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部活の恋人部の告白合宿に行く事にしたんだ!

作者: 七瀬





僕の学校では、、、?

変な部活があるんだ、、、!


それが、『恋愛部』という部活。

ココで何をするかと言えば、、、?


先ず、男女のコミュニケーションの取り方から。

どういう風にしていけば、、、【恋愛に発展】していくのかとか?


・・・そういう部活。



僕の名前は、『小久保 悟志』18歳で高校三年生だ、、、!


そもそも僕が何故、、、?

この部活を選んだかと言えば、、、?


恋愛経験もないし、それどころか女の子を好きになった事もなかったんだ!

それに、“恋愛初心者”を卒業したかった事もある、、、!



・・・と言っても?

僕たちの年頃の子達は、ほとんど恋愛に興味がない!

僕も、その1人だったけど、、、?


ある時、他のクラスの女の子に興味を持った事から、、、。

僕みたいなやつでも、恋愛に目覚めたのかもしれない、、、!



その女の子は、明るく笑顔が似合う女の子でね、、、!

どうやら、、、? 彼女は彼氏がいないみたいだし!


僕にも、チャンスがあるんじゃないかと想えたからなんだ、、、!





僕の気になる女の子の名前は、『川西 みさ』僕と同じ高校三年生。

よくみさちゃんは、仲がイイ女友達と一緒にいるところを渡り廊下で見かけるよ。


僕は、そんなみさちゃんを遠くから見ているだけでも良かったんだけど...。

僕の仲のいい友達に、『牧田』という男友達がいてね!


その牧田に、【恋愛部】に誘われたのも一つなのかもしれない!



『なあ、小久保! どうだ? 好きな女の子でもデキたか、、、?』

『・・・まあ、気になる子はいるけどな!』

『牧田は、、、? いるのか、好きな子、、、?』

『まあな! だから、この部活を選んだんだよ!』

『・・・ふーん、そうか!』

『小久保も、気になってる女の子がいるのは、知ってたんだ! だから

誘ったんだよ!』

『えぇ!? マジで!? 誰か、知ってんの???』

『小久保ってさ~分かりやすい性格だからな~!』

『なんだよ、それ!?』

『でもさ~お互い恋愛上手くいけばいいな~!』

『あぁ!』

『・・・そう言えば?』

『何?』

『次の土曜日から、合宿があるらしいぞ!』

『・・・なんの合宿?』

『“告白合宿”らしいけど、、、。』

『告白って、、、? まだ、まともに女の子と話せないのに、、、?

そんなの無理だよ!』

『まあ~あの先生には、通用しないと思うがな~!』

『恋愛熱血指導の笠之原先生か!?』

『恋愛の事になると、、、? 熱いからな~!』

『・・・あぁ!』



そして、その【告白合宿】の土曜日、、、。


『今日から、【告白合宿】が始まるぞ! 学校の体育館を借りて合宿する!

お前たち! みんな好きな子に【告白】出来るように死ぬ気で頑張れ!!!』

『ははい!』





その後、、、少し時間があったから、、、?

僕は牧田と二人で話してたんだ、、、!


『とうとう、始まったな~!』

『あぁ!』

『俺さ! この合宿が終わったら、、、? 俺の好きな女の子に告白

しようと思ってんだ~!』

『マジか!?』

『あぁ、小久保はどうするんだよ!』

『僕も、告白するよ!』

『じゃあ~マジで頑張ろうな! この“告白合宿!!!”』

『おう!』



僕も牧田も、この合宿に力が入ってたんだよ!

マジで! 好きな女の子に【告白】しようと思ってたから、、、!



しかし、、、?

この! 恋愛熱血指導の笠之原先生の教え方がまた、熱くて、、、!

力入りすぎ、、、!


でも、なんとか?

この合宿も終わって、、、。




僕と牧田は、それぞれ好きな女の子に告白する事にしたんだ、、、!





合宿終わりの月曜日、、、。



牧田は、好きな女の子を呼び出した。


『あのさ~放課後! 話したい事があるから図書室で待っててくれない?』

『えぇ!? ・・・ううん。』

『じゃあ! 後で、、、!』

『うん。』



僕も、好きな女の子を呼び出したんだ。


『・・・あのう? あんまり、川西さんと話した事もないんだけど、、、? 

少し時間あるかな、、、?』

『・・・ううん。』





『俺さ! お前の事、ずっと好きだったんだ! 俺と付き合ってくれないか!』

『えぇ!?』

『・・・それとも、他に好きなやつでもいるのか?』

『ううん、いないけど、、、。』

『じゃあ、少し考えてみて、、、!』

『うん。』





『あのね! ずっと川西さんの事が好きだったんだ、、、! だから僕と

付き合ってください、、、!!!』

『えぇ!? ・・・少し、考えさせてくれる?』

『・・・ううん、ゆっくり考えてね!』

『うん。』




こうして、僕も牧田も、お互いの好きな女の子に告白したんだよ!


そして、、、3日後、返事がきたんだ、、、!


先ずは、僕から、、、。


『小久保クン、前の返事なんだけど。 【イイよ!】付き合っても!』

『ホント!?』

『うん!』

『やったーーーーーーーーー!!!』





次は、牧田だ、、、!


『牧田クン! あのね、、、? ごめん、私牧田クンとは付き合えないよ!』

『・・・えぇ!? なんで?』

『私、小久保クンと付き合う事にしたから、、、。』

『えぇ!? ・・・そっか! 分かったよ!』




まさか!? 同じ女の子を好きだったとは、、、?

牧田からは、誰が好きだったのか、、、?

聞かされてなかったんだ、、、!


牧田は、僕が牧田と同じ女の子を好きだって、知ってて告白したのかな?



この事を知ったのも、、、?

僕と付き合った時に、みさちゃんから聞いた話なんだ、、、!


僕と牧田は、この事が会ってからまったく話さなくなってしまったんだ、、、!



・・・僕は彼女は出来たけど、、、?

大切な男友達をなくした、、、。



どっちが良かったのか、、、?

今の僕には、分からないよ、、、。






最後までお読みいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言]  何かを入手すると、一番大事なものからきっちりと失うようにできているような気がします。虻蜂取らずは人生そのものを上手に表現しています。
2019/06/29 17:30 退会済み
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