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心の中  作者: 小鳥
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羨ましい

あの子がとってもとっても羨ましい………。


なんで私はあの子のようにできないのだろう?どうしてだろう、


あの子の才能が羨ましい、妬ましい、悔しい。


どうして私だけ、どうして私だけ。


あぁでも本当はこんなこと思ってはいけないのだろうな、たいした努力もせずにこんなこと。


こんなことを思ってしまう、考えてしまう私はきっと人間の醜い、愚かな所だけを


集めたような人間なのだろうな。




ふとした瞬間に、日常の何気ない瞬間にそんなことを思ってしまう。


そして言い訳を、屁理屈を、理由を、必死になって考える。


「でも」って。




あの子も私と同じなのにな、保育園も小学校も中学校も高校さえも


同じ、ほとんど同じ道を歩んできたのにな、どうしてだろう………。





あの子は努力するのはあんまり好きじゃない、私の方が好きなくらいだ。


それでもあの子はみんなに好かれるし、勉強だってそこそこできるし、部活動だってすごい。


可愛いし、面白いし、スタイルだって良い、特技もあるし。




ここまで考えてしまってからは一回思考をストップさせないと、もっともっと深みにはまって行ってしまう。


そしてそれからの自己嫌悪。


自分が嫌なやつだって思い知らされる。でも、なくならない劣等感、


自分が大嫌いで、全然自信なんて持てない。


たまに持ててもそれはすぐ圧倒的な才能の前ですくみ、消えていってしまう。


しかもその「たまに持てる自信」というのも、最低な考えから生まれるものだ。


自分より下の人を見て安心して、自信を持つ。


ほら、最低でしょ?




才能なんてものはないと世間は言う。


でもさ、絶対音感とか、音楽関係だったり。


足の速さとか、身のこなしだったり、勉強だったりとかさ。


絶対的な下地の差は、有るとは思わないですか?


音の差がどうやっても分からない人と、もともと分かってるって人とでは、


大きな差が、音楽をしている上で起こるとは言えないのでしょうか?


努力しても分からないことがある、できないことが有ると。


誰も分からないのかな、気ずいていないのかな。



あぁ負のスパイラル、永遠に回っています。














よかったら続きも見てください。


文句とか、批評で良いのでコメントよろしくです。

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