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Dear Heart  作者: 藍原未羽
34/57

Sixth-4




「あ、未音。

悪ぃけどちょっと寄り道して帰るな」


「…?…うん」



そう言って、あまり馴染みのない地区に来た冬哉。


しばらくして、とあるビルの前で止まり、封筒を持って入っていった。


すぐに帰ってきたけど、行ってきた時とは違いひどく落ち込んでいる感じだった。



「やっべー…。めっちゃ怒られた…」



何かブツブツ言ってたけど、それだけは聞こえた。



「冬哉…?

怒られたって、もしかして…」



…私のせい?



「…あ、いや、何でもない。何でも。

気にすんな」



気にするなって言われても…。


もう一回聞こうと思ったけど、冬哉に頭をグリグリされたから止めることにした。



─────……………



「そういやさ、未音」



今度こそ私の家に帰っていく途中で、冬哉が思い出したように口を開いた。



「お前さ…、スーパーの袋どこにやったわけ?」


「………あ」



ああぁぁぁぁ!!!!


そ、そう言えば…!!


私は大変なことを思い出してアタフタする。



「たぶん…、あの時だ…」



あの時落として、そのまま警察に行ったから…。



「……うぅ。あの中に晩ご飯があったのに…」



お金はほとんど残ってないから、今から買いに行くことはできない。


今日はご飯抜きかぁ…。


私はガックリして俯いた。


すると冬哉が、「なぁ、未音」と話しかけてきた。



「俺から一つ提案があるんだけど」


「…?」



そう言った冬哉は、何故か楽しそうな顔をしていた。






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