはなかった。だから違うのに、王は息子の子供じゃないのならとあっさり切り捨て、王妃は軽蔑した目でエリザベルを睨んでいた。




「待って、待ってよ……シームレス!」


「……そこで私の名前が出るのか。あなたの愛するセバージュ卿はそっちだよ」


「ちが、違うのよ!!」


「……なんの話かな?あなたにとって私は王家の血を持つ種馬くらいの価値しかないのだろう?

 だから既成事実を得てすぐに、私がいないことをいいことに、そこで頭を垂れる一部の男達とただならない関係を結んだ。

 勿論私以上の蜜月を過ごした者もいるだろう。しかも結婚前にね。


 あの娘をあなたに渡すのは、あなたが母親だからだ。本当は子供が不憫で心が痛むけど、王家の血が入っていない子を手元に置いておくわけにはいかないからね。

 放棄する前に孤児院か子がいない真っ当な夫婦に譲れる母親であることを祈っているよ」



「そんな、シームレス!」




 掴もうと手を伸ばしたがスルリと抜けて王子は背を向けた。そしてラヴィエルと少し話して段に上がり王妃の後ろについた。




「では元王子妃殿下。開戦を楽しみしているよ」



「待ってラヴィエル!嘘よ!嘘なの!!ごめんなさい!戦争なんて本当はしたくないの!だって民が傷つくでしょう?あなたにだってこれ以上嫌われたくないわ!」



 そういって縋りつけばコテン、と首を傾げたラヴィエルが小馬鹿にしたように嗤った。


「ああ。自領に被害が出るとわかって臆したのか。王家が戦えば、ユーザニイアと隣接してる領は自領ではない場所だからと、高を括っていたのだろう?

 残念だが覚悟を決めてほしい。あなたが今感じている恐怖も、憤りも、焦燥感もすべてサルベラも感じていたのだから。

 その辛い気持ちを抱えて、孤軍奮闘をしないように頑張ってくれ」




「……え?」



 孤軍奮闘?と彼に倣って振り返れば貴族達から強い嫌悪を含んだ目で睨まれた。

 傘下の者達からもあからさまな拒絶や裏切り者めと言わんばかりの目にヒッと仰け反った。



「傘下でも、自領を戦火に晒したくないと願うのは普通のことだと思うが?

 人には犠牲になれといっておいて、あなたは高みの見物をするつもりだったんだろう?戦争をするというのに、随分と甘い考えで啖呵を切ったものだ」

「ち、違うわ!!ラ、ラヴィエルだって本気じゃないでしょう?戦争なんてしたら民が怒るわ!貴族がいなくなれば商売も出来なくなるのよ?!」


「勿論本気だが?さっきもいっただろう?サルベラが一方的に虐げられたことも、操作して屑男と結婚させたことも、そして俺の妻を奪ったことも、全部、怒っているんだ」



「ラヴィ、エル……っ」



 袖を掴もうとしたがその前に突き放され、床に転がされた。

 見上げた先にあったのは美しいかんばせと凍てつく氷の瞳だ。その強い視線に刺された錯覚に陥る。




「覚悟しろ。そして自分の過ちを後悔するがいい。俺達は全力でお前と協力したすべての者に鉄槌を下す」




 スカイブルーの瞳が赤く染まったかのように烈火のごとく怒ったラヴィエルは初めて見る、恐ろしい形相でエリザベルを睨み付けるとそのまま背を向け謁見の間を出ていった。


 残ったのは冷たい視線で傍観する王家と、疑心と不信の目で見下ろしてくる他貴族。

 それとブツブツと独り言を喋り続ける盲目の父。



 ブルブルと体を震わせたエリザベルは去っていくラヴィエルを見て咄嗟に叫んだ。


「皆の者よ!今こそ受けてきた恩を返す時です!!わたくしに協力なさい!!ラヴィエルを捕まえるのです!戦争を回避するのよ!!」


「………」


「早く!早く動きなさい!!何をしてるのよ!!わたくしのラヴィエルが行ってしまうわ!」


「………」


「ラヴィエル!ラヴィエルぅ!!戦争なんて嫌よ!できないわ!!お願い!わたくしの元に戻ってきてぇ!!!」



 どんなに叫んでもラヴィエルは止まることも、振り返ることもなかった。そして他の貴族も傘下の者達も誰も動こうとはしなかった。



 誰からも手を差しのべられず、同情も労りの言葉もないまま、エリザベルは呆然とした顔で公爵令嬢、いや元王子妃とは思えないはしたない格好で床に座りこんだ。



「なんでぇ…なんでよぉ。わたくしは、なにも、何も間違っていないのに……国母になって、みんなから敬われ、愛されるはずだったのに………」



 そして天井を見上げ、美しい天使の絵を見てエリザベルは目を覆うのだった。







読んでいただきありがとうございます。

エリザベルのメンタル設定強すぎました……。

『諦めない女』ていうタイトルどこかで使いたかった。

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