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異世界から召喚されたらしいのですがどうやら間違いだったらしいです。

しかも


「帰るのは難しい」


などと言われたらもう覚悟決めるしかありませんよね…

変に騒いで疎ましく思われ右も左もわからない異世界で捨てられるなどたまったものじゃありません。


「とりあえず、キースに来てもらうか…」

キース?はて…どちら様でしょうか

少なくともこの方達のお仲間の様です

「そうね…こうしてても零は召喚できないし〜この子も帰れないものね〜」

「心に刺さる言い方をするな」

それよりー


と、2人とも私の方を見る


はて…?今の会話に私の入るべき事などありましたかね?


「お前、なんでそんなに落ち着いてんだよ」


あぁ、その事ですか


「そうですね…慌てても帰れるわけではないようなので静かにしているだけですよ」


「「………」」


………?


「ね、ねぇ、この子本当に零じゃないの?」

「当たり前だろ⁉︎零は男だぞ!」

「でも、あの子のあの態度とか零にそっくりじゃない」

「ぅぐ………そういえば」

「な、なによ」

「零がいなくなる前に聞いたことがー」


何故か2人とも突然私を省いてコソコソと話し始めてしまいました…

さて、私はこれからどうしましょうか

恐らくですが私は大々的に呼ばれたようではないですね

ー少なくともよっぽどの理由がない限りこの薄暗いかつ、狭く埃っぽい部屋で召喚なんてものはやらないでしょうから。

となると、やはり間違い召喚の私は殺されるのでしょうか

それはそれで構わないのですがここで生きると(心の中で)豪語した手前、できれば避けるべき事態ですね。

「………あ」

とりあえず、何もないでしょうが周りを見渡してみました、が…なんでしょうか、あの石…


それはもう、とてもキラキラと輝いています

それと同時に不思議な感覚がしました。

懐かしい、と言えばいいのでしょうか?

よく分からない感情ですね

しかし、何故気づかなかったのでしょうか…



思い思いきって石に触ってみましょうか。

“石“と言っても“宝石“…でしょうが



その石はキラキラと輝いて濃い、蒼い色をしています。

そのせいか、目が離せません


もう少しで手が届く、そんな時、


「お前らいつまでこの俺を待たせるんだ!こっちは仕事抜けてきたんだぞ‼︎」


邪魔が入りました。


なのに私は石に魅せられたかのように目を逸らし部屋に入ってきた人物を見ることはありませんでした。


あれ?もしかして入ってきた人があのお仲間さんでしょうか…?




ありがとうございました♪( ´▽`)

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