部活の恋人部の告白合宿に行く事にしたんだ!
僕の学校では、、、?
変な部活があるんだ、、、!
それが、『恋愛部』という部活。
ココで何をするかと言えば、、、?
先ず、男女のコミュニケーションの取り方から。
どういう風にしていけば、、、【恋愛に発展】していくのかとか?
・・・そういう部活。
▽
僕の名前は、『小久保 悟志』18歳で高校三年生だ、、、!
そもそも僕が何故、、、?
この部活を選んだかと言えば、、、?
恋愛経験もないし、それどころか女の子を好きになった事もなかったんだ!
それに、“恋愛初心者”を卒業したかった事もある、、、!
・・・と言っても?
僕たちの年頃の子達は、ほとんど恋愛に興味がない!
僕も、その1人だったけど、、、?
ある時、他のクラスの女の子に興味を持った事から、、、。
僕みたいなやつでも、恋愛に目覚めたのかもしれない、、、!
その女の子は、明るく笑顔が似合う女の子でね、、、!
どうやら、、、? 彼女は彼氏がいないみたいだし!
僕にも、チャンスがあるんじゃないかと想えたからなんだ、、、!
*
僕の気になる女の子の名前は、『川西 みさ』僕と同じ高校三年生。
よくみさちゃんは、仲がイイ女友達と一緒にいるところを渡り廊下で見かけるよ。
僕は、そんなみさちゃんを遠くから見ているだけでも良かったんだけど...。
僕の仲のいい友達に、『牧田』という男友達がいてね!
その牧田に、【恋愛部】に誘われたのも一つなのかもしれない!
▼
『なあ、小久保! どうだ? 好きな女の子でもデキたか、、、?』
『・・・まあ、気になる子はいるけどな!』
『牧田は、、、? いるのか、好きな子、、、?』
『まあな! だから、この部活を選んだんだよ!』
『・・・ふーん、そうか!』
『小久保も、気になってる女の子がいるのは、知ってたんだ! だから
誘ったんだよ!』
『えぇ!? マジで!? 誰か、知ってんの???』
『小久保ってさ~分かりやすい性格だからな~!』
『なんだよ、それ!?』
『でもさ~お互い恋愛上手くいけばいいな~!』
『あぁ!』
『・・・そう言えば?』
『何?』
『次の土曜日から、合宿があるらしいぞ!』
『・・・なんの合宿?』
『“告白合宿”らしいけど、、、。』
『告白って、、、? まだ、まともに女の子と話せないのに、、、?
そんなの無理だよ!』
『まあ~あの先生には、通用しないと思うがな~!』
『恋愛熱血指導の笠之原先生か!?』
『恋愛の事になると、、、? 熱いからな~!』
『・・・あぁ!』
▽
そして、その【告白合宿】の土曜日、、、。
『今日から、【告白合宿】が始まるぞ! 学校の体育館を借りて合宿する!
お前たち! みんな好きな子に【告白】出来るように死ぬ気で頑張れ!!!』
『ははい!』
*
その後、、、少し時間があったから、、、?
僕は牧田と二人で話してたんだ、、、!
『とうとう、始まったな~!』
『あぁ!』
『俺さ! この合宿が終わったら、、、? 俺の好きな女の子に告白
しようと思ってんだ~!』
『マジか!?』
『あぁ、小久保はどうするんだよ!』
『僕も、告白するよ!』
『じゃあ~マジで頑張ろうな! この“告白合宿!!!”』
『おう!』
▼
僕も牧田も、この合宿に力が入ってたんだよ!
マジで! 好きな女の子に【告白】しようと思ってたから、、、!
しかし、、、?
この! 恋愛熱血指導の笠之原先生の教え方がまた、熱くて、、、!
力入りすぎ、、、!
でも、なんとか?
この合宿も終わって、、、。
僕と牧田は、それぞれ好きな女の子に告白する事にしたんだ、、、!
*
合宿終わりの月曜日、、、。
牧田は、好きな女の子を呼び出した。
『あのさ~放課後! 話したい事があるから図書室で待っててくれない?』
『えぇ!? ・・・ううん。』
『じゃあ! 後で、、、!』
『うん。』
僕も、好きな女の子を呼び出したんだ。
『・・・あのう? あんまり、川西さんと話した事もないんだけど、、、?
少し時間あるかな、、、?』
『・・・ううん。』
☆
『俺さ! お前の事、ずっと好きだったんだ! 俺と付き合ってくれないか!』
『えぇ!?』
『・・・それとも、他に好きな男でもいるのか?』
『ううん、いないけど、、、。』
『じゃあ、少し考えてみて、、、!』
『うん。』
★
『あのね! ずっと川西さんの事が好きだったんだ、、、! だから僕と
付き合ってください、、、!!!』
『えぇ!? ・・・少し、考えさせてくれる?』
『・・・ううん、ゆっくり考えてね!』
『うん。』
▽
こうして、僕も牧田も、お互いの好きな女の子に告白したんだよ!
そして、、、3日後、返事がきたんだ、、、!
先ずは、僕から、、、。
『小久保クン、前の返事なんだけど。 【イイよ!】付き合っても!』
『ホント!?』
『うん!』
『やったーーーーーーーーー!!!』
▼
次は、牧田だ、、、!
『牧田クン! あのね、、、? ごめん、私牧田クンとは付き合えないよ!』
『・・・えぇ!? なんで?』
『私、小久保クンと付き合う事にしたから、、、。』
『えぇ!? ・・・そっか! 分かったよ!』
まさか!? 同じ女の子を好きだったとは、、、?
牧田からは、誰が好きだったのか、、、?
聞かされてなかったんだ、、、!
牧田は、僕が牧田と同じ女の子を好きだって、知ってて告白したのかな?
この事を知ったのも、、、?
僕と付き合った時に、みさちゃんから聞いた話なんだ、、、!
僕と牧田は、この事が会ってからまったく話さなくなってしまったんだ、、、!
・・・僕は彼女は出来たけど、、、?
大切な男友達をなくした、、、。
どっちが良かったのか、、、?
今の僕には、分からないよ、、、。
最後までお読みいただきありがとうございます。