表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
一億年ボタンを連打した俺は、気付いたら最強になっていた~落第剣士の学院無双~  作者: 月島 秀一


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

306/445

桜の国チェリンと七聖剣【七十七】


 一時間の素振りを終えて部屋に戻った後は、ぐっすり眠ることができた。


 そして――それから数日の間、俺たちはバッカスさんとローズから桜華一刀流の手ほどきを受けた。


 春合宿の期間がわずか一週間と短いこともあり、桜閃(おうせん)夜桜(よざくら)雷桜(らいおう)――突き・袈裟斬り・居合斬りという基本の三種を徹底して磨き上げた。


(凄い、凄いぞ……!)


 桜華一刀流の術理を取り入れることにより、日に日に鋭くなっていく斬撃。

 バッカスさんというこれ以上ないお手本を見ることで、洗練されていく体捌(たいさば)き。


 これまで味わったことのないほど、急激な成長の実感。

 日を(また)ぐごとに研ぎ澄まされていく剣術。


(やれる、やれるぞ……っ。俺はまだまだ強くなれる……!)


 そんな風にして俺は、とてつもなく充実した時間を過ごしていく。

 そして今日、いよいよ『六日目』の修業が終わった。


「「「「「――ありがとうございました!」」」」」


 稽古を付けてくれたバッカスさんとローズへ、しっかり感謝の言葉を伝える。


「ばらららら! 今日もよく頑張ったのぅ! お前さんら全員、初日とは見違えるほど強くなっておるぞ!」


 彼は大声をあげて笑い、満足そうに頷いた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ