表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Dear Heart  作者: 藍原未羽
51/57

Other Part3-2




「へぇ。だからそんなに傷心なのか」



傷心…。


あぁ、そうだな。それもかなり重度の。



「……あ、そう言えばさ」



急に何かを思い出したように祥吾が言った。



「この間お前が外回り行ってた時、谷川が何か嗅ぎ回ってたぞ」


「谷川?」



またあいつかよ。


いい加減うぜぇ。



「他のやつは知らんが、俺にはお前の好みを聞いてきたな。

食べ物じゃなくて、女の子の方」



俺の好み知ってどうすんだよ。



「あいつ、最近やたら俺に話しかけてくるんだよな」


「お前のこと好きなんじゃね?」



祥吾の言葉に思わず眉をひそめる。



「俺ケバケバした女嫌いなんだよ」



すんごい厚化粧してて、いかにも媚びてる感じの女。



「ははっ。違う部署でよかったな」


「ホント」



同じ部署とか絶対耐えられない。



「…俺ちょっと自販機行ってくる」


「あ、ついでにジュース頼むわ」



祥吾からお金を受け取り、俺は自販機のある廊下へ向かった。



会えないって、こんなにも辛いんだな。


なんて呟きながら。



─────……………



「ねぇ、祐実。あの女どうなったのよ」


「あの女?」



自販機の隣にある喫煙所から、女の声が聞こえてきた。



どんだけでかい声で喋ってんだよ。


丸聞こえだっつーの。


と、心の中で馬鹿にしながらジュースを選んでいた俺は、次の瞬間、息が詰まった。



「ほら、この前言ってたじゃん。

『Dear Heart』だっけ?

そこで働いてる女脅すんだって」



……は?






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ