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一億年ボタンを連打した俺は、気付いたら最強になっていた~落第剣士の学院無双~  作者: 月島 秀一


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桜の国チェリンと七聖剣【百四十六】


「うーん、今の手順でも()れませんか……。こいつぁちょいと想定外ですねぇ……」


 ディールは大袈裟に肩を竦め、大きなため息をついた。


「あっしの能力もかなり応用の利く方なんですが、旦那のそれ(・・)はまさに規格外だ。攻撃・防御に身体能力強化、挙句の果てには回復までできちまう。まったく、やりにくいったらありゃしやせんよ……」


 奴はそう言って、やれやれと首を横へ振った。

 この様子を見る限り、どうやら大きな(・・・)勘違い(・・・)をしているようだ。


「……なぁ、ディール」


「はい、なんでしょう?」


「随分と余裕そうだが……。俺の攻撃は――まだ終わってないぞ?」


 先ほどの一幕。

 闇の影(ダーク・シャドウ)毒龍の呪尾(ヴェノム・テイル)は、相殺(そうさい)になったわけじゃない。


 俺の闇が、奴の毒を食い破ったのだ。


「ッ!?」


 状況を瞬時に理解したディールは、すぐさま防御体勢に移行した。


「――毒の防(ヴェノム・コー)


「――遅い」


 刹那、研ぎ澄まされた十本の闇が奴の全身に食らい付く。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 連載初期ごろから読んでいて、毎回楽しく読ませてもらっています。 今回もとても面白かったです。 [一言] 3巻と4巻予約させていただきました。 これからも頑張ってください!
[気になる点] 毎日更新するのが理由で原稿用紙1~2枚分しか書かないんですか? [一言] そもそも毎日更新する理由って何か記録をめざしてるんでしょうか?
[気になる点] 1話1話が短いから話が薄く感じる。戦闘シーンなどは一気に読んだ方が疾走感とかがあると思うから(個人の意見)週1投稿又はストック貯めて一気に出した方がいいと思う。 書籍の方で時間が取られ…
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